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2008/07/13

コスト削減ニュース“ 削減最前線 ”第67号

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         『 社員のやる気に火をつける!“コスト削減最前線” 』      
                 
            発行: 株式会社コスト削減総合研究所         
                http://www.sakugen.org             
                                             
                              社長室 広報担当 岩崎             
                                            
        2008年7月10日号  【第67号】   読者4,580名        
 
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                      まえがき 
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     世界が注目するG8サミットが、7月9日を持って終了しました。
     弊社が 『流通サミット2008 in 洞爺湖』 を開催した、あの
     “ザ・ウィンザーホテル洞爺”に世界のトップたちが集まり、熱い
     議論を3日間戦わせたわけです。
 
     これで世界の環境問題が良い方向に向かってゆくのか、それとも…。
     いづれにせよ温暖化は待ってくれません。それだけは不変です。
 
     ところで、このG8サミットで議論がなされた長期目標などの世界の
     今後も大事なのですが、その大きな目標の前に読者の皆様や我々
     に近い、自社の取組みや目標がもっと大事になってくるのではないで
     しょうか。
 
     聞き慣れた方もいるかも知れませんが、『省エネ法』・『温対法』と
     いった“身近な”法律にも今後は注目すべきです。いや、知っておか
     なくてはいけないところまでもう来ています。
 
     そこで今回は 『省エネ法』 についても触れてみたいと思います。
     いったい我々にはどんな規制がかかってくるのか。
     経済界の反発、かたや各企業の猛烈な環境対応のアピール。
     今後もいろいろと目が離せません。
 
     そして、こちらからも目を離してはいけません。
     常にビジネス部門100位以内をキープするようになった、絶好調な
     【Mr.カーボン】のブログ。今週も要チェックです。
     ↓↓↓
      『 CO2削減ドットコム 』
     http://ameblo.jp/co2sakugen/

     〔削減小僧〕

 
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       INDEX  
   ┗━━━━┛
 
   ★★★  『省エネ法』 のこと、ご存知ですか?大事です!
 
    ★★  いよいよ電力会社も値上げ宣言?!
     
     ★★★ “一点突破 全面展開”は電気だけにあらず!

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     ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
         ★★★ 『省エネ法』改正 のこと、ご存知ですか?大事です! 
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    サミットでも焦点となった温暖化ガス排出問題。
    2050年半減やセクター別アプローチ、国別総量目標・・・・
    目まぐるしく飛び交う情報や様々な規制。
 
    とにかく旬な情報、正しい情報を積極的にインプットしていかなくては
    ならない状況に個人も企業もなってきました。
 
    そこで今回は “『省エネ法』の改正”を取り上げてみます。
    なぜなら企業にとってまさに旬だから、です。
 
    いままで工場など製造業の方などしか恐らく馴染みがなかったであろう
    この『省エネ法』、5月23日に改正法案が可決され、いよいよ産業部門
    の枠を取り払って、業務部門・家庭部門にも法規制の網がかかってき
    ます。
 
    そもそもこの『省エネ法』、一体なに?!
    という方もいるかと思いますので、簡潔に解説を。
 
    【省エネ法(省エネルギー法)】
    「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の略称です。
    工場や建築物、機械器具についての省エネルギー化をすすめ、無駄なく
    効率的に使用するための法律。
    1979年に制定され、以後1998年、2005年に改正。
 
    現在までは、
    1) 工場・事業場に関するエネルギー管理についての規制の一本化
    2) 運輸分野への省エネルギー対策の導入
    3) 建築物への対策の強化
 
    などが行われてきましたが、現在の温暖化の危機的な状況から、もっと広く
    規制し、省エネ対策を強化しなければならない!ということで、主に工場や
    運輸などが対象だったのが、エネルギー消費が増加の一途を辿っている
         民生部門(業務・家庭)へと広がる、というのが今回の改正です。
 
    業務部門とは事務所ビル、小売卸売業、飲食店、ホテル、学校、
    病院、その他サービス業を指します。読者の皆様のなかにも含まれる
    方は多いのではないでしょうか。
 
