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2009/02/16

口語訳ISO14001 with環境豆知識 ~用語-後半

No.236                       09.02.16
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  口語訳:ISO14001(最新版) with 環境豆知識

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  まだ2月半ばというのに、もう春一番が全国的に吹いてしまった今冬です。
 静岡の清水では26.8℃にまで達して、もう『夏日』まで記録しています。
 今週は寒くなる予定なのですが、これは「寒の戻り」というべきなのでしょ
 うか? 気候はかなりおかしくなっています。

  オーストラリアでも、干ばつと40℃を超える異常高温の影響で歴史的な
 山火事被害になっています。数百人もの犠牲者も出ているのですが、テレビ
 では訳知り顔で「火事が収まった後には、自然の旺盛な回復力で....」
 などとコメントしているバカタレが居る始末です。

  自然はある程度の回復力を持っていますが、あれだけの火災跡を自然だけ
 で修復するには、数百〜数千年かかってしまうでしょう。前世紀末頃から、
 毎年のように歴史的山火事が発生している現状では、山が原生林になって
 気候を安定させているヒマなく、また燃えてしまう様なペースです。

  見た目だけを考えれば、「異常だ」と騒ぐより、落ち着いていた方が格好
 良く見えてしまうものです。しかし、「異常ではないのに『何とかしなけれ
 ばならない』と活動する」のと「異常なのに『変動の範囲だよ』と何もしな
 い」のでは、間違っていた時の影響は”何もしなかった”時の方が甚大です。

  見た目の格好を優先して、「異常である」事を異常ではないような誤った
 イメージを大衆に植え付けるのはやめて頂きたいものです。

  では、236号。  


★環境豆知識−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  世間では”未曾有の不況”ですし、色々な事件が起きていますのでお忘れ
 かもしれませんが、先週は科学的に大事件が起きていました。「人工衛星
 同志の衝突」の事です。

  情報統制でもかかったのか、マスコミ関係者は誰も思い及ばないほど**
 ばかりが揃っているのか、ほとんど伝えられませんでしたが、この事件は
 非常に大きな問題に発展する可能性があります。小さくだけ伝えていたメデ
 ィアがありましたので、目にした方もいらっしゃるでしょうか? 「ケスラ
 ーシンドロームの現実化」、「原子炉衛星問題」に発展する可能性があるの
 です。


 どこのメディアでも伝えていたレベルの情報では、こう言っていました。
 −ロシアの退役済み偵察衛星と、アメリカの通信衛星が高度約800kmで衝突
  した。
 −現役の人工衛星同志は完全に位置が把握されていて、衝突する可能性があ
  る場合には回避しているが、今回は片方が現役ではなかったので回避行動
  が取られなかった。
 −しかし、大きさ10cm以上の物体は地球から観測が可能で、それは人工衛星
  が飛んでいる高さに約1万個(一説に1万9千個)もある。もちろん、それ
  よりも小さいものは数十倍ある。
 たったのこれだけです。伝えられているものだけしか見ていないのでは、
 問題は見えて来づらいですね。

 補足して調べてみました。最近流行りの漫才師ではありませんが、「ヤホー
 で調べる」程度で簡単に調べられるレベルの情報です。
 −今までに打ち上げられた人工衛星は、約6000。そのうちソ連−ロシアの
  ものが3000強、アメリカのものが約2000。
 −それらのうち、大気圏に再突入するなどしてなくなっているものを除くと
  現在も飛んでいるのは約3000。(という事は、ゴミが7000。)
 −現役の人工衛星は約800。
 つまり、実際飛んでいる人工衛星は現役でないものの方が圧倒的に多いので
 す。それなのに、現役の人工衛星同志しか回避行動を取っていないなんて
 とてもおかしな事なのです。  

 さらに、「矛盾」とも言えるほどおかしな事もわかりました。
 −地球から観測できる大きさ10cm以上のゴミは、国際宇宙ステーションを
  含めて全ての人工衛星が、それらを避けるために原則的に回避行動をとっ
  ていて、それは年に数回発生している。
 −ちなみに、07年に中国が行った人工衛星の破壊実験では10cm以上のゴミが
  約2500個発生した。この衛星軌道は上空860km。
 つまりは、”原則的に”10cmのゴミも避けているのに、今回は使われなく
 なった衛星ほどの大きなものが避けられなかった事になります。

