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2009/02/07

ガンジー村通信 vol. 340

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           9の日・9条・ハンスト・イン

            2006年2月9日以来、今回で37回目


          ≪ ガンジー村通信  2009/2/7  vol. 340  ≫


本誌HP http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/
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       ◇======================◇
                I N D E X
       ◇======================◇



    【1】3周年記念 第37回「9の日・9条・ハンスト・イン」のご案内

                                       ・・・「ガンジーの会」世話人会

    【2】自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラソン終結

         一斉ハンスト報告       ・・・「ガンジーの会」世話人会

     【3】自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレーの5年間を報じた

      新聞各紙の記事(毎日・朝日・信濃毎日・京都)・・各紙より転載

     【4】ソマリア沖への自衛艦派遣などについて ・・・市民の平和主義者

        〜 読者からのメール&HPへの書き込みから〜 浜口かつみ

     【5】自由参加のハンスト報告    ・・・「ガンジーの会」世話人会

   【6】でんでんむしのつぶやき (編集後記)              ・・・編集



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【1】3周年記念 第37回「9の日・9条・ハンスト・イン」のご案内

                                             「ガンジーの会」世話人会

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         日本と世界の未来のために九条を護り

    その基本精神を実現していくべきだと考えるすべての皆さまへ ! 


 節分の候を迎え、家々の軒端に梅の花がチラリホラリ、冬の峠を越えた感じ
の今日この頃、皆さまにはご健勝にお過ごしのことと思います。

 さて、毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。
2006年2月9日に始まったハンスト・インは3周年を迎え、今回は2月9
日午前0時から、「3周年記念ハンスト・イン」として行われます。

 既にお知らせしたように、2004年1月26日にスタートし5年間続いた
「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー」は、5周年に当たる2009年1
月26日の正午から24時間一斉ハンストを行うことをもって終結。以後は自
由参加ということになりました。

 しかし、海上自衛隊の艦艇がインド洋で多国籍軍のための補給活動を続けて
おり、さらに政府はソマリア沖に「海賊対策」を口実に海上自衛隊を派遣させ
ようとしており、加えて、アフガンへの兵力増強を言明しているオバマ新大統
領の要請で、陸・空自衛隊がアフガンに派遣される可能性もあります。自衛隊
の海外派遣が常態化し、九条が骨抜きにされ、改憲をまたずに空洞化されてい
く危険性が加速されてきております。

 こうした状況に鑑み、「ガンジーの会」は毎月9日の「9の日・9条・・ハ
ンスト・イン」は、今後も継続させていく考えですが、この一年来、改憲の危
機が遠のいたためか、参加者の数が減少傾向にあります。2010年には改憲
のための国民投票法も効力を発し、憲法9条改憲をめぐる水位は実際には高ま
っております。3周年に当たる今回のハンスト・インには、家族や職場、サー
クル、友人・知人など身近な方をお誘い合わせの上、一人でも多くの皆さまに
参加していただきたくご案内申し上げます。

 「継続は力」です。頑張りましょう!


     ★第37回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要領★

1.日時    :2月9日(月)0時から24時間ハンスト(水、白湯は可)

2.参加方法 :参加希望者は、本会ホームページ
              (http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/)の「参加申込」のサ
               イトに、2月9日午前0時までに、名前(ハンンドルネームも
               可)、年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下
               さい。
               このハンスト・インの運動は、インターネット上の意志表明が、
               他の参加者や全国で志を同じくする人々を励まし、九条を護る
               運動の輪を広げていくことになることをお忘れなく。

3.終了報告  :24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこん
              で下さい。これを怠ると、あなたが自衛隊の海外派兵や9条の
              改悪・廃棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わり
              ません。あなた自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告
              を書き込んで初めて、ハンストという行為が政治的抗議行動に
              なることをお忘れなく。

4.実施方法  :初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホーム
              ページの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、
       24時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はい
       りません。まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るとこ
       ろまでやる。それであなたの意志は十分に参加する人たちに伝
       わります。 

