2009/01/19
オスカーノユクエVol.293 「1/16 - 1/18 全米BoxOfficeリポート」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ オスカーノユクエ メールマガジン 2009/1/19発行 第293号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アカデミー賞情報満載!サイト「オスカーノユクエ」はこちら http://oscar-no-yukue.com ==================================================== ◇ 「1/16 - 1/18 全米BoxOffice リポート」 ==================================================== ◆◆◆ チャート・アクション 首位デビューを果たしたのは、ソニー・ピクチャーズ配給の コメディー映画「Paul Blart: Mall Cop」。「最後の恋の始 め方」でウィル・スミスに恋の手ほどきを受けるモテない男 を好演してブレークしたケヴィン・ジェームズ単独主演作だ。 ジェームズは前作「チャックとラリー」でアダム・サンドラ ーと共演してまずまずのヒットを飛ばすも、映画はラジー賞 に複数ノミネートされるなど批評家からはコキ下ろされた。 とはいえ、ジェームズ自身はスターたちのネームバリューを 借りて作品をヒットさせ、着実に自らの知名度を上げること に成功した。そして本作で晴れて単独主演、いきなりのスマ ッシュヒットをかっとばすにいたった。 3146館の封切りで、オープニング3日間の興収は3300万ドル とすばらしい売り上げ。この数字だけ見ると、すでにジェー ムズはサンドラーやジム・キャリー級の集客力を誇るスター ということが出来る。好感度の高い受難型おデブキャラとい うことで、ベン・スティラーやウィル・フェレル、ジャック・ ブラックなど、今をときめくコメディ・スターらにはない魅 力を秘めている。今後の作品にも注目したい。 先週トップの「グラン・トリノ」は先週からの落ち込みをわ ずか24%に抑えて2位をキープ。トータル興収は早くも7700万 ドルに達している。イーストウッド主演作のこれまでの最大 のヒット作は「許されざる者」の1億150万ドル。この調子で いけば記録更新は間違いなく、俳優としての最後の作品を最 高の形で締めくくることが出来そうだ。 3位には「ブラッディ・バレンタイン 3D」がランクイン。タ イトルの通り、3D映像で恐怖の惨劇が語られる。おそらくホ ラー映画が3Dとして劇場公開されるのは初の試みで、物珍し さも手伝ってか、2584館の封切りで2300万ドルを売り上げる ヒットを記録した。3D映画は昨夏の「センター・オブ・ジ・ アース3D」がスマッシュヒットを記録したように、今BoxOffice でも確実に客を呼べるジャンル。ホラー映画で客層を選ぶと はいえ、そこそこの売上げが期待できそうだ。 4位の「Nortorious」は、90年代に活躍した人気ラッパー、 ノトーリアス B.I.Gの半生を描いた伝記映画。ブルックリン 出身のクリストファー・ウォレス青年がどのようにして成功 を掴み、そして短い生涯を終えることになったのか。配給は 「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞受賞を狙うフ ォックス・サーチライト。1638館の封切りで2150万ドルと高 いアベレージを記録する大ヒットとなっている。TOP10圏内 ではもっとも高いアベレージを記録しており、この手のジャ ンル・ムービーが黒人層の集客力に優れていることが改めて 証明された。 5位の「Hotel For Dogs」はパラマウント製作のファミリー・ ムービー。両親の都合で犬を飼えない兄弟が、廃ホテルを捨 て犬たちの住処に大改造してしまう……という物語。「ホー ム・アローン」の動物版とでもいうような映画で、パラマウ ントとしてはファミリー層に大いにアピールしたいところだ ったが、3271館と拡大公開に打って出るも、興収は1770万ド ルと今ひとつの成績に終わった。やはりファミリー・ムービ ーのマーケティングではディズニーには遠く及ばないようだ。 では次回に続きます。 Text by gwin ------------------------------------------------------------------------ 『オスカーノユクエ メールマガジン』の購読登録と解除は http://oscar-no-yukue.com で行って下さい。 メールアドレスの変更は 【解除&新規登録】でお願いします。 ------------------------------------------------------------------------ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。(http://www.mag2.com/) ------------------------------------------------------------------------


