2009/01/18
ガンジー村通信 vol. 338
■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ 〜 自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレーマラソン 〜 2004年1月26日以来、本日で1820日目 ≪ ガンジー村通信 2009/1/18 vol. 338 ≫ 本誌HP http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/ ■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ □□□ ■■■ ◇======================◇ I N D E X ◇======================◇ 【1】「哲学カフェ・飯能」の報告 ・・・横山紘一 〜生きる目的、生き甲斐〜 【2】5年間の「自衛隊イラク派兵反対」ハンスト・リレー・マラソン を終了します ・・・「ガンジーの会」世話人会 【3】「ガンジー村通信」5周年記念特集号発行 と5周年記念一斉ハンストのお知らせ ・・・「ガンジーの会」世話人会 【4】ハンスト日記 ・・・参加者 ********************************************************************** 【1】「哲学カフェ・飯能」の報告 横山紘一 〜生きる目的、生き甲斐〜 ********************************************************************** いつもは、新宿「らんぶる」で開いている「哲学カフェ」 の話し合いをまとめたものですが、今回は飯能で開いてい ます「哲学カフェ・飯能」の話し合いをまとめてみました。 テーマは「生きる目的、生き甲斐」 ■キックオフ・トーカーの発言(50歳代の女性) 私はいま更年期障害の歳を迎え、心と身体とのバランスがとれない、子供を 育て上げてしまった、勤めていた会社が倒産した、などが原因で、生き甲斐を 失っています。悶々とした気持ちで生きています。そこで皆さんに、何をもっ て生きているのか、どうやって生きてこられ、いま生き、これから生きていく のか、何を目的として生きていくのか、生き甲斐とはなにか、をお聞きした。 ■話し合い 以上の短い問題提起をもとに、話し合いに入りました。 私がまず、「手段を目的とするところに問題がある。手段を達成したと、そ れは目的ではなくなり、また新たな目的を模索することになる。手段は山の中 腹のようなもので、登山の最終目的は頂上に至ることである。人生も同じで、 生きることにおいて、若いときから、頂上に喩えられる大きな目的をもって生 きるべきではないか。」と発言しました。 これに対して、すぐに、 「そのような大きな目的なしに生きることもできる。また、大勢の人がそのよ うな目的を持つことなく生きている。」と、私の発言に反論してきました。 また、「そのような目的があると、その目的に縛られて自由に生きられない。 目的なしで生きたほうが、余裕をもって生きることになるのではないか。」と いう発言も出ました。 前者はよく出る発言です。これに対して私が、 「もちろん目的なくして生きていくことはできる。目前の目的を達成しながら 生きていくことができる。たとえば、名誉とお金を得ることを生き甲斐として 生きてきた人がいるとする。でも、その人が、死に臨んだとき、いったい自分 の人生は何だったのかと悩むことになるのではないか。会社のため、家族のた めに働いてきて退職した、団塊の世代の人たちが、新たな生き甲斐を求めて模 索して悩む人が出てきていることも同じことではないか。」と発言しましたが、 これに対して、みなさん、どうお考えでしょうか。 「ネコ、犬、鳥などの生物は、目的なしで生きている。人間も生物だから目 的なして生きてよいのだ。」という発言もなされました。これはよく飛び出す 見解です。もちろん、そのように「生きてよい」のですが、しずかに人間一人 ひとりが内面から聞こえてくる声に耳を傾けると、目的なしで生きることはで きない。何か目的を設定してそれに向かって「生きていかざるをえない」ので はないでしょうか。もしそうならば、「なぜ」「何のために」などと考える悟 性を持つ人間というものは厄介な存在ですね。植物や動物のようになりたいと 思う人が多くいるのではないでしょうか。」 ここで少し脇道にそれますが、 「私は登山が好きで、よく山に登る。そこで地に咲く小さいが美しい花をみて、 ああ、なんと素晴らしいかと感動して楽しんでいる。