2009/02/23
口語訳ISO14001 with環境豆知識 ~用語.内部監査
No.237 09.02.23 ▲▼△▽▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 口語訳:ISO14001(最新版) with 環境豆知識 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼△▽▲▼ 2月も下旬になりますと、当地も例に漏れずスギ花粉が飛び始めます。 筆者もまたスギ花粉アレルギー持ちですので、雨にもかかわらず花粉が飛ん で居るのを、人間センサーのごとく感知出来てしまいます。 今年は、去年と違って結構たくさん飛んでいますね。ヨーグルトなどの 食事療法ではどうにもなりませんので、2ヶ月余り抗アレルギー薬のお世話 にならざるを得ません。 抗アレルギー薬を使うと言うことは、免疫反応を抑制するという事になる ので感染症にかかりやすくなってしまいます。どちら様も、花粉症をお持ち の方は特に、病気をうつされない様にご注意下さい。 では、237号。 ★環境豆知識−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− マスメディアは、すっかり忘れてしまったかの様な状態ですが、人工衛星 衝突で発生している問題を解説しています。地球上空は、現役の人工衛星の 他に、使われなくなった(退役)人工衛星、宇宙ゴミで混んでいて、避けきれ ないほどになっている様だというトコロまで、お伝えしました。(バック ナンバーは、豆知識INDEXから:http://www.kiriishi.net/14001/mame.htm) 今回は、使われなくなった人工衛星が何故そんなにたくさん宇宙空間に あるのかというトコロからお話ししましょう。その為には、人工衛星の寿命 の話からしなければなりませんね。 人工衛星は、宇宙線や太陽風などで痛むのですが、それらの原因で壊れた りしなくても、寿命が来ます。人工衛星は、少なくとも通信用のアンテナを 地球の方に向けていなくては使えません。しかし、宇宙空間と言っても地球 のそばですから、とても薄いですが空気はあります。地球の重力異常もあり ます。ですから、人工衛星の姿勢は制御しなければくずれてしまいます。 そして姿勢の制御はどうやっているかというと、小さなロケットを噴射して やっているわけです。当然そのロケットも燃料を使っているわけですから、 その燃料がなくなった時が人工衛星の寿命になります。 軌道が低い衛星の方が空気の影響が大きいですから、人工衛星の寿命も 短いですが、現在のところだいたい2年〜10数年くらいです。 ただでさえ過密な衛星空間ですから、寿命が来た人工衛星は軌道を離脱し てそこを空け、新しい衛星がそこに来れる様にします。この時、地球側へ 軌道を離脱させれば燃え尽きてなくなる事になるのですけれど、例えば静止 衛星軌道(高度約36000km)からですと、さらに上空へ移動させた方が断然 少ない燃料で済みます。それでも、静止軌道上での燃料消費の三ヶ月分もの 燃料が要るとの事です。 100億円単位の費用がかかっている人工衛星では、誰でもギリギリまで人工 衛星を使って居たいわけで、大気圏再突入が選ばれないケースが多いのです。 宇宙ゴミ調整国際委員会によると、「多くの人工衛星は」この静止衛星軌道 よりも少し外側の軌道に移動させて捨てる事を選択するのだそうです。しか し、「色々な理由で」成功するのが3分の1程度しかないのです。 つまり、2200個の退役した人工衛星のうち最大3分の2が、居てはいけない 宇宙空間を漂流しているという事になります。これらは、もう燃料切れなの ですから、現役の人工衛星が近づいてきてもよける事は出来ません。現役の 方がよけるしかないのです。 現役の人工衛星がよけなければいけないのは、退役した人工衛星ばかりで ない事は既にお話しした通りです。1万とも2万とも言われる、宇宙ゴミを 全部避けなければいけません。 今回のようによけきれないで衝突すると、宇宙ゴミが何百も増えてしまい ます。現役衛星が完璧にごみを避け切っても、ゴミ同志は全然避けないわけ ですから、ある程度の確率で衝突します。そうすると、サイズが小さいゴミ が更にたくさん発生してしまいます。 つづく ☆本題のISO14001解説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 用語 3.14 監査(内部監査) 「監査」は単に、基準に合っているか、ちゃんとやっているかということを 確認するのみではなく、他の人が見ても分かる様な”証拠”を集めて記録し、 証拠から事実がどうだったかを探り当て、その起こっていること(どんなやり 方をしたのか、どのくらい行ったのかというような事)を評価して”問題なの かどうか”ということを決める、日常の仕事とは独立した特別な作業を監査と 言います。 