5.その他   :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参
        加者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記へご連絡ください。

     v.gandhi@dia.janis.or.jp

                2009年2月3日 

               「ガンジーの会」世話人会:代表 末延芳晴


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【2】自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラソン終結

      一斉ハンスト報告 (1月26日正午〜27日正午)

                      「ガンジーの会」世話人会

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■一斉ハンスト参加の皆さま!
                    「ガンジーの会」代表:末延芳晴

 ジョン・レノンの「イマジン」の歌声と共に、時計の針が1月27日12時
0分を過ぎ、『自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー』5周年記念一斉ハン
ストが終了。これをもって、2004年1月26日、自衛隊に派遣命令が下さ
れた日から5年間、1日の休みもなく続けてこられたハンスト・リレーは終結
として、以後は、自衛隊の海外派遣と憲法改悪、特に九条廃棄に反対して、自
由参加の形で、ハンストを続けていくことになります。

 陸上、航空自衛隊がイラクから撤退したことで、一応ハンスト・リレーの目
的は達成されたとはいえ、海上自衛隊の艦船がインド洋で今も補給活動を行い、
政府はソマリア沖にも自衛隊艦船を派遣しようとしています。さらにまた、オ
バマ米国新大統領は、イラクからの撤退を表明したものの、アフガンへの増兵
を言明しており、事態の展開次第では、再び自衛隊に派遣の要請が来る可能性
もあります。そうした意味でも、情勢は予断を許しません。今後とも、注意深
く事態の推移を見守っていく必要があるでしょう。

 尚、今回の一斉ハンストには以下の13名の方が参加されました。皆さま、
24時間のハンスト、ご苦労さまでした。


         ■一斉ハンスト参加者■
                    (1月26日正午〜27日正午)

 1.相良和彦    福岡・北九州市
 2.高橋如安    埼玉
 3.藤森治子    長野
 4.池宮正信    米・メイン州
 5.池宮とも子   米・メイン州
 6.Maeda Fusayo  愛知・名古屋
 7.どんぐり    北海道・帯広
 8.白岡 順    千葉
 9.稲村秀夫    滋賀
10.川端晶子 
11、nenko 
12.末延芳晴    京都 
13.M

 ちなみに、13名の参加者の内、稲村さん、川端さん、nenkoさん、M
さんは、今回が初参加です。ハンスト・リレー最後の日の参加となりましたが、
何か新しいエネルギーが注入されたようで、心強く思います。今後、自由参加
の形で、ご都合のよろしいときに参加頂けると幸いです。

 それでは、皆さま、ゆっくりと寛がれ、お昼の食事をお楽しみ下さい。


                    ■ 参加者の報告・感想 ■

■新しい5名の参加者を迎えて        相良和彦(福岡・北九州市)

1月26日(月)の ハンスト・リレー・マラソン 五周年記念一斉ハンスト
に参加します。

 今夜半、オバマ大統領就任式典が挙行されます。
 世界中が彼のチエンジを待っています。

 <日本にもオバマ旋風巻き起こせ みんな待ってる 頼れる総理>
                         (高1・松村かおり)


1月27日(火)正午、5周年記念一斉ハンスト終了しました。

新しい5名の方を迎え、今も続いている内外の緊張も忘れ、皆さんと一緒に足
取りも軽く、5周年を心から祝う楽しい遠足でした。


■参加します                     高橋如安(埼玉)

1月26日(月)ハンスト・リレー・マラソン・五周年記念一斉ハンストに参
加します。


■残念ですが、この辺がけじめか・・・  池宮正信・とも子(米メイン州)

ハンスト・リレー、26日を最後に、お休みに入るとか、少し残念ですがが、
自衛隊の完全撤退までやり通し、目的は達成したので、この辺がけじめのつけ
どころという気もします。

私たちは、これまでどおり、毎週月曜日のよる9時から38時間断食を続けて
いきます。

尚、26日の一斉ハンストは、時間をずらし、夜の9時から38時間参加しま
す。


■5年も経つのですね・・・        Maeda Fusayo(愛知・名古屋)

