2009/11/07
<再送>【時事問題で楽しくマスター!使える会計知識】
※お詫び さきほどのメルマガで、ジンバブエのインフレについて、「220万倍」と 誤って表記していました。正しくは「220万%」なので、訂正して再送 させていただきます。 ご不便をおかけして、申し訳ありませんでした(柴山) ******************************** 第9期 日商1級CD講座 → http://bokikaikei.info/2009/10/9201011125.html -------------------------------- 2009.11.07 309-3 ★時事問題で楽しくマスター!使える会計知識★(読者55000人) -------------------------------- ※解除の手続はご自身で!→ http://www.mag2.com/m/0000133281.html -------------------------------- 【CONTENTS】 [1]会計が成り立つための、暗黙の前提~貨幣価値の安定~ [2]会員制CDセミナーのご案内 http://bokikaikei.net/01cd/ [3]編集後記 -------------------------------- (注)読みにくい時は「等幅フォント」か「MSゴシック」で! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ おはようございます! 公認会計士の柴山です。 大リーグでは、とうとう松井のいるヤンキースが優勝しましたね~。 日本人初のMVP、すごいです。 昨日は、YouTubeで松井のホームラン動画を1時間くらい 見入っていました。 彼のホームランの弾道は、日本人離れしていて、すごいな~と 感心させられました! プロ野球の選手は、常人ではけっして手が届くことのない才能と 身体能力が絶対的に必要ですが、公認会計士や税理士やCFOな どの会計の専門家は、特別な才能や身体能力がなくても、誰でも なるチャンスがあります。 本格的に会計を学ぼうと思ったら、やはり基礎を固めるために 簿記をきちんとマスターすることは必須です。 簿記検定3級、2級はそのための最も適切な中間目標として 非常に役に立ちます。 ご興味がおありの方、会計を本格的にマスターしたい方は、 ぜひ柴山ソリューションズにお気軽にお問い合わせください。 ---------------------------------------------------------- 日商3級DVD講座 → http://bokikaikei.info/2007/11/post_12.html 日商2級DVD講座 → http://bokikaikei.info/2007/11/post_13.html ---------------------------------------------------------- では、本日のメルマガ、いってみましょう! [1]会計が成り立つための、暗黙の前提~貨幣価値の安定~ ふだん私たちがなにげなく見聞きしている企業の決算発表は、 例外なく「複式簿記の原理」で情報整理されています。 複式簿記というのは、企業の中で「資産・負債・純資産(=株主持分)」 のいずれかに変動があった場合に、それを常に2つの要素に分解して 整然と記録するルールのことなのですね。 ※詳しくは、財務チャート式簿記セミナーDVD講座で解説! → http://bokikaikei.net/2006/06/post_36.html 3ヵ月(四半期報告)や1年(年度決算)などの間に生じた 企業の財産変動の様子を4枚の決算書にまとめたのが、財務諸表です。 ○貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、 キャッシュ・フロー計算書 さて、ここでひとつ考えてみたいことがあります。 それは、「企業会計が成り立つためには、いくつかの暗黙の前提」 をおかなければならない、ということなのです。 たとえば、私たちの日常生活で考えると、 普段は意識しませんが、地球上から空気がなくなったら、 人間どころかすべての生物が生きていけなくなります。 明日から、突然太陽が昇らなくなったら、やはり平穏な生活が 送れなくなりますよね。 このように、普段は当たり前すぎて意識しないけれど、 それがないとある理論や制度が成り立たないよ!といった あたりまえの社会的前提について、一度は考えておくと 理解が深まるのですね。 会計の分野では、「会計公準(かいけいこうじゅん)」と 呼ばれています。代表的なものは3つあり、さらにその3つ から派生して論じられている前提項目もあります。 今回は、それらの中の一つ、「貨幣価値の安定」という 社会的前提について、お話してみたいと思います。 