「内部監査」は、「自社が受ける監査」のうち社内で自主的に計画して行わ れるものを指します。 ”日常の仕事とは独立している”というのは、中小企業の場合「監査される 仕事の責任者ではない人が監査員になっていること」と理解してよいでしょう。 内部監査には、その結果を経営陣に報告するところまでが含まれます。 【解説】 監査は、「真実を探し求める」という意味で”捜査”と似通っていますが、 単に「基準に合っているかどうか確かめる」という意味を持つ”検査”とは 違うものです。 PDCAの管理のサイクルで言えば、”C”の半分近くの役割を担っています。 日常的なチェックは、”監視及び測定”が担っていて。定期的(非日常的、 時々行う)チェックは、監査が担っています。 環境マネジメントシステムが、ちゃんと出来ているか、ちゃんと守られて いるのかということをチェックして、出来ていたとしても、出来ていなかった としても、その結果をPDCAの”A”に渡して『では、どうすれば良いのか』と いう検討が行われる事になります。 ”内部監査”は外部の専門家などに頼んで行っても問題があるわけではない ので、正確には”自主監査”がISO14001に期待されていると言えます。 認証 機関の審査などの外部圧力的な指摘がなくても、会社が自分で”問題点”を 発見して、解消し、環境マネジメントシステムを改善していく仕組みを持つと いう事がISO14001の期待なのです。 【上級的解説】 監査では、単に「実際の行動がルールに合っていない」という様な事を発見 して指摘するのは、真の目的ではありません。もっと言えば、そんな事は全然 目的とはかけ離れています。 「実際の行動がルールに合っていない」のを発見したなら、どのような原因 でそれが起こっていて、どこに問題があって、どうすれば環境マネジメント システムが発展する様な方向で問題が解消できるのかという事まで調べて、 それを指摘するのがマネジメントシステム監査の目的なのです。 ですから、監査の指摘事項を直したら、絶対に環境マネジメントシステムは 良くならなければなりません。間違っても悪くなってはいけないのです。 例を挙げると、 単に「国民年金が未納になっている」事実がいけないことであるからと、 未納者個人を攻撃しても、納付させても、年金システムは全く良くなりません。 「未納になりがちな制度」が本当の問題点なので、「未納になりにくい様に 制度改革」するのが、”発展的な問題点の解消”の一例です。 上級的解説は、少々難しくて「理解しやすいISO14001解説」から外れてしまっ たかもしれません。この辺りにしておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− マネジメント改善研究所では、1月末にWebサーバ、メールサーバの移転を 行いました。何か不具合を発見された方は、ご連絡いただけると幸いです。 口語訳:ISO14001は「ISOで小難しい言葉を使わない運動」を強く推進して います。 口語訳:ISO14001は、ISO14001の口語日本語訳です。JIS Q 14001の口語訳では ありません。 口語訳:ISO14001は、うちわ(社内など)で利用頂いて結構ですが、印刷物・Web などの多数へ配布する媒体に無断で引用するのはご遠慮下さい。 尚「環境豆知識」は、無断でない限り、かなり広範囲に許諾するつもりです。 ご質問、ご意見、ご相談、原子力発電撤退は大歓迎です。 他の項目の解説は: http://www.kiriishi.net/14001/top.htm バックナンバーは: 環境豆知識インデックスからご利用下さい 環境豆知識インデックスは: http://www.kiriishi.net/14001/mame.htm マネジメント改善研究所ホームページ: http://www.kiriishi.net/ メールマガジンの登録・解除は: http://www.kiriishi.net/14001/mag2.htm 情報セキュリティ版メルマガは http://www.kiriishi.net/7799/mag2.htm ご意見、ご感想、ご質問は: info3@kiriishi.net ○発行 マネジメント改善研究所 ○編集 切石 庄之介 Copyright マネジメント改善研究所 マネジメント改善研究所は、石川県金沢市にあります。 雪で電車が止まらない限り、土日祝日を問わず編集人自ら全国に出張可能です。 ここまで