 おかげで、宇宙にまたゴミが増えてしまいました。10cm以上のものだけで
 約700個が確認されています。最終的にもう少し増えるとして、1000個ほど
 が増えてしまいますね。

  全然「問題」にたどりついて居ませんが、スペースが尽きますので、一旦
 問題をまとめます。
 ★地球の周囲には、とてもたくさんの人工衛星があって、過密になっている。
 ★地球周囲の宇宙空間には、人工衛星の何倍もの数のゴミがあって、人工衛
  星はよけまくらなければならない。
 ★今回のようによけきれなくて、衝突してしまう事もあり得る。そうすると
  宇宙空間にゴミが増える。


☆本題のISO14001解説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

3.用語 後半
3.10 環境パフォーマンス
 会社の、環境に関する能力、成果、結果(測定可能な結果)。
 電力をこのくらい使った、地下水をこのくらいくみ上げた、鋼材をこのくら
い使った、排ガスをこのくらい排出した、操業時はこのくらいうるさい、ゴミ
をこのくらい出した、という様な事です。
 【解説】日本語で”パフォーマンス”というと、見せかけだけの行動という
  意味合いが強いです。(例:今の首相はパフォーマンスばっかりで何も
  しない。プロレスラーのマイクパフォーマンス)しかし、英語で
  ”performance”という時に、その様な意味はほとんどありません。一般
  に日本語で言っている”パフォーマンス”とは意味の違う用語だと理解
  して下さい。
   尚ISO14001文中では、”環境”を略して単に「パフォーマンス」と書か
  れている事があります。

3.11 環境方針
3.12 環境目標 先週掲載

3.13 利害関係者
 会社の環境パフォーマンスに関心を持つ個人又は団体。
監督官庁、自然保護団体、近隣住民などの他、誰でも色々な立場で”関心を
持つかもしれない”と言ってしまえば、利害関係者になり得ます。ならないの
は、会社そのものと言える、経営者くらいでしょう。
 【解説】”環境マネジメントシステムは、広く社会のニーズに対応する”の
  ですから、「経営者以外の誰でも」になっても不思議はないでしょう。

3.14 内部監査  来週掲載

3.15 不適合
 何かの決まり事に違反しているか、決めた基準に達していないこと。
 ”決まり事”には、例えばISO14001、環境法規制、会社で決められた手順/
目標などがあります。
 ”決まり事”は明文化が必要とは限りません。また決まり事が文書に書かれ
ている場合は言葉尻にとらわれるべきではありません。どの様なつもりで書か
れたのかという事の方が重要です。

3.16 組織
 このサイトでは、話を簡単にするために”会社”と表現していますが、会社
以外の団体が環境マネジメントシステムを作る事もありますし、会社でも工場
単位で環境マネジメントシステムを作る事もあります。その場合は読み替えて
下さい。

3.18 汚染の予防
 「汚染発生の低減」と言い換えると単純でしょう。
 使ってしまったり、排出してしまってから、回収・リサイクルを考えるので
はなくて、使わない様に、排出しない様にするという考え方。普通は、その様
な取り組みの方が金銭的にも安上がりです。
 【解説】”汚染”という言葉にはこだわらない方が良いでしょう。英語で
  言う”pollution”と、日本語の”汚染”はニュアンスが違います。日本語
  の”汚染”には、「汚」の字から汚い、あるいは人体に有害なものに限定
  して考えられがちです。しかし、”pollution”には、二酸化炭素、フロン
  などの汚くもなく、人体に有害でもないものが含まれて考えられます。

   『予防の原則』というのは、今の国連の環境保護活動の原点にもなって
  いるブルントランド報告書(87年)で強調されていた考え方です。環境マネ
  ジメント上、それくらいのレベルの基本だと考えて下さい。

3.19 手順
 環境マネジメントのやり方や仕事のやり方を決めたものや、そのやり方のこと。

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行いました。何か不具合を発見された方は、ご連絡いただけると幸いです。


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います。
口語訳:ISO14001は、ISO14001の口語日本語訳です。JIS Q 14001の口語訳では
ありません。
口語訳:ISO14001は、うちわ(社内など)で利用頂いて結構ですが、印刷物・Web
などの多数へ配布する媒体に無断で引用するのはご遠慮下さい。
尚「環境豆知識」は、無断でない限り、かなり広範囲に許諾するつもりです。

ご質問、ご意見、ご相談、原子力発電撤退は大歓迎です。


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