26日正午からのハンスト、参加します。

イラク派兵に反対する意思表示としてハンストに参加し始めて5年。
自衛隊の海外派兵は見えにくいところで着々と浸透している感があり、歯ぎし
りする思いもありますが、とりあえず初期の目的であったイラクからの撤兵と
いう事で、私も今回を最後のハンストにします。

月一回でしかなかった私にとっても負担感は大きかった事を思うと、今更なが
らですが、レギュラーメンバーの方々の大変さに敬意を表します。
本当にご苦労さまでした_(_^_)_ 

ガンジーの会は存在し続けるとのことですから、今後もWeb散歩のコースに、
掲示板前を入れておくことにします。


1月27日 正午 ハンスト終えています。

5年も経つのですね・・・ 


■日本の平和運動に一石を投じたのでは         白岡 順(千葉)

1月26日正午から、一斉ハンストに参加します。

5年間のハンスト・リレー、ご苦労さまでした。僕はあんまり熱心な参加者で
なかったけど、この運動が、日本の市民の平和運動に、一石を投じたことは間
違いないと思います。


■具体的な行動をすることが重要            稲村秀夫(滋賀)

1月26日の一斉ハンストに滋賀から参加します。

1日も早くイラク、アフガニスタンそしてガザに平和が訪れる事を願います。


1/26(月)am0:00〜1/27(火)am6:00
30時間のハンストを終了しました。

具体的な何かを行動する事が重要だと思います。また、参加します。


■この参加がインターネットの事始です             川端晶子

昨日の新聞でハンストリレーを知りました。最後の一日だけですが、参加しま
す。インターネットを始める最初が、このハンスト!ハンスト記念日です。


■何もできないと思いがちですが                  nenko

この活動のことを朝日新聞の記事で知りました。今日が5年間の活動の締めく
くりの日だということなので、最初で最後になりますが、会の趣旨に賛同して
参加します。

今の時代はまさに世界中の人たちが「非暴力」の大切さと難しさを実感してい
るのだろうと思います。私自身、自分には何もできないと思いがちですが、あ
らゆる暴力に対して抵抗の意思を持ち、それを自分で確認し続けたいと思いま
す。


■初心にかえって                          M

はじめまして。昨日(2009年1月25日)の朝日新聞で、初めてこの活動
について知りました。

事前に参加申し込みができなかったので、正式な参加者には数えていただけな
いかも知れませんが、昨夜10時から今夜10時まで、ハンストに参加しまし
た。

一人一人の力は弱く、自衛隊の派遣が長引くと、だんだん、自国の軍隊が外に
いる事態を空気のように感じてしまっており、自分が恐ろしくなります。その
ようなときに「ガンジーの会」の活動を知り、初心にかえりました。

憲法9条という私たちの宝物を、一緒に守りましょう。


■「これでよかったのだ!」              末延芳晴(京都)

1月27日午後12時半、一斉ハンスト終了しました。

正午に、ジョン・レノンの「イマジン」をスピーカーから流しながら、終了の
宣言を行いました。

12時半頃、暖かい蜂蜜入りの抹茶ミルクをいただきながら、5年間を振り返
り、参加者の顔や名前、様々の出来事、辛かったこと、楽しかったことを走馬
灯のように思い出しているうちに、涙があふれてきて・・・・・でも飲み終わ
った時には、何か肩の上にズッシリのしかかっていた物が一気に消えたようで、
「これでよかったのだ!」と一人で快哉を叫んでいました。

昨年暮に、5周年をけじめに終結する意向を皆さまにお伝えして以来、いかに
してソフト・ランディングさせるか、全力を傾注し、このところ夜もよく眠れ
ない状態が続いていたのですが、とにもかくにも無事にランディングに漕ぎ着
けることができ、しかも新規の参加者が5人も増えるというボーナスまでつい
て、ほっとしているというのが正直なところです。それもこれも、皆さまのご
理解とご協力のお陰と、感謝あるのみです。