私はそのような小さな感 動を自分で楽しんでいる。」という発言に対して、 「桜の細胞の80パーセントは人間と同じである。だから桜をみて人間は美し いと感じることができるのだ。」という、現代の科学が発見した情報に基づく 見解がのべられました。以前、ある環境生物学が専門の方の講演で「稲のDN Aの40パーセントが人間のものと同じである。」と聴いて驚いたことを私が 披露しました。本当に「いのち」はみんな同類なのですね。「あの36億年前 に、地球のどこかで生じた生命が、流れ流れていま私たち一人ひとりのなかで 躍動しているのです。動物も植物も人間もみんな同じ「いのち」。この事実に 気が付けば、いのちあるもの、すべてをいとおしく感じられます。私もだいぶ 歳を取ったせいなのかも知れませんが、「みんな、みんな、毎日毎日、よく生 きているなあー」との思いにかられます。時にはそう思うと涙がでてきます。 それなのに、なぜ人間どうし紛争や戦争などの対立が起こるのでしょうか。 「人間どう生きるのか」ということに話しを元にもどします。 ある女性が、以前に話題本となった春山茂雄氏の『脳内革命』のなかのマズ ロー博士の五段階説を披露しました。それは、人間の欲求は次の五つに大別さ れる、という説です。 (1)生理的欲求 (2)安全の欲求 (3)所属と愛の欲求 (4)承認の欲求 (5)自己実現の欲求 この五つの欲求は、第一をクリアして第二へ、第二をクリアして第三へと進み、 最終の「自己実現の欲求」とは「なれる可能性のある最高の存在になりたいと いう願望」であるというのです。 では、「あなたは、その自己実現の具体的内容はどういうものと考えるので すか」と私が発言者に尋ねると、「それは人のためにつくせる人間になること ではないか。」という答えが返ってきました。 ここで「他人のために生きる“自己”」ということが、話し合いの話題にな りました。普通、私たちは、生きる中心に自分をすえて自分の願望や欲求や目 的のために生きています。五段階説の第一の生理的欲求がその典型です。しか し、それは、所詮、自己満足の段階にとどまり、充実した満足にはほど遠いも のである、ということをみんなで確認しました。 では、生きるなかで、充実した満足を得るためには、第五の「自己実現の欲 求」を満たすこと、すなわち「他人のために生きる」ことである、ということ をも確認しました。 では、参加者全員、その難しさも確認し合いました。自分は普通「自分のた めに生きる“自分”」であり、「他人のために生きる“自分”」ではありませ ん。だから自己実現の欲求を満たすことなど当面は不可能だからです。 でも、現実はそうであっても、理想に向かって進むためには、前者の自分を なくしていかなければならない。では、どうすればそのような自分をなくすこ とができるのか、ということに話しが展開しました。 ここで、私の家で毎週土曜日に開いている坐禅会にもう4年間参加している、 日頃は無口な男性の方が、口を開いて、 「4年間、坐禅を続けて、最近、少し自分が変わったことに気づいた。それは 頭で考えることが少なくなり、腹で考えるようになった。」と発言しました。 「頭で考える」と「腹で考える」。前者は、少し込み入った表現になりますが 「感覚のデーターと思いと言葉でもって考えること」であり、後者は「言葉を 用いることなく、いま・ここになりきりなりきって生きること」です。 坐禅するとは、足を組み、背筋を伸ばして、吐く息・吸う息になりきりなり きっていくことです。息(前述した36億年前から流れ来た<いのち>のほと ばしり)になりきっていく中で、執着された“自分”が薄れていきます。週一 回ですが、4年間、坐禅を続けて来たその人の持続力が、かれにそのような変 革をもたらしたのでしょう。 “自分”をなくして生きる。この話しの流れのなかで、今回のキックオフ・ トーカー(和紙を使った紙の作品を作っている人)が口を開いて、 「昨年開いた作品展示会の作品は私にとってかなり満足したものであった。そ れは、多くは自分が<無>となった状態で作れたからではないだろうか。」と 発言しました。なかなか無になることは困難です。でもなにをするにも、吐く 息・吸う息になりきりなりきっていくよう精進すれば、かならずや、知らずし らずのうちに深層から自分が変わっていくものと私は確信して、いま・ここに 生きようと自分に言い聞かせています。 他にも、いろいろの発言があり、また話題をはずれた話し合いも展開しまし たが、今回のまとめはこれまでにしておきます。 最後に、終わりにあたってのキックオフ・トーカーの発言を記しておきます。 