2009/10/31
福祉とまちづくりを語ろう! 2009.10.31
三上 直樹です。 半年ぶりのメルマガとなりました。お待ちしていた方には大変失礼をしておりました が、最近はBlogでの発信以上にTwitterでの「つぶやき」に意思表示の手段を移して いるのが原因です。 ぜひ、そちらにもご注目いただけるとうれしい限りです。 http://twitter.com/ mikmac ○変える/10/18(日):市役所運動会という愚挙 秋冷の中、市役所運動会が弘前公園スポーツ広場で行われました。 夜来の雨は朝には上がっていましたが、市長が本当に珍しく原稿なしであいさつした のがたたったのか、競技がはじまる頃には強い雨が降り出し、土のグラウンドだけに 滑って転ぶ危険や寒い中で過ごすことで風邪や新型インフルエンザにかかる懸念が あるにもかかわらず、競技が強行されました。 男子100m女子80mに続いて、課長がストローでジュースを飲んでから決裁版を部 長に渡し、それをもった部長が市長から決裁をもらうという障害物競走を見たところで 来賓として参列した市議5人のうち私を含む3人は会場を後にしました。 この時も市長は傘を差してもらっていたのですが、何と1500mに自ら出場した際に 傘を差した伴走者を従えていたというのを残っていた今泉市議から聞いて、本当にあ きれてしまいました。 当日は、金曜日からの「食と産業まつり」の最終日でしたが、それにかかわっている部 局でも参加させられていたようですし、夕方には市にも責任のある駅前再開発ビル 「ジョッパル」の閉店もある中、このような形で職員の求心力を高めようというやり方 はあってはならないことだと思います。 また細かいことですが、13年ぶりでの開催を第40回としていましたが、新市になって からは当然第1回であるはずで、職員においても合併をしたことを忘れている軽んじ ている姿勢が見受けられて、不快に思いました。 本当に福利厚生の一環として位置づけられるものなのか(ちなみに、私たちへの招 待は当時の福利厚生会・葛西憲之会長の名義になっていました)を含めて、考えて ほしい問題です。 ○変える/10/18(日):ジョッパルはすでに死んでいた 定例会の最中に競売がかかっていることが判明し、突如として問題が表面化した駅 前再開発ビル「ジョッパル」は、民事再生を断念し12日の予定が18日まで営業が延 長されたものの、本日で閉店となります。 1994年にダイエーを中核テナントとして華々しく開業した日も買い物に行った記憶 がありましたし、市長のように「私の責任ではない」とほざくほど無神経ではいられな い問題だと思い、家族と行ってみました。 最終日ということで、もしかしてごった返しているのかと思いきや、駐車場もガラガラ で駅前市民ホールもある4Fもすでに撤退した店舗の方が多く、人気(ひとけ)がある のは根強い人気があるという3Fの店舗だけでした。 廃墟と呼ぶのがふさわしい有様に、閉店時間まで見届けるという酔狂な気持ちも失 せて駐車場を下りましたが、日本のヨーカドーチェーンの中でも優良店舗とされてい る弘前店の至近距離に、商魂だけが目につくダイエーが出店すること、実際に行って みてコンクリート打ちっ放しの地下に段ボールごと商品を陳列するやり方ではうまくい くはずがないと直感しましたが、そのスタートから宿命を背負っていたように思いま す。 そういう感傷はともかく、市のホールや分室も来週で閉鎖となりますし、再開発ビル の筆頭株主としての責任もありますので、何とか市としての最善の手だてを打つ必 要があります。 新幹線開業や築城400年祭を迎えるにあたって、駅前の中心にブラックホールが存 在することは許されないと思いますので、早いうちに情報を集め話し合ってみたいと思 います。 ○変える/10/20(火):県議会の陰で着実な改革を進める津市議会 議会運営委員会には昨年9月の会派結成以来所属している関係で、今年度はじめ て視察に参加しました。 初日は中部国際空港へと飛び、そこから高速船で津市に向かい宿泊、二日目の午前 中に津市議会を視察しました。 津市は三重県の県庁所在地で合併により人口29万人・面積も700平方キロを超え る大きさになったそうですが、10市町村で166名の議員に対して在任特例を適用せ ず、市長ともども38名定員での選挙を行い、それを次の選挙に向けて36名に削減 したところです。 それだけでも立派なものですが、現在は議会改革検討会を設置して、一問一答式と 総括式などを選択できる質問の工夫や情報公開・複数委員会への所属といった多 様なテーマを話し合っているそうです。その原動力となっているのは、議長立候補者 が全員協議会で10分間の所信表明を行っているのが大きいように思いました。 これは、合併してそれぞれの考え方もわからないメンバーで選ぶにあたって必要では ないかということだったそうですが、神奈川県議会で当時の松田議長が議長マニフェ ストを掲げて選ばれるのに先駆けた取り組みですので、特筆に値します。 