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身近な問題でも、よくわからない福祉や介護、それからまちづくり。施設の経営者として、また弘前市議会議員としての体験から日頃考えていることなどをお知らせし、皆さんと考えていきたいと思っています。

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2008/08/08

福祉とまちづくりを語ろう! 2008.008.08

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三上 直樹です。
一度ペースを崩すと再開するタイミングをつかめぬまま、3ヶ月も発行に穴が
空いてしまいました。
8月に入り、ねぷたが終わりオリンピックがはじまるのを機会に復活しましたの
で、改めてのご愛読とご意見をよろしくお願いいたします。

○50年目の奉納武道大会/「語りき」2008.08.01
今回で50回目となる弘前八幡宮奉納武道大会が開催されました。

これは今年になるまで知らなかったのですが、元々は今はなき弘前新聞社が
主催していたのが一旦中断し、それを弘前ライオンズクラブが引き継ぐ形で
再開したのだそうです。 
そのおかげで、我がクラブの周年と同じ開催回数になっていることもあって、7
月からはじまる年度の最初の奉仕活動=アクティビティとして大事にしてきて
います。 
今年も小中の剣道・高校の弓道で200名を超える参加者があり、表彰の際も
関係者から喜んでいただいていましたが、単に大会を開催すれば青少年育成
の意義があるのか、再考の時期にきていると個人的には感じています。

何はともあれ、50周年の最初の事業をつつがなく終えることができましたが、
この一年はライオンズクラブの活動や趣旨をなるべくお伝えしたいと思ってい
ます。

○相馬ねぷた、雨の3年目/「語りき」08.02
1日からはじまった弘前ねぷたまつりに、相馬ねぷた愛好会は3年目の出陣と
なりました。

午前中からの雨で開催そのものが危ぶまれる状況に出発をちゅうちょし、途
中でのアクシデントもあって2年続けてきた大型ねぷたの先陣を切るポジショ
ンではなく30番目という遅い順番になりましたが、長慶苑の在宅利用者8名
を含めた大陣容で臨むことができました。 
戻ったのは22:00を過ぎるという状況で、ねぷた小屋で審査結果を待ちまし
たが、残念ながら今年は本賞受賞を逃してしまいました。

今回は31日の村内運行が雨で流れ、ぶっつけ本番で合同運行に臨んだこと
や雨中で遅くまで待たされたこと、さらには3年目という慣れが出てしまったこと
が、この結果になったように思いますが、賞を取るという呪縛から解かれた形
になりましたので、逆にねぷたそのものを楽しめるのをいい方向に生かしてい
く時期にきたと思います。

○韓国からのお客様と青森ねぶた/「語りき」08.03
1月の訪韓の際に施設見学させていただいた水原市のキム施設長と市の高
齢福祉担当のパクさんとチョンさんの3人が来日しました。 
目的は、韓国で7月から施行された「療養保険」制度の先行モデルである介
護保険制度と日本の介護サービスを学ぶためでしたので、青森空港に着いた
皆さんと昼食を取り、すぐに青森市内の新型特養「寿幸園」を見学させていた
だきました。 
人口110万人の水原市は、施設29ヶ所でデイは10ヶ所ということで、30万
都市で特養だけで11ヶ所、さらにデイは50ヶ所以上というサービス量の差に
驚いていました。

その後三内丸山遺跡に案内し、せっかくの機会なので青森ねぶたを見物しま
した。 
いつも政策ラウンジでうかがっている和田ビルがさくら野交差点近くにあるの
で、ビルのオーナーである和田さんのご厚意で特等席で見ることができ、ちょ
うど清風荘が取り組んでいる「ケア付きねぶたじょっぱり隊」が参加しているね
ぶたが目の前から出陣するというベストポジションでの観覧となりました。