    ☆改正される点
     ↓↓↓
    今回の改正では規制の単位も見直されることになります。
    いままでは“事業所単位”、つまり拠点・店舗それぞれ個別で見られて
    いたのが、“事業者単位”、つまり1社全体で見られるようになり、全社で
    エネルギー管理の義務が発生します。したがって拠点・店舗の大小にかか
    わらず会社として取り組んでいくことが義務化されるのです。
 
    さらにもうひとつ!
    業務部門の中でも業種ごとに省エネのベンチマークが策定され、自社が
    業界内でどのレベルにいるのかがハッキリ分かる上、業種によっては他業
    種よりも締め付けが厳しいということも当然あり得る話なのです。
    横一列でスタートではありません。
 
    前述の通り、省エネ法の改正については先日の5月23日に参議院の
    本会議第13号で可決が成立。
    【ちなみにその前日の22日には、(Mr.削減)がこの改正法案を審議する
    参議院の経済産業委員会に民間代表の参考人として出席し、意見を
    述べてきました。】
    ≪↓参考ブログ↓≫
    http://ameblo.jp/co2sakugen/entry-10099513122.html
 
    そして、来年の4月1日から施行です。
    エネルギー管理の義務・エネルギー管理統括者等の選任義務・中長期
    計画の提出義務・エネルギー使用状況等の定期報告義務・・・・
    義務・義務・義務、そして義務のオンパレードです。
 
    そうなるともう各企業はやらざるを得ません。来年の規制が始まってから
    では明らかに遅いのです。
 
    あなたの会社はどうですか???
    意外と経営者の方でもご存知ない方、多いです。
 
    〔削減小僧〕


      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          ★★  いよいよ電力会社も値上げ宣言?! 
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
    いろいろなものの価格が容赦なく高騰しています。
    『○○、△%値上げ』が、毎日のように新聞紙面を飾ります。
 
    我々の生活はこの先どうなるのか!
    いやが応でも変化しなければなりません。個人も、企業も。
 
    コスト総研のお客様で最も影響を受けるのが、何と言っても“電気代”
    です。他でもないエネルギーの高騰により、燃料費が上がっているから
    です。
 
    事実、この7月から「燃料調整費」が上がっていますから、この夏の電気
    料金は前年比105〜110%で読んでいる企業が多いのではないかと
    思います。
 
    これは大きいですよ。たとえ5%UPであっても、年間1億円の電気料金を
    払っていればフツウに使って500万円増。利益率が例えば10%の会社で
    あれば、5,000万円の売上が吹っ飛ぶことになります。
    フツウに使っていて、これです。稼動が上がればもっと・・・・。
 
    さらに電力会社は、この燃料調整費のアップだけではまかないきれず、
    この9月をめどに電気料金の仕組み自体を抜本的に見直し、さらなる
    値上げをしていくことを発表しました!
    http://www.asahi.com/business/update/0627/OSK200806270093.html
 
    これはガソリン200円突破のレベルではありません。
    夏が終わり、秋から冬にかけて大幅に電気料金が上がるのですから。
    今のところ全ての電力会社ではありませんが、足並みは間違いなく揃って
    くるでしょう。
 
    ところで会社の電気料金のことばかりも考えていられません。
    家庭の電気料金も然りですから、対策は必要です。地球環境のことも
    考え、エアコンは控えめに。主電源はこまめにOFF。
 
    まさに国民の省エネ意識が試される時代(とき)の到来です。
 
 
     ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          ★★★ “一点突破 全面展開”は電気だけにあらず !  
     ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
    先だっての名古屋でのセミナー(題名:[楽しいコスト削減で企業競争力
     強化」の参加者である東陽倉庫様という会社から、セミナー終了後に、
       「是非自社の取り組みについての評価をして欲しい!」との要望があリま
        したので、早速に【Mr.カーボン】が名古屋に行ってきました。