ところで、今後のことですが、今月一杯はハンストはお休みとして、2月に入
ってから、新たに自由参加の形でスタートさせたらどうでしょう。


■ようやく緊張感が解れて               藤森治子(長野)

2009年1月27日(火)正午、一斉ハンスト終了しました。

午後、日向ぼっこをしながら、この5年間のあの時、この時のCDを聞いていた
ら、なんだかぼんやりしてしまって、夕飯を済ませ、ゆっくりお風呂に入って、
ようやく緊張感が解れてきたような気がします。

毎週締め切りに切羽詰り、時には夢の中にまでホームページが出てくるくらい
慌しく緊張した日々でしたが、これまで無関心できた政治や経済や歴史に至る
まで深い学習や読書の出来た充実した5年間でもありました。有難うございま
した。

自衛隊のイラク派兵は終わりましたが、政治情勢がなかなかのんびりしている
ことを許しそうもないので、一休みしたら、またハンストに復帰したいと思っ
ています。


■内面に深い絆を感じて                  燿山(岡山)

25日(日)定例ハンストに引き続き、26日(月)一斉ハンストを27日
(火)正午、満願成就しました。

末延さんはじめ発起人の方々、5年間、本当にご苦労さまでした。裏方で編集
作業をされていた藤森さん、お疲れさまでした。

お陰さまで皆さんのお骨折りに乗っかり私も意義深い楽しい断食を継続できま
した。内面に深い絆を感じています。感謝申し上げます。

これからは、ガンディーの精神をもとより崇敬していますので勝手連ヤドカリ
手法でこのホームページが存在する限り日曜日24時間断食を継続します。ま
た、友人が完全断食ではありませんが、減食する事で参加する予定です。


■ご苦労がひしひしと伝わって来ました     どんぐり(北海道・帯広)

27日12時40分、一斉ハンスト終了しました。

5周年記念のガンジー村通信を拝読しました。私は参加しただけですが、末延
さんや藤森さんの会を続けて行くことへのご苦労がひしひしと伝わって来まし
た。私が参加し始めるまでの1年間にも様々なことがあったのですね。本当に
ご苦労様でした。そしてありがとうございました。


■入会します〜当面9日だけ〜             林山満彦(京都)

日曜日の記事を拝見させて貰い、真摯な活動に小さな感動をおぼえました。

恒久平和を願い、平和憲法が守られることを常に祈っていても、非力な我々に
は当然のように限界があります。でも、祈り以外にできる事はないのかと、模
索したり自問する事も度々でしたが、何か今、実行してみたいと思う事に出会
った、そんな気持ちです。

入会したいと思いますので、よろしくお願いします。当面は仕事も忙しいので
9日だけのハンストになりますが、どうか仲間にいれて下さい。


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【3】自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレーの5年間を報じた

   新聞各紙の記事                  各紙より転載

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■自衛隊イラク派遣:抗議のリレーハンスト

 5年で4500人参加 /1月26日毎日新聞・京都 記事

◇北区の末延芳晴さん呼びかけ 昨年12月引き揚げ、目的達成し終了

 自衛隊のイラク派遣に抗議し、北区の文芸評論家、末延芳晴さん(66)が
知人ら10人と始めたリレー式ハンガーストライキが26日正午、開始から丸
5年を迎えて終了した。参加者は延べ4500人以上。昨年12月に航空自衛
隊がイラクから引き揚げ、目的は達成されたと判断した。

 陸上自衛隊にイラク派遣命令が出た04年1月にハンストを開始。参加者は
自宅などで通常の生活をしながら正午から24時間断食をし、次の参加者が引
き継ぐ。インターネットで呼びかけたが、特に夏季は参加者が集まらず、末延
さんが週3回、断食したこともあった。

 「ハンストをしたくらいで何の意味があるのか」「憲法9条を変えないでど
うやって日本を守れるんだ」と、ホームページに大量の書き込みがあったこと
もある。数人とは半年間にわたって意見を交わし、「お互いに意見は異なるが、
論を深めることができた」。