「今年は、人のために生きることができるような人間になるよう努力します。」 ********************************************************************** 【2】5年間の「自衛隊イラク派兵反対」ハンスト・リレー・マラソンを 1月26日をもって終了します 「ガンジーの会」世話人会 ********************************************************************** 「自衛隊イラク派兵」ハンスト・リレーマラソンは1月 26日で5周年を迎えます。以下の主旨とプロセスを経 て、このハンスト・リレー・マラソンに終止符を打つこ とになりました。 ■「ガンジーの会」世話人会からの重要な提案■ 会員及び支援者各位 多難、激動の2008年もあと数日で幕を閉じようとしております。皆さま には、毎週1回〜2回のレギュラー・ハンストに参加下さり、本当にご苦労様 です。 さて、年の瀬の慌しいときですが、本日は、「ガンジーの会」の今後の活動 について、重要な提案を申し上げますので、ご検討いただきたいと思います。 ご存知の通り、陸上自衛隊がイラクに派遣された2004年1月26日にス タートした私たちのハンスト・リレーは、新年1月26日で5周年を迎えるこ とになります。陸・空自衛隊がイラクから撤退した今、「自衛隊イラク派兵反 対・ハンスト・リレー・マラソン」を掲げてきたこの運動を、1月26日以降 も続けていくかどうか、「ガンジーの会」の存続にかかわる重要な問題であり、 皆さまも深く関心を寄せておられることと思います。 「ガンジーの会」世話人会では、この問題について、真摯に検討してきた結 果、以下のような結論に達しましたので提案したいと思います。 〔提案〕 1.リレー式のハンスト・マラソンは、2009年1月26日をもって、一応 休止させ、しばらくお休みとする。 2.毎月の「9の日・9条・ハンスト・イン」はこれまで通り継続する。 3.2009年1月26日以後もHPはそのまま継続するので、各自自由にハン ストをし、書き込みを行ってよい。 〔理由〕 1−陸・空自衛隊がイラクから撤退したことで、運動の当初の目的が達成され た。 2−ハンスト・リレーを5年間続けてきたことで、インターネットを媒体とし た持続指向型の「市民の不承認運動」として、日本の市民運動のあり方に これまでにない新しいモデルを提起しえた。 3−昨年7月に行われた参院選挙で与野党が逆転したことで、九条を巡る危機 的状況はとりあえず回避された。 4−危機的状況が回避されたことに伴い、レギュラー参加者の数が減り、現在 は3人のメンバーが毎週2回参加することで、辛うじてリレーを継続させ ている状態が続いている。また、これ以上メンバーの拡大の見通しも望め ない。 5−ハンスト・リレー参加者の数が限定され、しかもレギュラー参加者の全員 が4年、あるいは5年の長期間にわたって毎週1〜2回の24時間断食を 行ってきており、それぞれのメンバーの身体的、精神的疲労もピークに達 しようとしている。これ以上、こうした状態が続くと、いずれどこかで欠 員が生じて、リレーが断絶する恐れがある。そうなったときは、自然休止 の形でリレーを中止することになり、5年間断食を続けてきたことの意味 とインパクトが曖昧になってしまう。 6−そうなることを避ける意味でも、今、自発的意志で「休止」あるいは「中 断」という形で打ち切った方がベターである。 以上を踏まえて、世話人会は、5周年目の2009年1月26日をレギュラ ー・ハンストの最後の日と定め、それ以降は、リレーとして持続させることを 大前提とせず、ハンストをしたい人が自由に、ハンストできるときにするとい う形で、「ガンジーの会」の灯火を点し続けていく。その上で、将来いつか再 び安倍内閣が誕生したときのような、また自衛隊に危険な動きがあったり、九 条に危機的な状況が生じたとき、これまでのようなハンスト・リレー・マラソ ンを再スタートさせたい。それまでは、皆様にしばらくお休みいただき、体力 と精神力を回復・蓄積していただきたいと考えております。 尚、毎月9日に行われる「9の日・9条・ハンスト・イン」は、九条や自衛 隊をめぐる基本的な状況は依然として変わりませんので、これまでどおり続け ていきたいと思います。 また「ガンジー村通信」は、来年1月26日に「ハンスト5周年記念特集号」 として発行し、以後は毎月1回のハンスト・インの状況に応じて発行していき たいと思います。 以上のような提案をしますので、2009年1月10日頃までに、皆様の忌 憚ないご意見をお聞かせください。