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2009/09/07

●週刊 北海道雑学百科● ホップ発見・栽培発祥地

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┃\/┃ [週刊] 北 海 道 雑 学 百 科 ! Vol.267    2009/09/07
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 <魅惑の大地"北海道"がもっとわかる!"北海道うんちく王"になる!>


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N ■    本 日 の 北 海 道 豆 知 識 !
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     < ホップ発見・栽培発祥地 >



 セイヨウカラハナソウとも呼ばれるアサ科の多年草「ホップ」。日本で
は、類似品種の「カラハナソウ」がありますが、ホップと呼べるものは、
北海道にしか自生していません。今回はビールに欠かせないホップを紹介。


▼野生ホップ発見の地・岩内

 実は北海道は国内初の野生ホップ発見の地です。そして、それが国産
ビール生産のきっかけになりました。1871年のこと、開拓使のお雇い外国人
で来道したアメリカの地質鉱物学者トーマス・アンチセルが、地質調査で
訪れた岩内町堀株川流域で偶然野生ホップを発見しました。


▼札幌ホップ園と上富良野ホップ園

 開拓使は、北海道の気候ではホップ生産・収穫が可能であるという
トーマス・アンチセルからの提案で、1877年に札幌に1.8ヘクタールの
ホップ園を開設、本格的に栽培をスタートさせました。その後4年後までに
面積を拡大していきました。

 当初は試行錯誤が続きましたが、1876年創業の開拓使麦酒醸造所(現在
のサッポロビール)で生産するビールのホップはすべて道内産ホップを使用
できるほどになりました。

 1886年に札幌ホップ園は現在の白石区に移転しました(5ヘクタール)。
1887年に着任したドイツ人醸造師ポールマンが、札幌で収穫されたホップ
を使わない方針に転換したため、ホップの栽培がされなくなりました。
ドイツやオーストリアから輸入しました。

 しかし生産が拡大するにつれて、再びホップ園が開設される必要が生じま
した。苗穂ホップが開設され、1906年に大日本麦酒株式会社(現在のサッポロビール)
が創設されたときには山鼻ホップ園が開設されました。

 その後、道内にホップ畑が広まりました。各地での試作の結果、上富良野
が適しているとの判断により、1925年に大日本麦酒株式会社直営の上富良野
ホップ園が開設されました。以来こんにちに至るまで上富良野に契約栽培農場
があります。そして、現在、道内唯一の商業栽培地は上富良野町です。

札幌ホップ園:北2条~北5条西3丁目・北7条西7丁目~北6条西4丁目
白石ホップ園:上白石村(菊水元町)農園
苗穂ホップ園:札幌市東区北8条東9丁目
山鼻ホップ園:陸上自衛隊札幌駐屯地


▼ホップ栽培発祥の地・七飯

 一方、七飯町はホップ栽培の発祥地。明治時代初期に西洋から導入した
ホップを七飯町の試験農場七重官園で試験栽培しました。ここで尽力した
村橋久成氏は、のちにサッポロビールとなる開拓使麦酒醸造所を札幌で
創業するきっかけを作りました。


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■連載:行ってみたくなる北海道観光スポット探訪!
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【 サッポロファクトリーと開拓使麦酒醸造所見学館 】

 定番度:★★★
 オススメ度:★★★
 住所:札幌市中央区北二条東4丁目
 アクセス:地下鉄東西線「バスセンター前」駅下車8番出口約200m

 訪問最適時期:通年。
 営業日/時間:通年10:00~22:00(施設により異なる)
 滞在時間(目安):30分~。
 必要経費:無料。
 駐車場:無料約1850台あり(1時間まで無料、以降30分ごと100円)

 サッポロファクトリーは140ものショッピング・レストランが入る複合施設。
大きく、フロンティア館(札幌東急ストアなど)、1条館(ユナイテッド・
シネマ札幌など)、2条館、レンガ館の各建物で構成され、それぞれが橋
などで接続される。

 レンガ館には「札幌市写真ライブラリー」がある。10:00~19:00営業
で、月曜日休館。札幌の創建時から現在までの歩みを写真を通して学ぶ
ことができる写真館である。面積616.3m2。入場無料。

 同じくレンガ館には大きなのっぽの煙突があり「札幌開拓使麦酒醸造所見学館」
がある。10:00~22:00に見学自由。地ビールの開拓使ビールが製造され
ているところであり、開拓使と同じ製造法で製造する製造過程を見学できる
ほか、歴史的資料も展示されている。ケッセル(煮沸釜)、ラベルなど。

 同じレンガ館には「ビアケラー札幌開拓使」「ハリエット」という
ショップが入る。ビアケラーはもともと倉庫として使用されていたところ
を利用したものである。ここで製造された地ビールを味わえる。

 ちなみに、1993年にオープンしたサッポロファクトリー建設地は、
もともと開拓使麦酒醸造所(現在のサッポロビール)の地として1876年に
開設された地である。

 サッポロビールになった後も、札幌第一工場としてビール生産を
行っていたが、1989年に恵庭市に移転したことで閉鎖。産業遺構を残し
つつ再開発して現在にいたっている。

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【誌 名】 0000133694「週刊 北海道雑学百科!」
【発 行】 「北海道雑学百科-ぷっちがいど」企画編集部
【周 期】 週刊(月曜日予定)
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【連絡先】 http://pucchi.net/form.php
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