 米・ニューヨークで暮らしていた末延さんは91年、湾岸戦争に向けて米国
民が一体となる様子を肌で感じ「少数でも、反対意見を持つ人が異をとなえな
ければ」と考えたという。「今は下火になっている改憲や自衛隊派遣賛同論が
再度、盛り上がる時があるだろう。最後まで誰かがノンということが大切」と
話した。


■「自衛隊イラク派遣反対5年のハンストに幕 ガンジーの会」 

1月25日、朝日新聞・西日本版 記事

 自衛隊のイラク派遣に反対し、平和と非暴力を訴える「ガンジーの会」のリ
レー式ハンガーストライキが、26日に最終日を迎える。スタートから丸5年。
参加した市民は延べ4千人以上にのぼった。自衛隊がイラクから撤収し、国内
の改憲論も一時よりは沈静化したとの判断という。

 リレー式ハンストは京都市北区の文芸評論家末延芳晴さん(66)ら発起人
11人が、どこからでも参加できる活動として発案。石破防衛庁長官(当時)
が自衛隊に派遣命令を出した04年1月26日にスタートした。

 73年から米国で暮らした末延さんは、米国が91年、湾岸戦争に突入して
いく様子を間近で見た。一人息子(23)が10代前半だった98年、「徴兵
されかねない」との思いで帰国した。その6年後の自衛隊派遣に「なんとかし
なくては」と思ったという。

 参加者はそれぞれ自宅や職場で通常の生活をしながら24時間断食をし、翌
日、次の参加者にバトンタッチする方式。インターネットや報道で活動を知っ
た市民に輪が広がり、毎日、全国のどこかで2人以上が断食をしてきた。毎月
9日は憲法9条擁護を掲げて一斉ハンストをした。哲学者の鶴見俊輔さんが参
加したこともある。

 体力を消耗する夏場は特に厳しく、末延さんも一時は約20キロも体重が落
ちたという。末延さんは「きっかけがあれば、また改憲論や自衛隊海外派遣論
が盛り上がってしまうだろう。最後までノンと言い通すことが大切だ」と話す。

 26日は最後を飾る一斉ハンストをする。参加申し込みは
http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/まで。


■一面コラム「斜面」/信濃毎日新聞/1月31日(土)掲載

 飲食を絶ち、抗議の意思を示すハンガーストライキ。戦争や抑圧に対して非
暴力で抵抗する一つのあり方だ。日本でこのハンストを、5年間リレーしなが
ら続けてきた人たちがいる。

 「ガンジーの会」のメンバーだ。自衛隊のイラク派遣に反対する作曲家や写
真家が集まり、2004年1月、派遣命令が出たその日から24時間の断食の
リレーを始めた。会のホームページを中継点にさまざまな人が参加した。長野
県の人もいる。航空自衛隊の撤収を見届け、この1月にひとまず終えた。

 この試み自体、知られていたとは言い難い。イラク派遣が長引くにつれて参
加者は減り、かろうじてつなぐ日もあった。「現実は変わらない」「自己満足」
との批判も会に寄せられたという。何のために空腹に耐えて続けるのか。参加
者の自問でもあった。

 会の発起人で文芸評論家の末延芳晴さんは「戦争や暴力にノーと言い続ける。
それを身をもって証明したかった」と話す。米国に20年以上滞在した経験か
ら、平和憲法を生きるよりどころにしたいとの思いが強まったという。それを
確かめた5年間だった。

 政治や社会の流れの前に、個人など無力に思える。だからといって、批評し
ているだけでは何も変わらない。リレーに加わった人はのべ5700人余。す
ぐには目に見えなくても、自ら動いた体験から一人一人が得たものは決して小
さくないだろう。