それをもって、最終決定をしたいと思って おります。混乱を避けるため、ご意見は下記「ガンジーの会」のメール宛に送 信下さい。 「ガンジーの会」公式アドレス: v.gandhi@dia.janis.or.jp 2008年12月28日 ガンジーの会」代表:末延芳晴 ■提案に対する参加者からの意見■ ◆相良さんからのメール ご提案に全面的に賛同致します。 まだ現政権には、抗議を続けたい気持ちは残りますが、今この際しばらくお休 みするよい潮時と思います。 5年もの長い間、週2〜3回のハンストを続けながら、私たちにご指導頂いた 末延さんと藤森さん始め、使命に燃えて餓えに耐えながら、ひと時も途絶える ことなく、ハンスト・リレーを続けてこられた会員の皆さんの執念とチームワ ークに深く敬意を表します。 私は今後とも引き継いで、出来る範囲でハンストを続けたいと思いますので宜 しくお願いします。 今日NHKラジオで池宮さんの番組を聴きました。池宮さんの演奏を聴くのも、 お話を聞くのも初めてで感動しました。素晴らしいラグタイム演奏の外、ラグ タイム演奏を始めた経緯とか、活躍ぶりや、日常の自然に帰った質素なエコ生 活とか、根本の物の考え方等等大変勉強になりました。 ご活躍をお祈りします。 2009年1月5日 相良 和彦(福岡・北九州市) ◆燿山さんからのメール 「ガンディーの会」代表:末延芳晴さま、 会の提案に賛成します。 長らく意思を貫き通されたことに深く感謝申し上げます。そして、本当にご苦 労さまでした。 何年前から加えていただいたか憶えていませんが、私は会のハンストリレーに 加わることで断食行の精神がまっとうになってきた、と体験しました。 以前は自らの強靱さを自負する傲りの塊がどうしても内面に残っていましたが、 参加以後は自らのためではなく真の安らぎ・平和のため、それを侵されて悲惨 な現実に押しやられた方々との心身の一体感のため、そしてそれらを生み出し ている私の内面の自我欲とその哀しさからの解放のため、と風景は変貌しまし た。その機会を与えて下さったことに感謝申し上げます。 今後は9の日と、勝手連行動として週1回を続けたいと考えています。 また、同様な思いを持っている方もおられますので、誘い合わせていつの日か 一週間を埋めてゆければ、と夢を見ています。 ホームページを継続して下さるとのこと、今後とも宜しくお願いいたします。 お大切に! 合掌 燿山 (岡山) ◆どんぐりさんからのメール 世話人会の皆様 10日までの意見募集ということでしたが、ネット環境が整わず今日になりま した。ただ、基本的に提案に賛成ですので問題はないでしょう。 小泉、安倍と続いた、変な信念を振りかざす政権も終わりを告げ、もちろん油 断は禁物でしょうが、憲法などを巡る危機感は薄れたようです。会の力量とし ても、一日1人のみ、1人週2回のリレーに頼らざるを得ない状況には限界を 感じます。 個人的にはもう身に付いてしまったということもありますし、週一度くらいは 豊かな日本にいて自分を戒めるためにも、ハンストを続けていきたいと考えて います。 掲示板を当面残してくださるということであれば、皆様との交流も続けられそ うですし、いざ再開というときでもモチベーションを維持していけるのではな いでしょうか。 世話人会の皆様、5年間本当にご苦労様でした。私もこのような運動に少しだ け関わらせていただいて、ありがとうございました。また今後ともよろしくお 願いいたします。 2009年1月12日 どんぐり(北海道・帯広) ◆佐藤 久さんの書き込み 08年12月28日に「ガンジーの会」世話人会から提案されました、リレー 式によるハンスト・マラソンの休止を含む3項目、そのすべてに賛成です。こ れまで5年間踏ん張って来られた代表の末延さんをはじめとするレギュラーの みなさんに、心から敬意と感謝の意を表します。 (長野) ◆高橋如安さんからのメール 末延さま、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 ハンストリレー終結の件、了解しました。 本当にご苦労様でした。すべて末延さんのお力とご努力のお陰さまと感謝しま す。 ちょっとやそっとで出来ないことを成し遂げたこと、さすが末延さんだからこ そと改めて尊敬とあこがれを覚えます。僕のそばに末延さんや香取さんがいる こと本当に力強く感じます。 「いざ鎌倉」と日本人のやることにはいつまた同じ過ちをするのか、いつでも 参加できるように刃を研いでいなければなりません。したがって、基本的には、 今まで通り、僕は「金曜日」にハンスとは続けることにしてます。 