私の三重県議会を参考にしているかとの質問に対して、「あそこまではできないの で、議会基本条例も難しい」と謙虚な回答でしたが、実際には目立たないながらも着 実な改革を進めているのがよくわかり、参考になることが多かったと他の先輩議員も 口をそろえていました。 何と言っても、議長選挙のあり方は次回に取り入れたいことですので、コンセンサスを 得られるように働きかけたいと思っています。 ○変える/10/21(水):近江八幡市では議会以外の学び 議会運営委員会視察の2ヶ所目は、滋賀県近江八幡市でした。 近江八幡市は人口約7万人の琵琶湖南部に位置する近江商人の本拠地で、ふとん の西川や「メンターム」の近江兄弟社などがここで生まれました。 議会そのものについては、特筆すべき点はなく地道な運営をしている印象を得まし たが、富士山と琵琶湖の関係で富士宮市と「夫婦都市」、近江兄弟社の創始者 ヴォーリズの生地レブンワース市とは「兄弟都市」とユニークな関係を築いていたり、 「子ども未来部」「三世代交流課」といった珍しい部局があったり、コミュニティバスに 車輌を寄付してくれた会社のロゴが大きく入っていたりと、興味を引くようなことがた くさんあって、厚生常任委員会もしくは会派での視察で来たら、もっと学ぶものが多 いだろうと感じました。 その後、伝統的建造物保存地区に指定されている町屋街を案内していただいたの ですが、前日に訪ねた"no-ma"野間邸のあたりでも弘前市の伝建地区より全然よい のに、旧伴邸からはじまった町屋めぐりではそのスケールの大きさと保存の良好さに 圧倒されるばかりでした。 そのルートの中に丁字麩のおみやげ屋さんが組みこまれていたり、近江牛ばかりでな く時代劇のロケで使われる料理屋さんも点在していて、観光というのはかくあるべし というお手本のようでした。 ところで、学ぶことだらけの近江八幡市ですが、隣の安土町との合併では先方でのリ コールや町長交代で難儀しているようです。 議会としても合併の準備を進めているそうですが、是が非でも合併をという意気込み ではないように感じましたし、津軽における浪岡町の悲哀を繰り返さないためにも、政 権交代を楯に合併告示の取り消しに持ち込んでほしいものだと思っています。 ○変える/10/22(木):道半ばで成果十分の中間報告会 「市政を変えるマニフェスト」中間報告会を開催しました。 20名を超える参加者の中には、県議や会派にこだわらない形で市議3名、それから 立候補を予定している葛西前副市長のスタッフの方も顔を見せ、まさに呉越同舟で したが、これがマニフェストをオープンな場で考えるからこそのできごとだと思いま す。 まず、私が取り組みの趣旨や教育・観光・農業・医療の4分野についてのマニフェス ト、さらには今後の進め方をプレゼンしました。要点としては次のとおりです。 教育:コミュニティスクールで地域力導入 観光:双方向百科サイトで交流 農業:世界を視野に後継者支援 医療:戦略室で津軽の医療ハブに その後質疑応答という形で進めましたが、非常にたくさんの方々から積極的に手厳し いご指摘をいただきました。 その要点としては、先にビジョンがあるべき/数値目標・財源を明示すべき/現状把 握が十分でない/地域力といってもコミュニティが弱っている/ビジョンと具体策の すり合わせを/ねぷたが地域資源などなど、それぞれ的を射た発言でしたので、こ れをフィードバックさせていく作業が必要だと痛感しました。 ただ、実際にマニフェストを掲げて当選しても検証が行われない場合もある中、策定 過程でさまざまな立場の意見を取り入れる機会を得られたことは、これまでにないこ とだと思いますので、その意味では成果十分な報告会だったと思っています。 これから、行政・自治そしてビジョンばかりでなく、緊急の対策が必要になる「ジョッパ ル」や百沢スキー場に関しても集中して話し合うつもりですので、ぜひ関心を持たれ た方はお気軽に参加していただいたり、ご意見をお聞かせいただきたいと思います。 -------------------------------------------------- 「三上 直樹、かく語りき」: http://mikami.cocolog-nifty.com/talk/ 「議会を変える、弘前が変わる」: http://mikami.cocolog-nifty.com/hirosaki/ このメールマガジンは、三上 直樹が個人的にメールのやりとりをさせていただ いた方や名刺を頂戴した方にも、代理登録してして配信させていただいており ます。 突然のメルマガ配信にびっくりなさった方々にはおわび申し上げますとともに、 これもご縁とご愛読のほどよろしくお願いします。 転載については大歓迎です。みなさんの周りでぜひお広めください。その際 は、ご連絡いただければうれしいです。 ご意見、ご感想、また登録変更や解除につきましては、下記までお願いします。 n.mikami@nifty.ne.jp