■「リレーハンスト丸5年、26日休止 」「自衛隊イラク派遣に抗議」

 京都新聞/1月24日記事

 「ハンストを通じ、より自分たちの問題として9条を考えるようになった」
と語る末延芳晴さん(京都市北区)。

 自衛隊のイラク派遣に抗議して、文芸評論家の末延芳晴さん(66)=京都市北
区=を中心に国内外約900人の市民が日替わりで断食に取り組んできたリレ
ー式ハンガー・ストライキが、丸5年を迎える26日の正午でいったん休止さ
れる。昨年末に自衛隊がイラクから撤退したことで「当初の目的を達成した」
のが理由だが、「憲法九条や平和が脅かされる時は直ちに再開する」としてい
る。

 陸上自衛隊にイラク派遣命令が出た2004年1月26日、末延さんが友人
10人と無党派・無宗派の「ガンジーの会」をつくってハンストを始めた。

 インターネットを通じて広く賛同を呼び掛けた。参加者は希望日の正午から
断食に入り、翌日正午に次の人にバトンタッチするまでの三食を水だけで過ご
す。10−80代が参加し、今まで1日も途切れなかった。

 末延さんは「主婦やお年寄りも、家に居ながら平和を求めて意見表明ができ
た。ネットを通して連帯や信頼関係が築け、新しい市民運動を提起できた」と
振り返る。

 ただ、世論が盛り上がっていた当初に比べて参加者が減り、最近は主要メン
バーが週2日断食することでリレーをつないできた。末延さんは「体重が20
キロも落ち、つらい時もあった。改憲を進めようとした小泉、安倍内閣の時に
比べ、九条を守る意識は草の根レベルで育ち、一定の達成感がある」と話す。

 一方、永久的な憲法九条の護持を目指し、毎月9日を「九条の日」として続
けている24時間一斉ハンストは今後も続ける。哲学者の鶴見俊輔さんも参加
しており、市民に参加を広く呼び掛けている。


■自衛隊派遣反対の断食リレーの発起人 末延芳晴さん

 /朝日新聞2月1日「ひと」欄

 自衛隊にイラク派遣命令が出た04年1月以来、1800余日。延べ450
0人が1分1秒の途切れもなく、抗議のハンストをリレー形式で続けてきた市
民運動が、陸自・空自の撤退を確認し、5周年に当たる1月26日、終結宣言
を出した。

 発起人として、水と白湯以外とらない24時間の断食をした。「最初の3年
は週3回、以後は週2回。75キロの体重が一時は55キロになった。」

 声高にスローガンは叫ばない。ガンジーの非暴力主義を範に、国家の決定に
も一市民の不服従の意志を示そうと、「ガンジーの会」を結成。インターネッ
トの呼びかけに全国に輪が広がり、26日正午からの最終回は13人が参加し
た。

 「デモや集会に出にくい85歳の老人や家庭の主婦も、日常生活の場で可能
な時間帯で加わってくれた。」

 大学では中国古典文学を専攻。世界放浪の末、「多様な価値と個が尊重され
る」ニューヨークで芸術評論を25年。98年に帰国後は京都に居を定めて文
芸評論に取り組んできた。

 断食を通じてはっきりと見えてきたテーマがあったという。「文学は戦争を
どう描いたか」だ。最新作『森鴎外と日清・日露戦争』(平凡社)は「国家」
を「個人」に優越させた陸軍軍医だった文豪に切り込む。

 「またぞろソマリア沖へ艦船派遣が検討される。問題がいつ再燃するかわか
らない」。ハンストリレーは正確には「一時休止」だ。しばし疲れをいやし、
体力・気力を養う。


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【4】ソマリア沖への自衛艦派遣などについて      市民の平和主義者

   〜読者からのメール&HPへの書き込みから〜    浜口かつみ

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■ソマリア沖海賊問題の解決法             市民の平和主義者

初めまして

 ソマリア沖の海賊対策として、政府は自衛隊の派遣を考えているようですが、
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動
たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段とし
ては、永久にこれを放棄する」という憲法第九条の条文に照らして、海賊とは
いえ、「国際紛争」を解決手段として、「武力による威嚇又は武力の行使」を
前提として、武装自衛隊を派遣することは、明らかに憲法に抵触します。