何人かのハンセン病元患者さんなど僕と一緒に一日、半日とハンストしてくだ さる人もいます。どの人もみなさん、難しいことは分からないが、平和のため に、と言って。 プライベートには、娘婿のスコットは、この一月一日付で階級が上がりました ので大尉だそうです。叩き上げからの昇進だから、大変なものだそうです。今 後は、飛行機のパイロットにもなるよう今訓練中です。どちらにしても、また 今年にもイラクに行くのでしょうが。飛行機の方が、素人目には多少安全かと 胸をなでおろしていますが、どうなることやら。 高橋如安(埼玉) ◆山川トモコさんの書き込み こんばんわ。そして本年もどうぞよろしくお願いを致します。 参加報告のために、久しぶりに覗かせて頂きましたら、世話人会としてのご提 案があった由、今知りました。 ちょうど、私も、一定のめどがつき次第、週一回のレギュラーから降ろさせて 頂こうかと思っていたところです。従いまして、皆様のご意見に賛同致します。 ■「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレ・マラソンー」終結のお知らせ■ 会員及び支援者各位 寒気厳しき折、皆様にはご健勝にお過ごしのことと思います。 昨年12月28日、本会ホーム・ページを通して、今年1月26日、ハンス ト・リレーが5周年を迎えるのを機に、陸・空自衛隊がイラクから撤退し、所 期の目的が達成されたことから、ハンスト・リレーを終結(一時休止)させた いという提案を、世話人会の方からさせていただきました。これについて、皆 様のご意見を募ったところ、本日までに6名の方々から、提案に賛同する旨、 心温まるご意見が寄せられました。 世話人会では、これをもって世話人会の提案が会員の方々からご賛同いただ いたものと見なし、今月26日を最後に、「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・ リレー・マラソン」を一旦終結させ、以下の方向で会を存続させていくことに 決定致しました。 (1)ハンスト・リレー5周年に当たる2009年1月26日をもって最終日 とし、それ以降は、自由参加とする。 (2)毎月9日の「9の日・9条・ハンスト・イン」はこれまでどおり継続す る。 (3)ホーム・ページも継続する。 (4)将来再びハンスト・リレーを立ち上げる必要な事態が生じた場合は、速 やかに再開する。 (5)「ガンジー村通信」は、毎月1回程度の発行にする。 尚、現在のところ5名の方々が、自由意志でハンストに継続したい旨を表明 されておられます。自由参加形式によるハンストを具体的にどう続けていくか などについては、追って会の方から提案させていただくことにしたく思います。 皆さまのご意見もお寄せ下さい。 今後とも、皆様のご支援、ご協力を仰ぐことになると思いますので、よろし くお願い致します。 2009年1月12日 「ガンジーの会」代表:末延芳晴 ********************************************************************** 【3】5周年記念一斉ハンストと、「ガンジー村通信」特集号発行のお知らせ 「ガンジーの会」世話人会 ********************************************************************** 会員及び支援者の皆さま 上記にお知らせしましたように、5周年に当たる1月26日をもって、「自 衛隊イラク派兵反対」ハンスト・リレー・マラソンは終結します。つきまして は、26日に、5周年と最終日であることを記念して、以下の二つのイベント を企画しております。皆様のご協力をお願い申し上げる次第です。 ★ 1−5周年記念一斉ハンスト 1月26日正午から、参加自由の24時間一斉ハンストを行います。 参加希望者は、26日正午までに本会ホームページに参加申込を行っ てください。どなたでもラスト・ランをご一緒にどうぞ! ★ 2−「ガンジー村通信」5周年記念特集号発行 ハンスト・リレーに参加して感じたこと、思ったこと、発見したこと、 九条や平和、戦争について改めて思うことなど、なんでも結構ですの で原稿をお寄せ下さい。また読者の方々のご寄稿も大歓迎です。 長さや文章のスタイルは自由。 原稿の締め切り:1月25日(日)正午。 原稿の送り先 :v.gandhi@dia.janis.or.jp 以上、奮って参加のほどお願い致します。 