戦後に生まれた世代にとっては、私もそうですが、 日本で、生活に壊滅的な打撃を受けるような 急激なインフレ(ハイパーインフレ)を経験した人は、 ほぼ皆無に近いといっていいでしょう。 (二度の石油ショックはありましたが…) ちなみに、ハイパーインフレの定義とされているもので、 ポピュラーなのは「月に50%以上のインフレ」だそうです。 つまり、今日の1万円の商品が、1ヶ月後には1万5千円に なる、といったとんでもない状況ですね~。 月に物価が1.5倍になるとすると、これを12回かけた 場合、1年で129.746倍=1万2974.6パーセント という、とんでもない物価の上昇率となります。 ちなみに、近年の例では、ジンバブエの超絶インフレがあります。 (参考) → http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20080813A/ ジンバブエは、年間220万%という、気絶しそうなほどの ハイパーインフレに見舞われています。 今年の1月には100兆ジンバブエ・ドルが発行されて、 2月には1兆ジンバブエ・ドルを1ジンバブエ・ドルにするという、 12桁のデノミネーションを実施しています。 日本で言うと、「昨日の1兆円が、今日は1円に~!?」なんて いう感じでしょうか。 以前、トヨタの年商が約26兆円でしたから、もし同様のことが 日本で起こったら、トヨタの年商は、翌年26円になって しまうのでしょうか…!? …冗談はさておき、220万%のインフレとなれば、 ちょっと前に発表された企業の決算数字なんて、数日もすれば、 すぐに無意味になってしまうことは、想像に難くありません。 ここまでひどくなくても、たとえばすぐお隣のロシア。 ここのインフレも、けっこうあなどれないものがありまして、 たとえば2006年が9.0%、2007年が11.9%、2008年が13.3%と、 年に10%程度の率で上昇し続けています。 これだって、十分に数年前の決算数字と現在の決算数字の比較を 無意味にしかねないほどの貨幣価値の変動であるだろうことは、 容易に想像できますよね。 毎年物価が1.1倍になれば、5年後には、物価が1.6倍に なります。5年後に160億円の売上を上げても、今の100億円 と実質的に同じだよ!などといわれてしまうと、単純に5年間の 財務推移を分析することはできなくなってしまいますよね。 このように、インフレが顕著な経済状態で決算書分析を することは、期間比較という重要な手段が単純には使えなくなる ため、かなり問題となります。 したがって、貨幣価値の安定というのは、実は財務分析をするうえで、 非常に重要な要素だったわけなんですね~。 [2]会員制CDセミナーのご案内 http://bokikaikei.net/01cd/ ★会員制CDセミナー内容が大幅にグレードUPしました。 (価格は月々3250円のまま!) 今までの会計コンテンツだけでなく、 経済ニュース・政治ニュース・ワンポイント経済入門の コンテンツを追加し、公認会計士柴山と税理士山本が 解説します。 ■11月10日号メイン講義 ・会計・企業財務編 1.配当等の支払い側と受け取り側の決算書に与える影響 [1]配当の意味と財務諸表表示 [2]上場企業の中間配当が1兆円減少?(日経09*10*5*1) 2.電子手形およびコンバージェンス [1]電子手形の参加企業数、7000社(日経09*10*11*1) [2]IFRSと日本基準のリース会計(日経09*10*10*14) 3.内部留保の考え方 [1]純資産の中身に関する基礎知識 [2]厚労省所管の公益法人、ためすぎ3割?(日経09*10*18*1) ・経済ニュース編 1.リオデジャネイロについて理解を深める [1]オリンピック in リオデジャネイロ Part.1 [2]オリンピック in リオデジャネイロ Part.2 2.なぜブラジルは首都を遷都したのか? [1]ブラジリアから学ぶ遷都の功罪 Part.1 [2]ブラジリアから学ぶ遷都の功罪 Part.2 ・政治ニュース編 1.税制改革について考える [1]税制調査会の今後 Part.1 [2]税制調査会の今後 Part.2 2.審議会方式とタスク・フォース方式の違い [1]審議会方式とタスク・フォース方式 Part.1 [2]審議会方式とタスク・フォース方式 Part.2 ワンポイント経済入門 経済ニュースによく出る、「国際収支の入門知識」 (以上、CDで60分解説。冊子版テキスト付き) 11月 7日までに新規ご注文 → 11月10日号を11月10日発送 (以後毎月10日発送) 11月22日までに新規ご注文 → 11月10日号を11月25日発送 (以後毎月25日発送) ・会員制CDセミナー → http://bokikaikei.net/01cd/ [3]編集後記 今日は、朝からいい天気ですね~。 