ところで、この2年はねぷたに出ることばかりで他を見に行く機会がなかったの
ですが、久々に青森ねぶたを関係者の視点で見てみると、気がつくことがいく
つかありました。 
何と言っても人出の多さには圧倒されましたが、隊列が囃子方が本ねぶたの
前にきているところと後ろになっているところがあり、行列そのものが重要無形
文化財指定となっている弘前ねぷたとの違いというか乱れを感じました。 
それに、カラス族問題でハネトに正装での参加が求められているせいか、これ
では本当に好きな人しか参加できそうにないですし、やる側と見る側とが完全
に分かれてしまうのは、まつりとしてはいかがなものかと思います。 
イベントとしてのすごさとまつりとしてのあり方、光と陰の両面を見た気がしま
す。

○韓国から見た日本の介護保険/「変える」08.04
水原市からのご一行を案内しての二日目は、行政での介護保険制度運営に
ついてをメインに、弘前市介護保険課とつがる市介護課から説明をしていた
だきました。 
弘前市では三上課長補佐に対応していただきましたが、やりとりの中心となっ
たのは日本では社会福祉法人が破産しているというがどういう処理をしている
のか、社会福祉法人と企業では介護報酬は違っているのか、施設定数に対す
る総量規制はあるのかといった論点で、制度の理解不足がある中で市で答え
られる範囲ではないものも多かったのですが、懇切に対応していただいたと
思います。 
こういうやりとりをしてみますと、日本の介護保険制度を基本から説明すること
になりますし、こうだと思っていたことでも基準が変わっていたのを知ることに
なったり、私にとってもいい機会になりました。

ところで、ちょうど出くわした高橋企画部長には「貴重な日韓交流なので、
ニュースになりますよ」と話したとおり、地元2紙にも写真入りで取り上げていた
だきました。 
日頃は悪態をついていますが、少しは市のイメージアップにつながったのでは
と自画自賛しています。

○韓国での再会を約束/「語りき」08.06
3泊4日の予定で来られた水原市からのご一行を、青森空港で見送りました。

二日目は弘前市とつがる市の担当課からの説明とつがる市社協のデイサー
ビスセンター見学をしてから相馬のねぷたに参加してもらい、終わってからは
「あいや」で津軽三味線を堪能していただきました。 
三日目は長慶苑での見学と説明、それから白神ビジターセンターを見学、夕
食は職員をまじえてのお別れ会をし、最終日に韓国にはまだない小規模多機
能型施設「りんごの郷」を見学するという、慌ただしくも充実した内容で、3人
とも喜んで帰路についてくださったようで何よりでした。



私たちにとっても、積極的に学ぼうとする方々と漢字での筆談で何とかやりとり
をし、逆にハングルを教えていただきながらの交流で得たものは大きかった
ですし、村内に嫁いでいるキムさんに通訳をしていただいたことで韓国料理を
教えに来てもらう約束ができましたし、非常に有意義な機会になりました。

1月に続いて10月に再び講演の依頼をされていますが、ちょうど水原市は最
大の祭りの期間にあたるそうで、ぜひとも夫婦そろって職員もきてくださいとの
強いお誘いをいただきましたので、さらに交流を深める機会を作るのを約束し
てのお別れをしました。

○相馬ねぷた、次への兆し/「語りき」08.07
5日の村内運行は参加できませんでしたが、2・4・6日の市内運行と7日の村
内運行には参加して、相馬ねぷた3年目の夏も終わりました。
朝からの暑さの中、小学生4人と町印を引く羽目になって汗だくで戻ってか
ら、打ち上げの宴席に加わってきましたが、そこでねぷた愛好会の会長と少し
話をしました。 
3年目になって見えてきた課題を解決するためにねぷた以外のことにも取り組
んではと水を向けると、会長もそれは念頭にあるということで、ねぷた期間以
外の活動や地域づくりの核となる方向性で意見交換できたのは、何よりでし
た。

合併直前に弘大の山下先生らから「NPOそうま」という提言をいただきながら
形にならずにきたのですが、ようやく核分裂をはじめる兆しが見えてきたうれ
しさが、昼のビールのまわりを早めたのはいうまでもありません。

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