2009年1月14日 「ガンジーの会」世話人会 ********************************************************************** 【4】ハンスト日記 〜参加・終了報告などから〜 参加者 ********************************************************************** ☆____________________________________ | | |先週のリレー・ハンスト参加者(原則として正午から翌正午の24時間)| | | |1月11日(日) 燿山(岡山) | | 12日(月) 藤森(長野) | | 13日(火) 末延(京都) 山川(兵庫) | | 14日(水) 藤森(長野) | | 15日(木) どんぐり(北海道・帯広) 燿山(岡山) | | 16日(金) 相良(北九州市) 如安(埼玉) | | 17日(土) 末延(京都) | |__________________________________________________________________| ◆ハンスト・インの報告ですが・・・ 安田尚平(岐阜・下呂市) 報告がたいへん遅れてしまいました。 10日午前0時、2009年初のハンスト・インを無事終了しました。7人の ばーばも完走しております。 今年はまぎれも無い選挙の年。最近思うのは、日本の政治家には2世3世が多 すぎるということです。世間の苦労をしないで国を治める立場に立つというの は、土台無理な話ではないのでしょうか。麻生さんがそれを証明しております。 そういう麻生を2世3世の多い自民党議員が選んで、墓穴を掘ったのでは? 今度の選挙では、小泉純一郎の息子も含めて2世3世は全員落選させる必要が あります。あわせて、軽減されてきた相続税は反転させ、全額没収するくらい のことにしないと、日本は変われないのではないでしょうか。 こんな事を考えながら空腹に耐えた新年初の断食でした。 ◆ようやくインターネットにつながりました どんぐり(北海道・帯広) 1月9日(金)12時40分、レギュラーハンスト終了。あわせてハンストイ ンを一足早く切り上げさせてもらいました。 ようやくインターネットにつながりました。我がふるさとほど田舎になります と、この便利になった世の中でも一苦労しました。 ハンストインに参加された皆様、ご苦労様でした。 ◆瀬戸内は申し訳ないほど凌ぎやすい寒さ 燿山(岡山) 12日(月)正午、定例ハンスト終了しました。藤森さんへ引き継ぎます。 北国や日本海側から寄せられる暴風雪のニュースを聞くにつけ当地での空腹の しんどさを思いますが、こちら瀬戸内は申し訳ないほどの凌ぎやすい寒さです。 ガザの展望のない紛争には限りなく切ない気持になります。 ◆積もるほどの雪のないお正月 藤森治子(長野) 1月12日(月)正午から、燿山さんを引き継いでハンストに参加しておりま す。 午前中は小雪が舞って、耳が痛いほど風の冷たい寒い日でしたが、午後から太 陽が出て、ガラス窓越しの日光が暑いくらいでした。積雪の多い地方もあるよ うですが、異例なことに、長野市内は積もるほどの雪のないお正月でした。 1月13日(火)正午、山川さん、末延さんに引き継いでハンスト終了しまし た。 世界をぶっ壊してしまったブッシュ大統領もあと1週間で消えていきますね。 権力の乱用をし、失敗した権力者の最後は哀れなものです。ブッシュ及びその 関係者の国際刑事裁判所への訴追も検討され始めているとか・・・・・。 ◆いざ終了となると寂しい気持ち 山川トモコ(兵庫) 1月13日(火) 正午〜 参加しています。 これまでは苦痛に思えて(体力的に)いましたレギュラー参加でしたが、一旦 終了となりますと、急に寂しい気がしなくもない気分です。この五年間が、私 に取りまして、一生のうちの貴重な日々の記憶&記録になって残るんですね。 今日を入れてあと二回、精一杯頑張ります。 ◆体重減量〜晩酌絶ちのせいか? 末延芳晴(京都) 1月13日(火〕正午、藤森さんから引継ぎ参加、山川さんに伴走しています。 暖冬異変とか云っても、やはり真冬は寒いですね。今年一番の冷え込みで、昼 間は雪が降ったりやんだりしていましたが、結局、積もるところまではいかな かったようです。 ニューヨークの冬と比べて助かるのは、風がないこと。カナダの北限から、ハ ドソン河を渡って吹き付ける風は、マンハッタンの高層ビルにぶつかって、一 層勢いを増し、正に骨を切るといった感じです。 1月14日〔水〕正午終了、藤森さんに引き継ぎました。 昨晩、寝る前に、何気なくお腹に触ったら、少し減っている感じがするので、 朝、顔を洗うとき、裸になって、久しぶりに体重計に乗って見たら、60キロ ギリギリ。3〜4キロ減量していました。 