口語訳ISO14001 with環境豆知識  RSSを登録する

「ISO語で書かれていて分かりにくい!」と評判のISO14001を、1項ずつ順繰りに平易な日本語に直して解説を届けます。初心者歓迎!04年改訂対応済。最初はおまけだったハズの”環境豆知識”肥大中!

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/01/19

口語訳ISO14001 with環境豆知識 ~用語の定義 文書・記録

No.232                       09.01.19
▲▼△▽▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

  口語訳:ISO14001(最新版) with 環境豆知識

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼△▽▲▼


  インフルエンザの特効薬である「タミフル」が、Aソ連型には効果がない
 事が疑われています。使いすぎによって耐性ウィルスが出現した様です。

  困るのは、「タミフル」は鳥インフルエンザが爆発的流行を起こした時に
 頼りにすると、日本政府が位置付けている薬だという事です。2800万人分が
 国内に備蓄されています。

  対して、鳥インフルエンザにもっと効果を発揮するだろうと期待されて
 いる「ワクチン」ですが、1000万人分の備蓄しか日本にはありません。いざ
 という時には「社会機能維持者(政府高官、医療従事者、救急隊員等)」だけ
 に使われる予定だとの事です。

  さらに恐い事実もあります。「タミフル」はインフルエンザウィルスの
 ノイラミニダーゼという酵素の活動を邪魔して効き目を発揮します。H5
 N1とか言っている、”N”に効くのです。Aソ連型はH1N1。A香港型
 はH3N2。その他に人に感染するのはH1N2とN2N2。そして鳥イン
 フルエンザはH5N1。
  もし「タミフル」が、N1タイプに効かなくなったのだとすると、鳥イン
 フルエンザにも効かない事になってしまいます。

  現在のところ鳥インフルエンザの致死率は50%。あのSARSの致死率
 15%の3倍以上です.....

  この様な危機対応能力の低さでは、環境破滅対策も進まない事でしょう。
 恐ろしい事です。では232号。


★環境豆知識−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  先週は、「解体コストが試算の10倍超に及ぶ可能性のある」原発のコス
 ト面からの問題を紹介しました。しかし、原発解体はコスト問題以外にも
 破綻的問題を含んでいますので、少々続けてみましょう。


  原発を運転しますと、プルトニウムが出来ます。ウラン燃料の全部がプル
 トニウムになるわけではなくほんの1%ほどですが、長崎型原爆の元ですか
 ら危険性・有毒性はたいへんなものです。もちろん、プルトニウムの他にも
 放射性・有毒性のものが出てきます。政府の試算の通りの量だか、数十倍に
 なるかはわかりませんが、原発なんでデカい建造物を解体するわけですから、
 確実に相当たくさんの量が出ます。果たして、これらはドコに捨てろという
 のでしょう?

  「NUMO」のテレビCMでは、「地中深くに埋める事になっています」
 と言っています。突き詰めていけばウソではないのですが、このCMを見た
 ら「現在、地球上のどこかの地中深くに埋めている」様に受け取りますよね。
 ところが、実際に埋めたことはまだ一度もないのです。それどころか、どこ
 の地下深くに埋めるのかも全く決まっていません。また、引き受けてくれる
 ところが出現する見込みは全くありません。『事になっている』というだけ
 なのです。普通に受け取るイメージとCMは、”全然違う”のです。

  茨城県東海村に最初の原子炉が出来た1960年代には、原子炉を少なくとも
 10年運転して、その後放射能が低下するまで10年余り放置して、20年あれば
 引受先は決められるだろう、との見込みで原子炉の運転を始めたわけです。
 しかし、それから40年以上経った現在も捨て場所が確保出来る見込みはあり
 ません。  

 
  それはそうでしょうね。どこかの市町村が少しでも受け入れてしまえば、
 行くアテのない使用済み核燃料や、今後どんどん廃炉になっていく原子炉の
 解体くずが、「他に持っていくところがない」ので最初の約束の何倍もが、
 運び込まれてしまうでしょう。そして何万年も何十万年も放射能を出し続け
 るのです(元素周期表によればプルトニウムの半減期は8200万年)。現政府は
 「少なくとも300年間はちゃんと管理する」なんて言っていますが、300年も
 先に現代の約束が有効だとはとても期待出来ません。

  つまり、「原発を作る事」は「どこにも捨てようのないほどアブナイもの
 を、いつかどこかに捨てられる様になるかもしれないから、作ってしまう事」
 になるのです。


  そればかりではありません。そんな、どこにも埋めさせてもらえない程の
 『高レベルの放射性』を帯びた廃止原子炉を、誰が解体するというのでしょ
 う? 運転を止めてから少なくとも10年は、放射能が低下するのを待って
 放置する事になっていますが、10年くらいでそんなに放射能が低下するもの
 ではありません。 数分間も居ると1日の最大被爆量になってしまうと思わ
 れますから、作業になりません。ロボットに作業させようとしても、ロボッ
 トも壊れると言われています。

  但し、そんな作業は原子炉を解体する時ばかりでなく、1年余毎に行われ
 ている定期点検の時も発生しています。そんな作業は、「出稼ぎ」「日雇い」
 の人がやっているのです。ちゃんと訓練された”専門作業員”みたいな人を
 養成しても、すぐに一生分の許容被爆量を使い切ってしまいますので、臨時
 雇用する人にやってもらうしかないわけですね。その臨時雇用者の被爆状況
 がとんでもない事になっていて、「人柱」にされているという報告がいくつ
 もあったりしますが、
  http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html
  http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm
  http://www.nuketext.org/roudousha.html
 そんな素人さん達の、どれくらい正確だかわからない作業に頼って運転され
 ている原発の安全性なんて、どれくらい期待出来るものでしょう。

