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2007/12/01

日本の伝統マガジン【12月号】

日本の伝統マガジンは 日本の伝統/サーチエンジン【J-tra】が発行しています
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■■■■//■■■/// 日本の伝統マガジン 2007/12/01 No.038
//■////■/■// 第38号
//■/■■/■/■■/  http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
■■■////■/■// 広告・情報 mailto:good4019@yahoo.co.jp  
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ジャパニーズ・トラディション http://www15.ocn.ne.jp/~noo/japan/ 
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INDEX

【1】書道界と実用<第38回>── 畑中壺竹氏寄稿
【2】煎茶道との出会い<第37回> ── 猪狩翠昌氏寄稿
【3】右脳できく邦楽 <第11回> ── 伊藤多喜子氏寄稿


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【1】 〜 書道界と実用<政治家の揮毫 -書道を支える->〜
by 今日も書道(書は文化を作る、改め)http://nice.ciao.jp/
無派閥書道ネットhttp://syo-do.net/ 代表世話人  畑中壺竹氏
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自筆の書「共生」を出展=福田首相【時事通信社】
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20071127jiji5728199/
というニュースが流れました。

旧家の鴨居や床の間などによく往時の政治家の揮毫がかかっています。その文字
(選文と筆跡)を見て立派な方だったんだなと思うこともあるし、そうでもない
こともあります。小説家や画家・彫刻家など文化人の揮毫もよく残っています。
今もチャリティーオークションなどで今活躍中の多くの文化人の作品を見ること
ができます。

昔の政治家が漢文ができたように今の政治家は英語ができる、というように時代
の流れがあり、必ずしも書道を求めるものではありませんが、真剣な姿勢を培う
上で書道はよいと思います。

政治家や文化人は揮毫を売って資金としたので、昔の人はよく手習いしていまし
た。読み書きできるだけでも価値のあることですが、有名人になるとそれに商品
価値が加わるので、名を上げる予定の人は子どもの頃から書道の先生に習ったり
したものです。私が習った教室にも将来のためにと漢字のおけいこに通ってくる
方がありました。

政治家を応援するために揮毫を注文して家や店に飾るという風習が復活すると、
書道のありがたさも復活して、真剣な生き方をする人が増えるのではないか、な
どと政治家の揮毫を見るつど夢見るのです。




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【2】 〜 煎茶道との出会い<第34回>〜
    by 煎茶教室 翠昌会 猪狩翠昌氏
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/senntyakyousitu.index.html 
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紅茶点前

煎茶のお点前の一つとして、紅茶点前があります。いつもの煎茶の点前は湯の温度
をかなり下げて(50度位)お茶を入れるのに対し、紅茶点前は沸いている熱湯を使
います。
熱いお湯で淹れないと、ポットの中で茶葉のジャンピングが起こらず、香がでませ
ん。
湯沸の中のお湯は沸騰しているお湯で、水注にも熱湯を入れておきます。まずはポ
ットに熱湯を入れ、そのポットからカップに熱湯を注ぎいれます。これはポットと
カップを温めるためです。温められたポットに茶葉を3人分入れて、沸いている湯沸
のお湯を3人分入れておきます。カップのお湯を建水に順にこぼしますが、この間に
ポットの中の茶葉がジャンピングしながら開いてくるわけで、3分位経ったら、ポッ
トからカップに往復で注ぎます。ソーサーにスプーンを乗せて、お客様の前に運び、
お菓子と共に頂きます。
茶葉は1種類の時もあれば、好みでブレンドしても良いでしょう。
煎茶のお点前のときは、一緒に頂く方全員の前にお茶が運ばれないと、いただけま
せんが、この紅茶点前は、冷めないうちに飲むのが美味しいので、自分の前にきた
らすぐに一口飲んで、ミルクを入れたければミルクを、甘さが欲しい時はシュガー
を適宜入れて、次客にミルクポットとシュガーポットを回します。お菓子と共に紅
茶を頂き、今日はどのようなブレンドでしょうか?
又カップやポットなどのことを亭主と客が問答してお点前を終わります。このお点
前ではお茶碗を洗うこともしませんし、紅茶の香を楽しむために、お香も焚きませ
んし、炭点前もしません。初心者でも出来そうで、これからクリスマスパーティー
などで、愛用のカップとポットでご披露するのも良いかもしれませんね。
先月の紅茶点前の様子をご覧ください。点前席にはいつもと違い、アレンジメント
風なお花が活けられたりしています。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/syunnnohana.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~suisho/191120keikotyu.html




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【3】 〜右脳できく邦楽 <第10回>音の色〜 
    by ノートジャパン 伊藤多喜子氏
    http://mypage.odn.ne.jp/home/notejapan
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〜右脳できく邦楽 <第11回>痩せてならぬもの〜 伊藤多喜子

ずいぶん昔、ある音楽プロデューサー(コンサートや音楽番組のコーディネートなど
をされている)が食事に誘ってくれた。
わざわざ車で迎えにきてくれ、「今日はまだ行く店を決めてない」といいながら車を
走らせる。そのうち「そうだ、あそこにしよう」といって、さっと車を着けたのが某
ファミレスだった。

私は正直、その選択にかなり衝撃をうけてしまったのだが、プロデューサー氏はごく
普通に料理を注文し、食事会は終了。その後もそのプロデューサー氏を含む数人で食
事する機会があったものの、彼の選択はまたファミレスだった。

もちろん時と場合によってファミレスもアリだとは思うんだけど、音楽に関わる人間
である以上、「音」だけでなく、すべてに敏感でなければならないと私は思う。
例えば、日本を代表するような優れた音楽家たちは、ほとんどといっていいほど相当
な食通だし、すばらしい美的才能を持ってたり、音楽とは無関係な何かに異常なほど
のめり込み、ある意味オタクと化していたりする。

このプロデューサー氏、じつは大のサッカーファンなので、その点は合格なんだけど、
味覚を含めてもう少し他の感覚も研ぎすましてほしいなあと思う。
故人となられた私の端唄の家元も、「長唄でも、地歌でも、洋楽でも、何でも聴いて
勉強しなさい。そうしないと、芸が痩せるわよ」とおっしゃっていた。




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編集長/阿部 英治
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