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2009/06/01

●週刊 北海道雑学百科● 陸の孤島雄冬・ニニウ

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┃\/┃ [週刊] 北 海 道 雑 学 百 科 ! Vol.253    2009/06/01
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 <魅惑の大地"北海道"がもっとわかる!"北海道うんちく王"になる!>


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N ■    本 日 の 北 海 道 豆 知 識 !
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     < 陸の孤島「雄冬」「ニニウ」 >



 北海道に陸の孤島が?もちろん今では解消されていますが、80年代前半
まで陸の孤島として、他地域から孤立していた地域があります。島々では
ありません。住民がいない知床岬ではありません。それは雄冬岬です。


▼雄冬岬はなぜ陸の孤島だったか

 
雄冬岬というのは増毛町(石狩市浜益区〜増毛町間)の日本海岸にあります。
ここは暑寒別の山々が海に沈みこむ断崖絶壁という地理的環境ゆえに、
海岸にある増毛町雄冬地区は孤立していました。そのため、雄冬岬は北海道
三大秘岬のひとつとされてきました。

 では、どうやって外部の地域と連絡していたのかというと、船という交通
手段でした。増毛方面と結ぶ道はあったのですが、細い上に夏季限定で、
冬季はもっぱら船でした。雄冬海運株式会社が雄冬丸を1日1往復、雄冬航路
(増毛〜雄冬間)を2時間少しかけて運航していました。

 ※ちなみに浜益もそれ以前に陸の孤島で、浜益海運株式会社が船便を
運航していましたが、道路の通年開通で廃止しました。


▼雄冬地区に悲願の道路開通

 こうした要因から、インフラ整備は道内でも最も遅い時期となりました。
まず1978年に電話回線敷設を行い、北海道開発局は20年以上かけて道路を
開通させました。国道231号線の浜益〜雄冬間の道路が開通したのは、1981
年11月10日のことでした。

 しかし、開通後間もなく同年12月19日にトンネル崩落事故が発生して
しまいました。地元住民の歓喜もつかの間、国道は不通になりました。
復旧作業は1984年5月15日に完了しました。

 その後、今度は1992年10月22日に増毛〜雄冬間も通年開通し、国道231号線
は全面開通しました。こうした難工事による莫大な工事費ゆえに、この区間
は「ダイヤモンド道路」といわれるようになりました。一方、増毛〜雄冬間
の雄冬航路は1992年4月30日をもって廃止されました。

 ※ちなみに、莫大な費用がかかった難工事と言えば、国道336号線のえりも
町〜広尾町間の太平洋岸を結ぶ「黄金道路」があります。ここも日高山脈
が海に落ち込むところであり、断崖絶壁です。こちらはトンネルではなく、
覆道がほとんどです。


▼陸の孤島ニニウって?

 占冠村西部にあるニニウ。ここは内陸にありながら陸の孤島と呼ばれて
きました。「日本のチベット」とも呼ばれてきました。この盆地には村が
ありましたが、村人がすべてこの地を去った後も、村で「ニニウ自然の国」
計画を進め保全してきたので、陸の孤島です。

 ニニウへは道道610号線が通っていますが、一部舗装区間を除いて砂利道
です。近年は技術も向上しており、1981年のJR石勝線開通、道東自動車道も
ここを通り開通します。


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■連載:行ってみたくなる北海道観光スポット探訪!
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【 雄冬岬展望台 】

 定番度:★
 オススメ度:★★
 住所:増毛町雄冬795番地の1
 アクセス:JR留萌駅から沿岸バス雄冬行き、終点バス停下車徒歩1時間。

 訪問最適時期:夏季。
 営業日/時間:夏季9:00〜18:00(6〜8月は8:00〜20:00)。
 滞在時間(目安):30分〜。
 必要経費:無料。
 駐車場:無料約20台あり。

 眼下に日本海と断崖絶壁、増毛町雄冬地区居住区を望む絶景展望
スポット。特に夕日の見られる晴れた日の夕刻はお勧めである。何しろ、
雄冬の名前の由来がアイヌ語の「ウフイ」(燃えるような夕日)に由来する
のである。晴れた日には天売島や焼尻島、積丹半島も見えることがある。
標高135mで、1999年にオープンした。

 展望台周辺には岩石がごろごろしているが、その上を鉄製遊歩道が敷設
されている。展望台麓には、雄冬地区によくみられるこれらの岩石を使った
「雄冬岬岩石公園」がある。

 展望台の駐車場は国道から脇道(雄冬岬展望台線)に入り、坂を登る。
その上に駐車場があり、駐車場から遊歩道で歩いて展望台にたどりつく。
展望台はらせん階段を上り360度の大パノラマの塔である。遊歩道は駐車場
から展望台や展望休憩舎を経由して再び駐車場にたどりつくようぐるっと
結ばれている。

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【誌 名】 0000133694「週刊 北海道雑学百科!」
【発 行】 「北海道雑学百科-ぷっちがいど」企画編集部
【周 期】 週刊(月曜日予定)
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