    以下、その際の話を【Mr.カーボン】から聞きました。

    元々、講演終了後に、「わが社でこういう運動に参加し協力してくれた仲間
        を代表して運動の内容を紹介いたしたくメールした次第です・・・・。」
        との内容のメールが届けられるくらいですから、かなり高いレベルのコスト
        削減の取り組みを全社一丸で行っていました。
 
    その際、組織に“物を大事にして無駄を省く習慣”を付けるために使われた
    のが、「社内廃棄物の分別の徹底による、コスト削減を通じた経費・効率化
    意識の“現場”での醸成」でした。

    つまり、まず、同社がコスト削減が継続してできる組織を作るため“一点突破
     全面展開”の道具とし使ったのが、社内廃棄物の分別及びリサイクルの徹底
       だったのです。
 
    しかし、ひとことで社内廃棄物といっても非常に種類も多く(廃材、廃棄
      ラップフィルム、ビニール紐、段ボール、廃棄パレット、くぎ等鉄くず、
        紙芯、帯鉄、アルミバンド・・と同社では11種類もありました)その分別
        の徹底には大変な苦労をしたようです。
 
    この運動が始まったのは2002年9月です。社内では、TCC運動と呼ばれ、その
    成果としては活動する前と比べて半期で500万円以上の廃棄物の処理コスト
    の削減につながりました。

    しかし、最大の成果は、廃棄物に特化したコスト削減の取り組みにより、
    社員一人ひとりに自覚と協力・参加意識・当事者意識が芽生えたことでした。
    “自分たちはやればできるんだ!”“まず、やれると考えることから始め
     よう!”

    今回の一連の取り組みの本来的な効果は、「現場」があらゆる物に目を向ける
    ようになったことだと担当役員は仰っていました。

    そしてその後、この流れは「水道光熱費の前年実績5%の削減運動」へと
        発展し、現在は『エコステージCOOLBIZ運動』(事務所業務用冷房運用の
        徹底、服装の環境順応対応化、節電の徹底、毎月実績報告の徹底)に
        引き継がれています。

    さらに、今年の大型連休中にその成果が最大限に発揮されました。『GOLDEN 
        WEEK 引越/什器総入替プロジェクト』の大成功です。
    
    「1階が駐車場、2階3階が事務所(延べ910平方メートル/社員数約60名)」
         の内装改装工事と使用什器備品の総入替です。
   
    通常であれば、これだけの工事では1階駐車場にまず仮オフィスを設置して
         各階毎に工事期間中移転してもらいながら工事をします。
    (仮オフィス設置を前提にするなら設置移転回復だけで、5百万円は要したと
          見込まれます⇒これがなんとタダ!)
    これを関連の3部署がプロジェクトチームを組成し、3月中旬以降ミーティング
    を重ね、業者と相談しながら作業工程表を作成し、プロジェクトを推進しま
        した。

        結果、何と4月からの1ヶ月と5月の連休の4日間で、一日の休業もなく完璧な
    引越しをやり遂げてしまったのです。しかも、連休明けの7日からは通常営業
        だったそうです。
   
    当然ながら 業者の力と協力がなければ出来なかったものの、経費・効率化
        意識であり、参加・当事者意識が既に根付いた「プロジェクトチームメンバー
    の段取り/リーダーシップ/スタッフ全員のチームワークの重要性」を再認識
     した珠玉のプロジェクトだったとの役員の言葉が全てを物語っています。

        たったひとつの当たり前のことを、繰り返し、ちゃんと、やり続けることが
       できる「現場」は、実は何でもできる「現場」なのです。

    このように、【Mr.カーボン】は報告をくれました。またひとつ、“一点突破
       全面展開”が「現場」で証明されて嬉しそうでした。それも、いつも「電気」
    ではなく「廃棄物」でも証明されて!

    「電気」が見えれば会社が伸びる!「廃棄物」の処理がちゃんとできれば
         会社は伸びる!皆さんは身近な何かを見逃していませんか・・・・。 
 
    〔削減小僧〕

 
 
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