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2008/03/05

神戸はボルドーかブルゴーニュか!?【自分磨きのワイン術!】No.100

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Vite Italia 
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  ●●  ☆自分磨きのワイン術  超初心者から極上テイスターに! No.100
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  ●       2008年3月5日発行
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                    http://viteitalia.com 
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「自分磨きのワイン術」ご購読の皆様、こんばんは!
ヴィーテ・イタリア高岡です。

なんと、創刊から100号です(^^)

創刊より3年と8ヶ月。
最初100数十名だった購読者の皆様も、現在804名。

購読者の数は、本音を言えば大いに越したことはありません。
PRの媒体として、やはり多くてナンボな世界です。

でも、できるだけ「あなたひとり」に向かって書くのが
このメルマガです。

ワインに好奇心のある人、ワインを今以上に楽しんで
行きたい人にとって、気軽であり同時に豊かな気持ちに
なっていただけるメルマガで、これからもあり続けたいと
思っています。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>


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  素敵な日本のワイン   神戸ワイナリー
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 「ブドウ畑へ!」というワインがつくられる現場を
訪れる企画を始めて早3年の月日が経とうとしています。

主に4月ごろから9月までの半年間、ブドウの芽が出て
収穫されワインになるまでの期間、大体1,2ヶ月に一度
神戸ワインを訪ねてその畑の様子や神戸ワインのスタッフ
の皆さんの仕事の様子を見学させていただき、自らも
畑作業やテイスティングをして、実際のワイン作りを
体験するイベントです。

http://viteitalia.com/andiamoallavignaTop.htm


◎最新レポート 2月10日(日)
 その1 剪定 
http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/200802110000/
 その2 ブレンド
http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/200802120000/ 


次回の企画はまだ未定ですが、4月の中旬から下旬ぐらい
を予定しておりますので、また是非ごいっしょしましょうね。


で、この企画が一貫してこれだけ続いてきたわけを
考えてみるんです。


イベントをする場合はどうしても相手がいることですし
それに集客と言う、これまたなかなか大変なで重要な
仕事もある。


ですので、一つの企画を立ち上げるのは簡単なのですが
それを常に継続させていくのは非常なエネルギーが
いるものなんですね。


事実、僕の企画は、すべて現在進行中で進んでいますが
やはり「定期的に必ず、短いスタンスで」開催できる
ものはほんのわずかです。


で、そのうちの一つがこの「ブドウ畑へ!」の企画ですが
何故、続いていると思われますか?


もちろん神戸ワインのスタッフの皆さんの見事としか
言いようのない、ワイン作りに対する真摯な姿と僕に
対する協力体制は不可欠なものです。



でも、やっぱりこれなんです。
いくらスタッフの皆さんが素晴らしい方でも、これが
なかったら僕もこうは積極的になれないんです。


そう!それは・・・




ワイン美味しさ!!





ですね!(^^)



彼らの努力や愛情の結実としての美味しさ、質の高さが
あるからこの大きな魅力があるからこそ、この企画が確実に
進んでいる原動力なのだと思うわけなんです。


ですので、



今日は、神戸ワインの美味さについて、お話して
みたいと思います。


すべてのラインを探れば50アイテムほどのワインを
製造している神戸ワインですが、恐らくその
ワインの実力からして、「自分磨きのワイン術!」
読者にオススメしても十二分に納得していただける
ワインは、「ノーブル」というライン以上だと
思います。


もちろん、他のラインが美味しくないという意味では
ありません。どのワインをテイスティングしてみても
神戸らしい味わいの軽妙さと果実味はしっかりと
保持されていると思います。


でも、ワインとしての言いようのない魅力と申し
ましょうか、コチラが求めれば求めるほどに、色々な
姿を見せてくれる奥行きのある味わいとなるとやはり
限定されてくると思います。



すなわち、赤では


「ノーブル」⇒ メルロー、カベルネのブレンド
「メルロー」
「カベルネ・ソーヴィニョン」



白では

 「エレガント」⇒ シャルドネ100%
 「リースリング」⇒ リースリング100%
 

「ノーブル」については、最近のテイスティングコメントを
ご紹介したいと思います。
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   ノーブル 神戸ワイン 2000
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ざっと、目⇒鼻⇒口⇒余韻、とテイスティングして
みて、思わず


