2009/08/28
オスカーノユクエVol.325 「8/21 - 8/23 全米BoxOfficeリポート
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ オスカーノユクエ メールマガジン 2009/8/28発行 第325号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アカデミー賞情報満載!サイト「オスカーノユクエ」はこちら http://oscar-no-yukue.com ==================================================== ◇ 「8/21 - 8/23 全米BoxOffice リポート」 ==================================================== ◆◆◆ チャート・アクション 1 新 イングロリアス・バスターズ 2 ↓ District 9 3 ↓ G.I.ジョー 4 ↓ きみがぼくを見つけた日 5 ↓ Julie & Julia 6 新 Shorts 7 ↓ スパイ・アニマル Gフォース 8 ↓ ハリー・ポッターと謎のプリンス 9 ↓ 男と女の不都合な真実 10 新 Post Grad クエンティン・タランティーノ監督待望の新作「イングロリアス・ バスターズ」が予想以上の興収をあげて首位デビューを果たした。 カンヌ国際映画祭コンペにも出品されたこの新作は、76年に製作さ れたイタリア映画「地獄のバスターズ」のリメイクとアナウンスさ れているが、ブラッド・ピット扮するレイン大尉が率いる“バスタ ーズ”が活躍するエピソードの裏で、両親を殺されたある少女がナ チに復讐を果たさんとするエピソードが同時に描かれており、ほぼ タランティーノのオリジナルと言って差し支えなさそうだ。 カンヌでは賛否両論に分かれ、無冠に終わった「イングロリアス~」 だが、本国アメリカでは予想外に寛容に受け止められた。3165館で 封切られた本作は、最初の週末だけで3800万ドル超を売り上げる大 ヒットを記録。これはタランティーノ監督作としては「キル・ビル Vol.2」の2500万ドルを軽々と超えるNo.1ヒットで、94年「パルプ・ フィクション」以来の1億ドル超えも期待される。主演のブラッド・ ピットがこの大ヒットに大きく貢献しているのは間違いないが、お そらく最初の週末に劇場まで足を運んだファンの多くは、アクの強 いタランティーノ節を期待して駆けつけたに違いない。 タランティーノ映画の間口は決して広くないので、次週以降はガクッ と数字を落とす可能性もあるが、目標の1億ドルには何とか手が届く のではないか。すでに本作のプリクエール製作も用意していると嘯 くタランティーノだが、このヒットを受け、案外近い将来に実現し てしまうかもしれない。 この週末、盟友タランティーノとの興行対決が注目されていたロバ ート・ロドリゲス監督の新作「Shorts」は6位にランクイン。「イン グロリアス~」とほぼ同じ3105館で封切られたが、興収は約6分の1 となる640万ドルに留まった。 完全にターゲットをファミリー&キッズ層に絞った本作だが、過去 にロドリゲスは同系の「スパイ・キッズ」で成功を収めており、3D が売りだった3作目にいたっては1億1100万ドルもの興収をあげてい る。同ジャンルに関しては勝手知ったるはずのロドリゲスだが、今 回の新作は完全に当てが外れたようだ。 他、先週トップの「District 9」は前週比51%のダウンを喫したも のの、総興収は7200万ドルを突破。1億ドル台に手が届きそうだ。 3位の「G.I.ジョー」は総興収1億2000万ドルを突破しているが、1億 7500万ドルとされる製作費の回収は国内だけでは難しそう。続編の GOサインは出そうだが、製作費は抑えられるかもしれない。 7位「スパイ・アニマル Gフォース」も総興収1億ドルを突破。さすが はジェリー・ブラッカイマー、市場のニーズをよく把握している。 8位「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は2億9000万ドルを突破。 3億ドルにも手が届く勢いだ。残る2作品は更なる興収アップが予想 され、最後までレベルの高い興行を続けることになりそう。 では次回に続きます。 Text by gwin ------------------------------------------------------------------------ 『オスカーノユクエ メールマガジン』の購読登録と解除は http://oscar-no-yukue.com で行って下さい。 メールアドレスの変更は 【解除&新規登録】でお願いします。 ------------------------------------------------------------------------ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。(http://www.mag2.com/) ------------------------------------------------------------------------