 そこで提案ですが、ソマリアの海賊に輸送船団の護衛を任せたらどうでしょ
う。各国が海軍を派遣するために要する経費の半分を、ソマリア政府に援助の
目的で交付し、そのうちの何%かを護衛に当たった海賊に手当てとして支給す
る。その方が護衛船団を派遣する各国にとって支出が少なくてすみ、また海賊
達にとっても、殺される恐れがなくなり、海賊行為を働くより、実入りもいい
はずで、正に一挙両得ではないでしょうか。

 あるいはそれが不可能な場合は、一層のこと中国海軍にお金を払って護衛を
代行してもらっては・・・・そうすれば、日本が国際紛争に武力を絶対に用い
ないという日本人の意志を中国に伝えられ、結果として東アジアの平和と共存
に益するのではないでしょうか。

 国際社会から顰蹙を買おうが、「軟弱」だと笑われようが、日本は平和国家
として絶対に九条は護るという意志を国際社会に発信し続けること、それこそ
が勇気ある行為であり、日本が国際社会から信頼させ、尊敬される一番の近道
だと思うのですが・・・・・。

 一つ書き忘れました。

 武装自衛隊をソマリア沖に派遣することが、ある意味でイラクに派遣するこ
とより危険なのは、本来警察行動であるべき、海賊対策を軍隊が代行して行う
ことにあり、その事の危険性は、戦前、軍部が警察行為に過分にかかわり、芽
生えつつあった自由の息吹を圧殺してしまった歴史よって証明されます。

 ソマリア沖で自衛隊艦隊が、海賊を武力で取締ることで、それが当たり前の
こととして認められ、やがて自衛隊が国内の治安維持に乗り出してくる・・・
・・再び悪夢の時代がやってくるのでしょうか。


■ソマリアの記事、お知らせいただいた3つ読ませていただきました。「どう
もおかしい。裏に何があるんだろう?」と感じていても、なかなか探求する余
裕がありませんでしたが、的を射た記事をお知らせいただいて、読むことがで
きました。

藤森さんの、ハンストリレーとガンジー村通信との様々なかかわりも知ること
ができました。

ハンストリレーという行動が拡大を続けることはなかったかもしれませんが、
僕も含めて、ハンストリレーを続けておられる方々がこの日本にいると、感じ
つづけた人々の数は、かなり多く、影響は大きかったのではないでしょうか。

メーリングリスト(の転送記事?)を通じてガンジー村通信の存在をずいぶん前
から知っていても、余裕がなくて配信をお願いすることはしなかった僕ですが、
何年も経って、ふと、配信をお願いしました。それは、真心のこもった活動と
言論を、何年もずっと忘れることがなかったからです。

ありがとうございます。                  浜口かつみ


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【5】自由参加のハンスト報告         「ガンジーの会」世話人会

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 自衛隊のイラク派兵反対ハンスト・リレー・マラソンは1月27日(火)正
午の一斉ハンストをもって終了しました。この後、しばらくは、自衛隊の海外
派遣と憲法改悪、特に九条廃棄に反対して、自由参加として、ハンストをやり
たい人が自由にハンストをしていくことになりました。

 世話人会としては参加者が増えて、自然にハンストがリレーとしてつながっ
ていくようになるのが望ましいと思っております。皆さまの自発的参加とご協
力をお願いします。

        〜 ∞ 〜 ∞ 〜 ∞ 〜 ∞ 〜 ∞ 〜 ∞ 〜 ∞ 〜

★1月27日(火)より2月7日(土)までの参加者

1/27(火)          2/1(日)燿山(岡山)
 28(水)            2(月)藤森(長野)
 29(木)龍門(岡山)      3(火)
 30(金)如安(埼玉)          4(水)タミト
  31(土)                       5(木)
                  6(金)如安(埼玉)
                  7(土)相良(北九州市)

*HPに参加表明があった方を記しております。記入漏れがありましたらHPへ
 お知らせ下さい。時間は原則としてその日の正午スタートとしております。


◆はじめまして                      龍門(岡山)

ガンジーの会の皆様はじめまして。
僕は岡山県岡山市内に住む僧侶(26才)です。
日本の宝9条の精神の下、5年間もハンストを続けられた皆様に心より敬意を
表します。

