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2009/11/09

オスカーノユクエVol.334 「11/6 - 11/8 全米BoxOfficeリポート

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◇ オスカーノユクエ メールマガジン

   2009/11/2発行 第334号
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◇ 「11/6 - 11/8 全米BoxOffice リポート」
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◆◆◆ チャート・アクション

1 新 Disney's クリスマス・キャロル
2 ↓ マイケル・ジャクソン THIS IS IT
3 新 The Men Who Stare at Goat
4 新 THE 4TH KIND フォース・カインド
5 ↓ Paranormal Activity
6 新 The Box
7 ↓ Couples Retreat
8 ↓ Law Abiding Citizen
9 ↓ かいじゅうたちのいるところ
10 ↓ ATOM

ロバート・ゼメキス監督がパフォーマンス・キャプチャー技術
を駆使して作るCGアニメーション映画第3弾となる「Disney's 
クリスマス・キャロル」が3683館という拡大公開で首位デビュ
ーを果たしている。「オリバー・ツイスト」などで知られるイ
ギリスの有名作家チャールズ・ディケンズの同名小説は、これ
まで幾度となくハリウッド映画化されてきたが、CGアニメーシ
ョン映画として製作されるのは今回が初めて。また、初めての
3D映像化となる。

クリスマス・シーズンにはまだ早いこの時期に公開されたのは、
年末公開を控えるジェームズ・キャメロン監督「アバター」な
どの超大作との対決を避けるためとも見られるが、パフォーマ
ンス・キャプチャー映画第1弾「ポーラー・エクスプレス」が
同時期に公開され、ロングラン興行で1億8000万ドル超を稼いだ
実績によるところが大きい。オープニング興収は3100万ドルで、
「ポーラー~」(同2300万ドル)との比較では大きく水をあけ
るヒットスタートを切っているかに見える。ただし、1館あたり
のアベレージは決して優秀なものとはいえず、1作目の「ポーラ
ー~」と比べて映像自体に真新しさがない分、息の長い興行を
望むのは難しそう。「ポーラー~」ほどのヒットにはなりそう
もない。1億ドルラインの攻防となりそうで、、2億ドルといわ
れる製作費を国内だけで回収するのは絶望的だ。

2位の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は前週比39.7%減
と落ち込みを最小限に留める粘り腰の興行。興行が4週間に延長
されたことを受け、客足が鈍ることも予想されたが、マイケル・
ファンの興味を惹き続けることに成功したようだ。とはいえ、
2週間で5780万ドルという興収は予想をはるかに下回る数字。
キング・オブ・ポップの名にふさわしい興行とは言いがたい。

ジョージ・クルーニー主演の風刺コメディー「The Men Who Stare 
at Goats」が3位にランクイン。見つめるだけで羊を殺すことが
できるという超能力者たちが集まって結成された軍隊を取材する
レポーターが、とんでもない争いに巻き込まれていく。クルーニ
ーとは盟友関係にあるグラント・ヘスロフ(クルーニー監督作
「グッドナイト&グッドラック」で共同脚本)がメガホンをとり、
ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシ
ーら豪華キャストが名を連ねた。2443館の公開で1330万ドルとい
う興収は、クルーニー主演作としては物足りない数字だが、万人
受けしにくいジャンルであることを考えれば及第点か。ちなみに
これだけのキャストを揃えながら、製作費は2500万ドルに抑えら
れており、国内だけでその回収は達成できそうだ。

4位には超常現象スリラー「THE 4TH KIND フォース・カインド」
がランクイン。宇宙人との遭遇に関する4段階の基準において、
第4種(拉致)の経験を持つ者たちがその体験を語った録画テー
プを元に再現された実録的スリラー。2527館の公開で1250万ドル
の興収と物足りない成績に終わったのは、今週も5位に粘った同
系作品「Paranormal Activity」の影響によるものか。批評家か
らも総バッシングを食らう結果となっており、次週以降は厳しい
興行を余儀なくされそうだ。

6位の「The Box」はキャメロン・ディアス主演のスリラー。ある
日、玄関に置かれていた1つの箱。その箱は、見知らぬ他人の不
幸と引き換えに大金を手に出来る力があると言うのだが……。
2635館で公開されるも、興収は780万ドルと振るわず。キャメロン
主演作としては過去最低水準のオープニングで、配給のワーナー
にとっても頭の痛いところだろう。

来年のアカデミー賞で大本命と目されている「Prescious:Based 
on the Novel "Push" by Sapphire」が18館で公開され、1館あた
りのアベレージ10万ドルという恐ろしい数字をはじき出した。
この数字は実写映画としては史上3番目となる快記録で、その注
目度の高さを実証する結果となっている。10作品に拡大された
作品賞ノミネート枠に入るのはほぼ確実で、この勢いなら受賞も
圏内。オプラ・ウィンフリーなど大物たちの支持を追い風に、今
後も順風満帆の航海を続けることになりそうだ。

では次回に続きます。
Text by gwin

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