2009/01/26
オスカーノユクエVol.294 「1/23 - 1/25 全米BoxOfficeリポート」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ オスカーノユクエ メールマガジン 2009/1/26発行 第294号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アカデミー賞情報満載!サイト「オスカーノユクエ」はこちら http://oscar-no-yukue.com ==================================================== ◇ 「1/23 - 1/25 全米BoxOffice リポート」 ==================================================== ◆◆◆ チャート・アクション 1 → Paul Blart: Mall Cop 2 新 アンダーワールド・ビギンズ 3 ↓ グラン・トリノ 4 ↑ Hotel For Dogs 5 ↑ スラムドッグ$ミリオネア 6 ↓ ブラッディ・バレンタイン3D 7 新 Inkheart 8 ↓ Bride Wars 9 ↑ ベンジャミン・バトン/数奇な人生 10 ↓ Notorious 先週トップの「Paul Blart: Mall Cop」が驚異的な粘り腰で 2週連続トップの座を死守。前週からの落ち込みをわずか32% に抑え、2150万ドルを売り上げた。これでトータル興収は早 くも6400万ドル超となり、1億ドルの大台も見えてきた。 ケヴィン・ジェームズはこの一作で一躍次世代のスターの座 についた感。次回作の予定はまだアナウンスされていないが、 激しい争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。 シリーズ3作連続の首位デビューを狙った「アンダーワール ド・ビギンズ」は、コメディ映画界の新星の反撃を食らい2位 スタートとなった。 2942館の封切りで、3日間興収は2070万ドル。これは1作目と ほぼ同等の数字で、3207館の公開で2600万ドルを売り上げた 2作目に比べるとやや劣る水準だ。とはいえ、前2作の前日譚 となる本作は、シリーズの顔である主演のケイト・ベッキン セールが登場しない亜流のような続編。主演スターを欠いた 新作でこの数字ならまずは御の字と言える。さらに設定を変 えた新たな続編話も浮上するかもしれない。 監督は前2作を足がかりにトップ監督に出世したレン・ワイ ズマンから、本作がキャリア2作目となる新人パトリック・ タトポロスにスイッチ。前2作の視覚効果担当からの大抜擢 となる。ちなみに、前2作に登場の人気キャラクター、ライ カンを演じたマイケル・シーンとビクター役のビル・ナイは 本作にも登場する。 ゴールデン・グローブ賞受賞を受け、上映館数を一気に1411 館まで拡大した「スラムドッグ$ミリオネア」が5位にジャ ンプアップ。1館あたりのアベレージも7477ドルとマズマズ で、アカデミー賞後も含め、長い賞レース効果が期待できそ う。トータル興収はこれで5590万ドルに達しており、アカデ ミー賞の結果次第では1億ドルの大台突破も見えてきた。 7100万ドルを稼いだ「サイドウェイ」、1億4300万ドルの大 ヒットとなった「JUNO/ジュノ」など、賞レースを絡めた興 行のうまさに定評のあるフォックス・サーチライトの本領発 揮と言えそうだ。 ちなみに同社配給の「レスラー」も、ミッキー・ロークのゴ ールデン・グローブ賞受賞を受けて422館の増館に打って出 て、ランキングを14位まで上げている。こちらもアベレージ 良好で、アカデミー賞次第ではさらに数字を伸ばせそうだ。 ニューライン(ワーナー)配給のファンタジー・ムービー 「Inkheart」は2655館で封切られるも、770万ドルの興収し か稼げず惨敗。本の中を自由に行き来する主人公たちの冒 険を描いたファンタジーで、主演は近年スターパワーを復 活させてきたブレンダン・フレイザーだが、集客にはつな がらなかった。これでニューラインは自社を破滅に追いや った「ライラの冒険/黄金の羅針盤」に続き、2作続けて ファンタジー映画で失敗したことになる。「ロード・オブ・ ザ・リング」シリーズ大成功の余波がこんな形で現れると は、映画興行の恐ろしさを改めて痛感させられる思いだ。 では次回に続きます。 Text by gwin ------------------------------------------------------------------------ 『オスカーノユクエ メールマガジン』の購読登録と解除は http://oscar-no-yukue.com で行って下さい。 メールアドレスの変更は 【解除&新規登録】でお願いします。 ------------------------------------------------------------------------ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。(http://www.mag2.com/) ------------------------------------------------------------------------