一昨年の秋、週に3回のハンストを2回に減らす前は、55キロすれすれだっ たのが、2回に減らしてから、次第にリバウンドして、昨年秋、計量したとき は64キロ前後あったのが、この2,3ヶ月で4キロ近く減量したことになり ます。 何が原因なのか? 食べる量も、内容も変わってないのに・・・・寒さが厳し いせいで、体内エネルギーが暖かい時期より大量に消費され、それで体重が減 るのかななどと考えていたら、ふと気づきました。2ヶ月ほど前から、夕食前 の晩酌を絶っているせいでないかと。これから先、どこまで落ちるか、楽しみ です。 ◆インディペンデント紙記者ロバート・フィスクの記事 藤森治子(長野) 1月14日(水)正午から、山川さん、末延さんを引き継いでハンストに参加 しています。 ガザで起きていることは、戦争というより、虐殺ですね。イスラエルはハマス を壊滅するのだと正当化しようとしていますが、この「報復」の連鎖の中で、 父を、母を、兄弟姉妹を失ったパレスチナの子どもたちが、新たなハマスにな っていくのは必然です。それは、テロリストを殲滅すると称して、アフガンで、 イラクで虐殺を続けてもテロリストは増え続ける、というアメリカの野蛮な戦 略の相似形です。 イギリスの「インディペンデント」紙に掲載された、中東に関するベテラン記 者ロバート・フィスクの記事は説得力があります。このような論説の書ける記 者が日本にはいないのでしょうか。下のURLで読むことができます。 「アラブの人たちはどうして私たちをこんなにも憎むのか? ──私たちはその答えを知っているはずだ」 http://palestine-heiwa.org/news/200901092348.htm 1月15日(木)午後1時、どんぐりさん、燿山さんに引き継いでハンスト終 了しました。 国連の施設まで爆撃するなんて、イスラエルの狂気に駆られたようなガザ攻撃 に、イラク戦争の最初の1年のようなショックを受け、暗澹たる気持ちです。 イスラエルはもう引き返すことができないところまで行ってしまったのではな いかと・・・・・。 ◆「居ても立ってもおれなかった」 燿山(岡山) 16日(金)正午、定例ハンスト終了。 年末年始の炊き出しには沢山のボランティアが飛び入り参加されましたが、県 外から来た方は、「居ても立ってもおれなかった」とその気持ちを述べていま す。久し振りによい日本語を聞いて心が晴れました。「チム(肝)グルサン」 (断腸の思い)という琉球の言葉を思い出します。この方は帰り際に名を告げ ずに2万円を置いていきました。「大悲心無欲、菩提心内発」の行為に触発さ れます。 ◆ガザ ― 解決の鍵を握っているのはアメリカ 相良和彦(福岡・北九州市) 1月16日(金)正午より北九州市でどんぐりさんと燿山さんから引き継いで ハンストに参加しています。 今現在も絶え間なく続いており、世界中の人が胸を痛めている、パレスチナ人 に対するイスラエルの集団虐殺事件の、解決の鍵を握っているのはアメリカで ある。そのアメリカがイスラエルに遠慮ばかりで、本気にならない所か、国連 の方針にはただ独り反対している。日本政府は形だけ特使を一人だけ派遣した が、軽くあしらわれえている。 イスラエル問題は、世界各地で起きているテロ事件の原点だと言われている。 日本政府は今こそ超党派で一丸となって、アメリカにも、イスラエルにも、パ レスチナにも、全世界にも向っても、9条式平和を説く1番よいチャンスであ る。麻生政権がアメリカに遠慮して出来ないなら、津々浦々の自治体も国民も 立ち上がれ! 17日(土)正午ハンスト終了し末延さんに引き継ぎました。 リレーもいよいよ、あと1周になりました。 胸を張って、堂々とゴールインしましょう。 ◆自衛隊 ー 今度はまたどこかに? 高橋如安(埼玉) 17日(土)正午、ハンスト終了。 来週の金曜でいよいよエンド。イラクから撤退したかと思うと、今度はまたど こかに行くようだが、スムーズな派兵はこわいです。 イラクへの自衛隊派兵では自衛隊員の死亡は無かったのでしょうか? ◆小泉さん!おとなしく引っ込んで、オペラでも聞いていたら 末延芳晴(京都) 1月17日(土〕正午、相良さん高橋如安さんから引継ぎ参加しています。 小泉元首相が、一院制を主張して、またぞろメディアにしゃしゃり出ようとし ていますが、あのアメリカですら上院と下院があり、しかも大統領制を敷くこ とで、大統領の行き過ぎや誤りをチェックする機構が働いているというのに、 議院内閣制で、一院制にしたら、政府与党の思いのまま政治が行われることに なってしまい、それがどういう結果をもたらすか、明々自白です。 小泉さん!