  そんな原発が、現在国内に55基。建設中の原発が2基。解体を待ってい
 る廃炉が1基。その他に研究用、試験用の原子炉がたくさん。

  世界中には約440基の原発。数がわからない原子力潜水艦/空母。試験研究
 施設...しかし、日本以外の地震地帯にはほとんどなし。

  地球温暖化よりも深刻な問題だと思われます。


☆本題のISO14001解説−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

3. 用語の定義
3.4文書
 何かの情報や案内。また、それが書いてあるもの。
 例えば、紙、フロッピーディスク等の磁気記録、CD等の光学記録、写真、
限度見本など。

3.5記録
 何かしたことについて、どれくらいやったかという事や、後から確認する
ために確かにやったという事を書いたもの。
 記録は文書の一種です。


〜参考〜
文書の分類

 ISO業界(?)では、昔から”文書””記録”と書類の種類を分けて来ました。
しかし、ISO業界外の人からみるとその区別はややこしいですし、ISO9000sの
2000年版で「記録も文書の一種である。」という事が明確にされてから、さら
にややこしくなった様子もある様です。

 さらに、これらを説明したときに人々の理解を妨げている様子の書類があり
ます。それが『計画類』です。そこでマネジメント改善研究所では、文書類を
「文書」「記録」だけでなく「計画(類)」の3つに分けて、下の様に整理する
事を提案します。もちろん、理解に困らないならば2つのままで構いませんが、
それでややこしかったら、3つに分けて整理する事を考えてみて下さい。


文書類(広い意味の文書)

 1.文書(狭い意味の文書)
 ・方針、環境マニュアル、規定、規程、手順書、要領書、作業指示書、帳票、
  様式、フォーム...と呼ばれている文書類。
 ・何かのルールや、作業のやり方(記録の記入の仕方を含む)が定められて
  いる。
 ・責任者がそれで良いことを確認していなければいけない。
 ・必要な時に改訂される。もちろん、責任者に変更を認めてもらわなくては
  いけない。
 ・必要な場所に、コピーが配付されていなくてはいけない。
 ・有効期間は、改訂又は廃止されるまで。
 ・必要があったら(なるべく定期的に)見直しをする必要がある。

 2.計画(類)
 ・計画、目標、プログラム、プロジェクト...と呼ばれている文書
 ・何かの決定事項を、多くはフォームに書き込まれて作られる。
 ・責任者が、それで良いことを確認していなければならない。
 ・必要があれば、改訂される事もある。責任者の承認は必要。
 ・必要な場所に、コピーが配付されていなくてはいけない。
 ・有効期間は、計画終了まで(多くは1年くらい)。
 ・有効期間が普通は短いので、見直しは必要にならない事が多い。

 3.記録
 ・記録、議事録、実績、○○票...と呼ばれている文書
 ・何か実施した事や、何かの結果の数値を、普通はフォームに書き込まれて
  作られる。
 ・責任者の確認は、必要ないことも多い。
 ・書いた事を変更するのは「改竄」になる。本当に変更が必要な時は改竄で
  はない事がわかる様にしておかないといけない。
 ・コピーを配付することはあまりない。
 ・コピーがないので、紛失したり誤廃棄したりしないようにしておかなけれ
  ばいけない。

 これらの他にも文書類の性質はありますが、だいたいわかると思うので省い
ています。


 お読みになったら、だいたいおわかりになったと思います。 2.計画類は
「フォームに」記入する事と、有効期間がハッキリしている事の他は、1.文
書と同じです。 ですから、文書類を2つに分けるなら計画類は文書と同じ方
に入ります。 他の文書とちょっと性質が違うので、混乱が起きるわけですね。

 そんなわけで、2.計画類は4.4.5項の通りに取り扱って下さい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マネジメント改善研究所では、年末年始にWebサーバ、メールサーバの切替を
行います。年末年始にメールを送られて不達になった場合には、数時間後に
再送下さい。

口語訳:ISO14001は「ISOで小難しい言葉を使わない運動」を強く推進して
います。
口語訳:ISO14001は、ISO14001の口語日本語訳です。JIS Q 14001の口語訳では
ありません。
口語訳:ISO14001は、うちわ(社内など)で利用頂いて結構ですが、印刷物・Web
などの多数へ配布する媒体に無断で引用するのはご遠慮下さい。
尚「環境豆知識」は、無断でない限り、かなり広範囲に許諾するつもりです。

ご質問、ご意見、ご相談、原発撤退は大歓迎です。


他の項目の解説は:  http://www.kiriishi.net/14001/top.htm

バックナンバーは:  環境豆知識インデックスからご利用下さい
環境豆知識インデックスは:
           http://www.kiriishi.net/14001/mame.htm
マネジメント改善研究所ホームページ:
           http://www.kiriishi.net/
メールマガジンの登録・解除は:
           http://www.kiriishi.net/14001/mag2.htm
情報セキュリティ版メルマガは
           http://www.kiriishi.net/7799/mag2.htm
ご意見、ご感想、ご質問は:
           info3@kiriishi.net

○発行 マネジメント改善研究所
○編集 切石 庄之介
Copyright マネジメント改善研究所 

マネジメント改善研究所は、石川県金沢市にあります。
雷で電車が止まらない限り、土日祝日を問わず編集人自ら全国に出張可能です。






















ここまで
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る