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2008/06/04

日本の伝統マガジン【6月号】

日本の伝統マガジンは 日本の伝統/サーチエンジン【J-tra】が発行しています
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■■■■//■■■/// 日本の伝統マガジン 2008/06/1 No.044
//■////■/■// 第44号
//■/■■/■/■■/  http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
■■■////■/■// 広告・情報 mailto:good4019@yahoo.co.jp  
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ジャパニーズ・トラディション http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
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INDEX

【1】書道界と実用<第44回>── 畑中壺竹氏寄稿
【2】煎茶道との出会い<第43回> ── 猪狩翠昌氏寄稿
【3】右脳できく邦楽 <第12回> ── 伊藤多喜子氏寄稿


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【1】 〜 未来の書道  -衛夫人の「筆陣図」-〜
by 今日も書道(書は文化を作る、改め)http://nice.ciao.jp/
無派閥書道ネットhttp://syo-do.net/ 代表世話人  畑中壺竹氏
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書聖と言われた王羲之は衛夫人の「筆陣図」というのを書き伝えています。
7歳のときから衛夫人という女の先生に習っていました。習ったなかで特に心
にかなったものを書き残したのでしょう。

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●一(イツ、イチ);雲のわき起こるように、兵陣の起こるように、かくれひ
そむ形である。

●ヽ(チュ):高い山の上から石が落ちてきて、打ちあったり、崩れる形をあ
らわした。

●ノ(ヘツ、ヘチ):右から左へ戻る形の字。

●人の2画目波法をつけないもの(リツ、リチ):左から右へ戻る形。

●1(コン、棒):草の万歳藤の枯れた茎のように、まっすぐに棒立ちしてい
る形。

●迅の1画目の撥ねないもの(イ、流れる):くずれる波と雷の激しく走る形。

●勹の2画目(ハウ、ヘウ、包む):強い石弓の弦のすじと弓の竹のふしとの
意。

この7つの点画の条目は、たとえて言うと、戦陣へ出入りして敵を斬りつける
ようなもので、物を書くときの筆の陣での心構えといってよい。
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これを見ているといきいきと書きたくなります。武術や自然観察との組み合わ
せが面白く、とくに男の子によく理解できる言葉ではないでしょうか。

お習字といえば手本を真似することが基本ですが、手本のどこを真似するかが
重要だと思います。衛夫人はそれぞれの子どもが楽しみながら適性に応じて伸
びるように指導するすてきな先生だったのではないでしょうか。

王羲之は天性の才能と環境に恵まれていたのに加え、こうして子どものときか
らいきいきと書いたことが良かったのではないかと思います。才能のない人も
もちろん楽しく書きましょうね。




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【2】 〜 煎茶道との出会い<第43回>〜
    by 煎茶教室 翠昌会 猪狩翠昌氏
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/senntyakyousitu.index.html 
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茶会の準備

目下、10月21日(火)のお茶会に向けて、東京支部あげて準備中です。
この茶会、日本礼道小笠原流の家元全国茶会として、毎年各支部が持ち回りで
担当しますが、今年は東京支部の担当です。2年くらい前から、日程・場所・お
点前道具・菓子などの他に、どなたに何をしていただくかまで、何回も協議を
重ねてきました。全国から各支部の先生方がお見えになりますので、できるだ
けわかりやすい所をとあちこちのホテルを見て周ったり、何のお点前にするか、
協力してくださる方が何人集まるかなど、綿密に相談のうえ、ほぼ具体的なこ
とが見えてきました。当日の天気が良いことを祈り、大勢の方が楽しんでいた
だけるよう支部全員が張り切っています。

   場所:ホテル・モントレー横浜(山下公園そば)
   日時:10月21日(火)時間は未定ですが、9時から4時頃まで
   点前:落ち着いた玉露点前と、華やかな紅茶点前で、どちらも立礼席です
   会費:10,000円(点心つき)の予定

まだ5か月先ではありますが、興味のある方はHPの「問い合わせとお申し込み」
から猪狩までメールでどうぞ。他流の方、煎茶に興味のある方もどうぞ。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/senntyakyousitu.index.html



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【3】 〜右脳できく邦楽 <第17回>自由人〜 
    by ノートジャパン 伊藤多喜子氏
    http://mypage.odn.ne.jp/home/notejapan
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今週、2日連続で邦楽のすばらしい演奏にふれる機会があった。地方ではめった
にないことだ。

私事で恐縮だが、3月頃からずっと仕事のストレスで体調を崩し、ついには精
神的にもかなりのダメージを受けてしまっていた。偶然そういうタイミングで、
神様がすばらしい音のプレゼントをくれたのかもしれない。

どんなコンサートだったか簡単に紹介すると、1日目は小さなライブハウスで
二十絃箏のコンサート。一般の十三絃の箏より、地味で優しい音がした。
さらに選曲も変わっていて、オシャレで軽い曲がほとんど(例えばアニメソン
グなど)。
ところが、その編曲センスが抜群で、ちゃちなイベントアトラクションのよう
に決してならないのが不思議。
肩の力を抜いて余裕たっぷり、ウィットたっぷりのオトナのコンサートだった。

2日目は私自身が企画した小ホールでの尺八コンサート。実力、センスとも抜群
なのは最初からわかっていたことだが、この尺八奏者の自由奔放な発想、そし
て自然な生き方には想像以上のショックをうけた。精神的に落ち込んでる最中
だったからなおのことだ。

コンサートの翌日、私は自分の心がフワッと軽くなってることに気がついた。
きっとあのすばらしい演奏が私の疲弊した心を揺さぶってくれて、あの自由で
自然な生き方が、私の凝り固まった価値観を緩めてくれたんだろう。

先週まで着ていたアイロンをあてたシャツをやめて、もう初夏なんだし、その
日からポロシャツで出勤することにした。箏も尺八も演奏しないけど、彼らの
ような自由人でいたいと思った。




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発行:ジャパニーズ・トラディション事務局 
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発行人/阿部 英治
編集長/阿部 英治
編集/彩門 武 門戸 二郎 
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