「偉大」


という言葉が口をついて出そうになりました。


「偉大」・・・・grande vino  というには
やはり無理があるかもしれません。というのも
この形容詞は、世界のトップクラスのブルゴーニュ
ワインだとか、ピエモンテワインに冠せられるべき
言葉だからです。


とはいえ、「偉大」なるワインの片鱗というものを
このワインは表現しているように僕には思えました。

少なくとも、このワインの名前「ノーブル=貴族的
高貴」という言葉に嘘はないと確信できます。


色は深みのあるルビー色で黒い色調を帯び
ざらざらとした奥行きのある色素の粒子を
オレンジ色に変えながら、グラスの淵に
向かってグラデーションを呈しています。

ガーネット。


香りは、良く売れた果実。ジャムにした
甘みのある香りの一歩手前。この感覚が実に
上品。

ミネラル、スパイス・・・・黒胡椒が顕著、ナツメグ。
黒スグリ&チェリー。時間と共にレザー。

酸は心地よいシャープさで若さと落ち着きの
ちょうど境目にあるような、繊細で綺麗な酸。

難を言えば、タンニンの粒子がしっかりと
口蓋の粘膜に刻み込むのですが、やや浮いた
印象があります。

液体の滑らかさとの絡みがやや緩んだ感じが
します。


特筆すべきは余韻の美しさです。ミネラルと
ほのかに残る、良く熟れた果実とのバランス!

ミネラルの土や砂の香りがやや強いのとタンニンが
少し浮いた感じを除けば、ほぼパーフェクトな
仕上がりじゃないかと思えます。


口の中で感じる酸の匙加減。



な、な!なんて素晴らしい酸なんだ!!


と思わず声を上げてしまうくらいです。


ど、ど、どうしたらこんな素敵な余韻の香りが
出せるんだ!?


と、イタリアワインとの比較を試みてもなかなか
このレベルの余韻の酸を持つワインの記憶が蘇って
来ないくらいです。


というのも、大げさなレベルのワインじゃない
限り、神戸ワインほど、ワイナリーでボトルを
熟成させることはイタリアはせず、さっさと
リリースしてしまうケースが多いからです。

ここまで我慢強くリリースを待っていられる
ワイナリーは珍しいです。


そういうワイナリーがここ日本で、しかも僕の
住んでいる同じ圏内に存在しているのですから
まるで奇跡です。

だって、イタリアと違って、ほとんどワイナリー
なんてありませんからね。すごい確率だと思います。


骨組みの強さ=酸とタンニンの強さ、バランスの良さ

腰の強さ=酸の強さとアルコール感のバランスの良さ


が兼ね備わっている。ワインとしての資質をしっかり
持ったこのワインのワイナリーに3年間ほど定期的に
通っていますが、その誇りを新たにしました。


神戸ワイン元醸造顧問の三田村先生が

「神戸ワインは、エレガントで料理と楽しんで 
 もらえるワイン作りをしている」

とおっしゃっていましたが、このエレガントさを
表現するのは、実は結構難しいのだと思います。


果実味を出すには収穫量を抑えないといけないし
かと言って、出しすぎるとエレガントさがなくなる
し・・・。生産量も収益的な部分で絶対量は必要に
なるわけですから、質だけを求めてもいけない。


それでもこれだけの質感が出ているワインがもう
日本でいただけるんですね。素敵なことです。


今夜は、ハンバーグでした(^^)

妻がタネをつくっておいたものを、僕と息子で
丸めて焼きました。

ソースはトマトソースを玉ねぎとニンジンとで
しっかりと煮込んだソースです。

トマトの酸が、このワインの酸を汚してしまうので
相性的には、シンプルにハンバーグだけと合わせた
方が断然、良い相性でした。

ワインのスパイシーさが肉の旨みをふわりと
膨らませていました。


これだけ素敵なワインですから、ちょっとした
銘柄の肉のシンプルなステーキ、またはブラック
ペッパーをしっかりと敷き詰めたステーキは
最高の相性になると思いました。


以上、「ヴィーテ・イタリア高岡のイタリアワイン
&主夫日記」より
http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/200802210000/
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ワインと言うのは、アルコールと酸とタンニンと
香りと色と余韻の香りや味わいなどで出来上がって
いますが、やはり畑の土質と作っている人の人柄が
良く出るように思います。