ちょっと家族でお出かけ…といきたいところですが、 今月はなぜかセミナー関係の仕事が多くて、その準備などで 土曜は休めそうにありません…。 自営業のつらいところでもありますね~(涙)。 明日は千葉商科大学の講義だし…。 そういえば、今日は日本シリーズ第7戦ですか。 けっこう緊迫した試合が続いているみたいだから、 今日の試合も、どんな結果になるのか、ちょっと 楽しみです。 そうそう。簿記検定を今月15日に控えている方、 ぜひぜひ体調に気をつけて、頑張ってくださいね! では、本日のメルマガは、以上とさせていただきます! ここまでお読みいただきまして、 ありがとうございました。 良い週末を!!!! ●会計実務のLIVE講座ご案内 → http://bokikaikei.net/30/index.html ◇セミナー、講演、取材などは、大歓迎です。 お気軽にお問合せください! → contact@bokikaikei.net ## 最近の出版、取材動向と講演 ## 関連ページ http://bokikaikei.net/2006/06/post_45.html プレジデント(PRESIDENT)にて「会計」考現学 連載中 ⇒ http://bokikaikei.net/2007/08/post_353.html 会計人コース「柴山塾」連載中 ⇒ http://bokikaikei.net/2007/12/post_387.html SMBC三井住友銀行グループ(柴山も講演します) ⇒ http://bokikaikei.net/2007/04/post_337.html 日本経済新聞社「日経キャリアマガジン」4月号 117ページ 「合格する簿記の学び方」 青春出版社「BIG tomorrow」2月号 41ページ(写真入り) 「平成の資格王らが教える目からウロコの学習法! 資格を最短で取得した3人のノウハウを一挙大公開!」 ■著書一覧 http://bokikaikei.net/15/index.html 「儲かる会社に変わるバランシート革命」 「半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか」 「サバイバル会計学」 「簿記単」 「グーグル会計学」 「Google経済学」 「一目で見抜く!財務諸表解読法」 「トラの子を増やす 決算書の読み方」 「最新減価償却の基本と仕組みがよ~くわかる本」 「原価計算の基本と仕組みがよ~くわかる本」 「出る順問題集日商簿記3級」 「3時間でわかる原価計算入門」 「3時間でわかる会計学(共著)」 「最短でうかる!日商簿記2級講座 商業簿記」 「最短でうかる!日商簿記2級講座 工業簿記」 「3時間でわかる簿記入門」 「最短でうかる!日商簿記3級講座」 ※取材、講演、広告、財務相談等のご依頼・お問い合わせは、 お気軽にどうぞ。⇒ contact@bokikaikei.net ※教材セット→ http://bokikaikei.net/2006/07/post_57.html ==================== ==================== ■「会員制CDセミナー」~6ヶ月間、音声解説CDを毎月 お届けします。 → http://bokikaikei.net/01cd/ ■柴山塾 ⇒ http://bokikaikei.net/04jirei/66.html ■やさしい現代会計の入門講座は、体系立てて入門知識をマスター → http://bokikaikei.net/03kaikei/56.html ■「財務チャート式・超短期簿記速習法」 → http://bokikaikei.net/03kaikei/39.html ■中小企業の決算について、理解を深めたい実務家・経営者の方 → http://bokikaikei.net/2006/07/post_56.html ===================== ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ <ご注意下さい。> 分析内容につきましては、慎重を期しておりますが、決算書から読み取った 範囲での著者の私見によるものです。事実を保証するものではありません。 また、本メルマガの内容から生じた損害等についての責任は一切負いません。 以上をご了承の上、お楽しみくださいますよう、よろしくお願いいたします。 なお、本メールマガジンについてのご感想・ご意見・ご質問などがありまし たら、ぜひぜひ、およせくださいませ。 ⇒ contact@bokikaikei.net 発行者 合資会社 柴山会計ソリューション 代表 柴山 政行 Mag2ID 133281 http://bokikaikei.net/
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