引退宣言をした以上、おとなしく引っ込んで、オペラでも聞いてい たほうがいいんじゃないですか! くれぐれも晩節を汚すことのないように! ********************************************************************** 編 集 後 記 ********************************************************************** 30数年前、1970年代中頃、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所跡 へ一人旅をしたことがありました。まだ東西冷戦状態の頃で、西側最後のウィ ーン駅をショパン号という優雅な名前の列車に乗って不安とともにスタートし ました。幸い親切なポーランドの青年のおかげで、隅々まで丁寧に案内を受け、 その夜アウシュビッツを後にし、ワルシャワへ向かったのでした。 情報の少なかった時代に、困難な一人旅をしてまでアウシュビッツ強制収容 所跡まで行ってみようと私を駆り立てたものは、ナチス政権下で行われたあま りにも人間の尊厳を踏み躙った組織的な虐殺行為の事実の跡を自分の目で確か めたいという思いからでした。それは、広島を訪れて、初めて核兵器の非人間 性を身に染みて実感することと同じでした。 もう随分昔のことになりますが、いまでも強制収容所跡に残された建物の壁 を、流れる涙を拭おうともせず、嗚咽をもらしながら撫でるようにして触れて いく人たちに出合いました。ここで犠牲になった人たちの縁の人なのでしょう。 よろよろとよろめくようにして進む人々の幾つかのグループは、戦慄を覚える ような殺伐としたユダヤ人絶滅工場跡以上に深く心を揺さぶられました。あま りの衝撃にその後数日は思うように食事もできなかった記憶があります。 ユダヤ人の被った悲劇をよく知り辿ろうとするのは、ヒロシマと同じように このような地獄を二度とこの世に出現させてはならないと心に刻むためではな かったのか・・・・・。そのために私はアウシュビッツまで出掛けて行ったの でした。今、そういう悲劇の歴史とホロコーストの生存者をも含むイスラエル が、ガザのパレスチナ人たちに形はちがっても同じ大虐殺をしている現実を前 にして言葉を失います。世界のだれもそれをとめることが出来ない現実を見て 暗澹たる思いです。 イスラエルはホロコーストの犠牲者たちの訴えを無にしてしまいました。沈 黙の死者たちは決してガザの虐殺を許さないでしょう。死者を冒涜する行為で す。他人事ではありません。同じことは、日本についてもいえます。300万 人という太平洋戦争中に戦死した死者たちを靖国神社に「英霊」として祀り、 その死を新たな戦争に利用しようとしている人々がいるのですからです。 私たち人間はいつまでこの修羅道を生きていかねばならないのでしょうか。 先日、リュートに似た楽器で歌われるアラブ風な“Imagine”を聞く機会があ りました。“Imagine there's no countries.・・・・・”の歌詞がほんの微 かな希望のように響き耳に残りました。いまこの地ほどこの歌が必要なところ はないでしょう。 ★次号は5周年記念特集号となるため、1月26日(月)の発行となります。 =================================================================== 【発 行】 ガンジー村通信 編集部 【発 行 人】 末延芳晴 【編 集】 藤森治子 ◆◇◆ お願い ◆◇◆ 1.本メールマガジンやHP「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラ ソン」に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。また、投稿も大歓迎で す。下のアドレスまでご寄稿ください。 v.gandhi@dia.janis.or.jp 2.「ガンジーの会」・メールマガジン「ガンジー村通信」の趣旨を理解し、 この運動を応援してくださる方は、ご友人・知人へのご紹介をお願い致し ます。 本メ−ルマガジンは、下記のHP「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレ ー・マラソン」のトップページから申し込むことができます。(メルマガ 配信停止も同URLにて手続きができます。) http://www.h2.dion.ne.jp/~hansuto/ 注)このメルマガは固定ピッチフォントでの閲覧を想定してます。フォント設 定を「MS ゴシック」等としていただければきれいにご覧いただけます