本日29日ですが、僕も0時よりハンストに参加させてもらっています。よろ
しくお願いします。


1/29 ハンスト無事終了しました。今後ともよろしくお願いします。


◆復生病院は日本ではじめてのハンセン病療養所     高橋如安(埼玉)

1月30日(金)正午から24時間ハンストをします。

これから御殿場の神山復生病院に向かいます。 
5月16日で、復生病院は日本ではじめてハンセン病療養所ができたそうです。
その120年になります。


◆自発的なハンストは清々しい             藤森治子(長野)

2月2日(月)正午から24時間、週1回のハンストを再開します。
当面、一番気になっているソマリア沖への海上自衛隊・自衛艦の派遣に反対し
て。

2月3日(火)正午、ハンスト終了しました。

同じハンストなのですが、リレー・ハンストの重さに比べて、自発的なハンス
トはなんと清々しいことかと思いました。


◆はじめまして                         タミト

1日の朝日新聞で活動を知りました。小さな声を結集していかなければと心を
新たにしました。42才の男性、団体職員です。全ての戦争と自衛隊海外派遣
に抗議し、9日の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加いたします。また、
本日、午後0時半より24時間のハンストを実施します。

  *タミト様、次回より差し支えなければ県名をお願いします。(世話人会)


◆金曜日から暖簾分けして・・・       相良和彦(福岡・北九州市)

2月7日(土)正午から北九州市でハンストに参加します。
又、9日の「3周年記念一斉ハンスト」にも参加します。

本日より土曜日に移りました。如安さんの金曜日から暖簾分けして貰いました。
如安さん!4年の間、本当にお世話になりました。之からもどうぞよろしく。


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【6】でんでんむしのつぶやき(編集後記に代えて)

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 「善きことはカタツムリの速度で動く」ということをガンジーが言っており
ます。5年間の自衛隊イラク派兵反対のハンスト・リレーを終り、今振り返っ
てみると、日々は本当に蝸牛のような動きであり、止まるかと思えるようなと
きがあっても、やはり毎日誰かが動いており、線はつながっているのでした。
そして、その後ろに5年間、ハンストをもって、NOと言い続けた軌跡が残った
のでした。

 蝸牛は、時々角を出したりもしますが、強い力で容易く一捻りされてしまう
ようなか弱い生き物です。そんな生き物にも生きて主張する権利があり、どん
なに時間がかかっても目的地にはいつか辿り着きます。

 「ガンジーの会」の新段階の「ガンジー村通信」の編集後記は、そんな「カ
タツムリの速度」にふさわしく、「でんでんむしのつぶやき」と改名すること
にしました。新美南吉に『でんでんむしのかなしみ』という童話があります。
童話の中のでんでんむしは、誰の殻にも自分と同じようにかなしみがつまって
いると知って、嘆くことを止めてしまうのですが、「ガンジー村」のでんでん
むしは嘆きを共有しつつも、異議を申し立てて呟き、時には叫ぶようになるか
もしれません。

 「ガンジー村通信」は今後は、月1回の発行になりますので、どのような内
容にするか模索中です。いいお知恵をお貸し下さい。今後ともどうぞよろしく
お願い申し上げます。そして、何よりも、ひとりでも多くの方々がハンストに
参加して下さるようお願い申し上げます。


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【発   行】    ガンジー村通信 編集部
【発 行 人】    末延芳晴
【編   集】    藤森治子

             ◆◇◆ お願い ◆◇◆ 

1.本メールマガジンやHP「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラ
  ソン」に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。また、投稿も大歓迎で
  す。下のアドレスまでご寄稿ください。

   v.gandhi@dia.janis.or.jp

2.「ガンジーの会」・メールマガジン「ガンジー村通信」の趣旨を理解し、
  この運動を応援してくださる方は、ご友人・知人へのご紹介をお願い致し
  ます。
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  ー・マラソン」のトップページから申し込むことができます。(メルマガ
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