やや乱暴かもしれませんが、ワインが好きな我々の
ような人間には二つのタイプに分かれるように思い
ます。


すなわち、



ボルドーワインを好む人か



ブルゴーニュワインを好む人か・・・。



あのワインマニアを主人公にした映画「サイドウェイ」
でも、ブルゴーニュを好むか否かがそのラブストーリーの
大きな要素になっています。
http://item.rakuten.co.jp/guruguru2/fxba-27854/



ボルドーとは、やはり作っているのは貴族であり
いまやワインのグローバリズムの発信地的な様相を
呈して、国際的なマーケットというものを作り上げた
実績があります。


一方、ブルゴーニュはあくまでも農民文化です。
生産者は細かく分かれ、彼らが独自にワインを作って
いるというのがその文化の中心といえるところでしょう。


味わいはボルドーが果実味がどちらかというと前面に
出て、その甘さや果実の凝縮が好まれるのに対して
ブルゴーニュは、もちろん果実味はありますが
酸やタンニンのワインの「骨組」がしっかりしていて
一見、とっつきの悪い雰囲気があります。



歴史やワイン作りの構造的な姿、そしてワインの味わい
と、好対照をなす2大生産地ということがいえるかも
しれません。



神戸ワインは、カベルネやメルローというボルドー系
品種とシャルドネというブルゴーニュ系品種。


そしてリースリングというドイツ品種をも得意とする
ワイナリーです。


(実は、実験畑でピノ・ノワールも仕込んでらっしゃい
 ます^^)


ところが赤なら圧倒的にボルドー的世界が展開しそう
なのにその味わいは非常にブルゴーニュ的なんですね。




もちろん、品種の個性は抗えませんから、その点は
いいんです。カベルネでありメルローの品種の味わいは
きっちりと出ていますから、その意味ではボルドー的
なんです。


でも、僕が言いたいのは、その精神的な世界といいま
しょうか・・・・

いや、「精神的」などとあいまいな言葉を使っては
いけないのかもしれません。ワインに対する哲学の
あり方ですね。

これがブルゴーニュ的な感じがするんです。


いわば農民的な素朴さを感じさせる質感。
醸造的な無理や行き過ぎを感じさせない自然なタッチ。


それは一見「分かる人には分かる」という味わいであり
「求めれば与えられる」という世界。非常に
宗教的でストイックな感覚なのかもしれません。


グローバリズムの思想は「おいしけりゃいいじゃん!」
という実に荒々しい現実に還元されがちです。


美味しさは最も重要な部分だけに、これが暴走しちゃう
とどこでも同じワインになっちゃう、地球上
みんなのっぺら坊な世界になってしまうかも
しれません。

そして作り手、売り手が


「ねえねえ、私って美味しいのよ!買ってよ!!」

(^。^;)


という精神構造を持ち始めると、情報化社会の
渦中では、どうしても「分かりやすさ」「簡単さ」
「手軽さ」に流れていきます。


100円台ワインのほとんどが、ワインとしての
長い歴史や文化はさておいて・・・・


「とりあえず買えよ!」


というワインです。


インスタントラーメンやマクドナルドのバーガー達
と合わせるとグローバリズムの見事なマリアージュです。


やや話が逸れましたが(^^;)

何が言いたいのかと言うと、我々は


「買ってよ!」とか


「どうだ美味いだろ!」


とだけしか言わないようなワインと、神戸ワインの
ような、


「分かりたい、知りたい、親しみたいと
思われるのなら、どうぞ、どこからでも!」


というワインとをしっかり意識して味わって、飲み
分けていくべき、ということです。


恐らく、この「ノーブル」を味わえば、そのワインの
持つ性質、今日書いた哲学と言うのはあなたの心に
響いてくるのではないかと思います。


そして、トップラインのカベルネ・ソーヴィニョンを
いただけば、コテコテのボルドー品種を100%
使いながらも、ワインとしてのブルゴーニュ性といいま
しょうか。


極めて「正しい」ワインの在り方について、何か
学ぶものがあると思います。


是非「買ってよ!」(笑)


ノーブル 2001
http://www.rakuten.co.jp/azumazuru/674354/793808/#834465

http://www.rakuten.co.jp/shumi-mise/456327/553947/#440260


カベルネ・ソーヴィニョン(現在在庫なし・・・)
http://www.rakuten.co.jp/toraya/463599/705368/499269/499270/#411947


神戸ワインHPからも購入できます。
http://www.kobewine.co.jp/


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ではまた!

A PRESTISSIMO!!

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