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2009/02/01

日本の伝統マガジン【2月号】

日本の伝統マガジンは 日本の伝統/サーチエンジン【J-tra】が発行しています
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■■■■//■■■/// 日本の伝統マガジン 2001/02/01 No.051
//■////■/■// 第51号
//■/■■/■/■■/  http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
■■■////■/■// 広告・情報 mailto:good4019@yahoo.co.jp  
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ジャパニーズ・トラディション http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
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INDEX

【1】未来の書道<第51回>── 畑中壺竹氏寄稿
【2】煎茶道との出会い<第50回> ── 猪狩翠昌氏寄稿
【3】右脳できく邦楽 <第24回> ── 伊藤多喜子氏寄稿


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新年、あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとりまして、幸多き一年となりますことを
お祈り申し上げます。
今年も「日本の伝統メールマガジン」をよろしくお願い申し上げます。

管理人

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【1】 〜未来の書道  - 雅号 -〜
by 今日も書道(書は文化を作る、改め)http://nice.ciao.jp/
無派閥書道ネットhttp://syo-do.net/ 代表世話人  畑中壺竹氏
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今回は書のサインと関連のことを考えてみたいと思います。

書家の名前はたいてい中国語みたいな名前になっています。雅号です。
本来自分で名乗るペンネームで、日本では俳号や筆名や芸名・ハンドルネーム
なども同列です。書道の師匠によっては上達の証として与える場合もあるよう
です。

中国の明末清初の書家傅山(ふざん)は、初名は鼎臣、のち改めて山。あざなは
青竹、青山、仁仲など、別号も非常に多く石道人、嗇廬、朱衣道人など30近く知
られています。これは明を倒して北方民族の清が新政権を樹立、明時代の文化人
を公務に採用しようとしていたので、その手から逃れるために放浪し名前もよく
変えたためです。
美術品の鑑定でサインは重要なポイントになりますが、傅山の場合はどんなサイ
ンをしようと、その作品のすばらしさでよく売れ、その評判が広がったら政府の
追っ手がくるので、また居場所と名前を変えることとなったようです。

日本の古筆にはサインがありません。作品のよさで価格が決まったので有名な書
家でもサインは不要だったのでしょう。著作権意識がなかったし模倣は犯罪では
ありません。

今の書道作品には雅印が押してあることがほとんどです。その作品が習作ではな
く完成品であることの目印になっています。雅印には名が彫られています。本名
や雅号やその中の一文字などです。鑑定の際には重視されます。

夏目漱石、二葉亭四迷、松尾芭蕉など作家のペンネームと同様で、印象的な号は
魅力のひとつでもあります。


さて、「元気」をテーマのWEB公募書道展が開幕しました。
いつもと違ったハンドルネームでの出品も可能です。
(プレゼントの送り先名は公開しません)
お誘いあわせご出品ください。

'09WEB公募書道展 http://syo-do.net/2009/



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【2】 〜 煎茶道との出会い<第48回>〜
    by 煎茶教室 翠昌会 猪狩翠昌氏
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/senntyakyousitu.index.html 
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喪中なのに

昨年夏に私の母を亡くし、この正月は喪中の身です。年末年始の挨拶も遠慮して
、年賀状も出さず、家元新年会も遠慮しました。
それで、社中の初煎会もせず、静かに稽古始めをするつもりでいました。
しかし、稽古に来られる方達には、少しでも新しい年を感じるような席にしてあ
げたいと、干支の牛・今年の勅題「生」をどのようにアレンジするか、年末から
頭をひねり続けていました。
牛は茶碗と急須に赤べこの可愛い絵付けのものを用意し、香合も青磁の牛、蓋置
きも水牛の角でできたもの、などです。問題は「生」。
生長・長生き・誕生など、あれこれ「生」に関する言葉を考えて、私の持ってい
る物と照らし合わせ、長生き・長寿を願う気持ちを表すことにしました。
床の軸は、黄檗山万福寺、第60代管長、泰山筆の「萬歳緑毛亀」(バンザイリョ
クモウノカメ)。
亀は長生きすると体に緑色の毛が生えてくるそうで(ホント?)長寿をめでる言
葉。喪中なのに萬歳?とも思いましたが、私と社中の方たちの、今年一年の無事
を願い、さらに、皆が元気で長生きできますようにとの祈りも込めました。
花は、梅を予定しましたが、あいにく花屋さんには気に入った枝ぶりのものがな
く、作戦変更で、苔松とバラで「不老長春」の取り合わせに。不老長春=長生き
です。
喪中なのに松を使うのに躊躇しましたが、ナガイキナガイキをここでも祈りまし
ょう。
さて、それぞれのお点前の道具を考えているうちに、稽古始めだけど、同じお点
前を何人かで役を分担してお茶を淹れる、通仙点前をしてみるのはどうかしら?
と、思い始めました。
やや遊びの要素の入ったお点前です。
それでは、茶布敷は?昨年の茶会の紅茶点前で使った宝尽くしのものに。
茶巾筒と盆巾筒は雲鶴文の染付。新年らしく青竹の茶合。水注は鳳凰唐草文。
なんかにぎやかに、華やかになってきちゃいました。
頭の中で、これで喪中?こんなにしちゃっていいの?っていう自分と、まぁ、そ
う固いこと言わずにっていう自分が小競り合いしていました。
これなら初煎会をしても良かったかな?

下のアドレスからご覧ください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/21nenkeikohajime.html


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【3】 〜右脳できく邦楽 <第24回>音楽以外にも〜 
    by ノートジャパン 伊藤多喜子氏
    http://mypage.odn.ne.jp/home/notejapan
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2月には、私の恩師である江戸端唄の御家元(故 里美春枝 師)の祥月命日がある。
もう江戸端唄のお稽古はできなくなったので、毎年、2月になると御家元のことを
懐かしく思い出している。思い出はたくさんある中で、ひとつご紹介してみたい。

当時、私はまだ20代の常識知らずだったこともあり、箸の上げ下げからお辞儀の仕方
まで、厳しいご指導をいただいていた。そのため、お稽古中の私の頭の中は「礼儀作
法」だけでもういっぱい。
今では笑い事のようだけど、音楽的なことに意識をもっていく余裕もないくらいだっ
た。
たぶん顔つきも言動も緊張でピリピリ・イライラしてて、未熟きわまりない様子だっ
たにちがいない。

そんなとき、御家元がふと、「気を遣うんじゃなくて、心を配りなさいね」とおっし
ゃった。
私ははっとした。
このニュアンスをなんと言えばいいんだろう。
とにかく、ピリピリしながら気を遣われたところで、相手は居心地悪くなるだけかも
しれない。
「心を配る」には、恩着せがましくない、あったかい思いやりのイメージがある。

御家元が他界されてもう8年。
端唄という音楽以外にも、たくさんの教えをいただいた。



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