2009/06/19
知りたい、女性のための年金108
メルマガの役立つお勉強 第273号 〜法律書面の専門家・行政書士が丁寧に解説します。〜 しばらくは「知りたい、女性のための年金」をテーマにしていきます。 ______________________________ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 岩波ホールは珍しく満席でした。 「嗚呼 満蒙開拓団」 羽田澄子演出作品 自身も大連生まれの羽田氏による、ドキュメンタリー映画です。 予期せず、映画の終了時、観客席から拍手がわきおこりました。 今回の観客の大部分は年配の方で、何か中国残留孤児の方たちと 繋がりのある方々が多かったのかもしれません。 映画は2007年の東京地裁「残留孤児」訴訟の敗訴を知らせる場面から始まります。 孤児たち、そして支援する方々の生の声が痛ましいです。 そして、中国東北部、方正(ほうまさ)県にある、中国が立てた日本人の公墓への お墓参りツアーへと場面はうつり、メンバーの中で開拓団にいた人たちが、当時の 体験談を語り、中国の養父母を訪ねる場面などが続きます。 作品として、秀逸かと言えば、私にはちょっと疑問でした。 使われたピアノ曲が、エリック・サティのもので鎮魂の祈りをこめた選択が効果的でした。 が、展開は冗漫で、上映時間が長すぎるような気もしますし、カメラアングルも 凡庸な印象です。 この映画の最大の価値は歴史の事実を、生き証人たちの声を、後世に残すことが できた点にあります。 満州国は、1932年溥儀を迎え、傀儡国家として創られました。 それが敗戦で、ソ連兵が侵攻してくる中、多くの人たちが引き揚げたのでした。 実に多くの人が満蒙開拓団に関っています。 日本から満州に渡った人は、約27万人、そのうち兵隊に徴集された男性は、 約4万7000人、帰国できず亡くなった人、行方不明の人は、約8万数千人と言われている そうです。 戦後、満州からの引き揚げは命からがらであった、幼い子を手放すこともあった・・。 そうは聞きますが、実際どうだったのか、よく分かりませんでした。 今回関係者の証言で、引き揚げ列車には、軍関係者の家族が優先的に乗り、 一般人は後回しであったこと。敗戦前後は男手はほとんど徴集されていて、女子供には 大変な苦しみであったこと。自決した人、子供を殺めたり、途中の中国人宅に預けたり、 また、中国人と再婚した女性もずいぶんいたこと。 誰もが、生き延びることで精一杯だったこと。 そして、そんな状況下で、日本人でありながら、はっきりとした証拠や記録を持たないが ゆえに、なかなか日本人として認めてもらえないこと。 また、憧れの日本にきても、なじむことの難しい残留孤児たちの苦しみを浮き彫りに しています。 政府に不備があることも証言者の指摘のとおりであろう、と私も思います。 が、私は、正直に言えば、この映画は中国が日本に恩義を売るような出来に なっていると感じました。 日本は侵略国家だった、中国は日本に痛められ続けた。 日本は侵略をし大量虐殺をし、中国人を苦しめた。 だが、我々、中国政府は日本の軍国主義と一般の日本人とは分けて考えた、 だから「鬼子」の日本人の子も育てた・・・。 確かに、戦争の末期、自国民は大変な苦しみ経験しなくてはいけなかったと思います。 ですが、だからといって、戦前、戦中の日本の政治を、政策を、すべて否定するのは 筋が違うのではないでしょうか。 溥儀が父祖の地である満州に戻り、皇帝になりたがっていたことは事実でありましょう。 (参考文献 ジョンストン卿 「紫禁城の黄昏」) また、満州国は帝国主義的な理由だけで建国されたわけではないです。 世界中に吹き荒れる、大不況とブロック経済の波の中で求めた新天地でもありました。 満州国は、独立後目覚しい発展を遂げました、人口も増え、アジア大陸の中で最も 繁栄した地域となりました。 移民は日本人、朝鮮人だけでなく、中国本土や蒙古からも入ってきました。 移民は強制したから入ってくるものではなく、「五族協和」のスローガンのもと、 生活が向上し、生命の安全も保たれると感じられたから入ってきたのでしょう。 末期の悲惨さだけを取上げて、当時の日本政府の批判だけをするのは 片手落ちというものです。 また、戦後においては、1978年には日中平和友好条約が締結され、戦後処理は終わり、 また、その代償として、長く、数兆円にも及ぶODAを支払っていました。 それなのに、ただ、一方的に日本政府への批判一辺倒の主張をする映画が、 日本人の手でつくられたことは残念に思うのです。 残念と言えば、私は、例えば、「憲法9条を守ろう」とする人たちにも感じるのです。 あの人たちは憲法の何を持って金科玉条のように思うのでしょうか。 戦後、日本に平和が続いたのは、アメリカの傘の下にいたからです。 9条があったからではないでしょう。 そもそも9条を擁護する人は、憲法の前文を読んでみてほしいです。 本当に世界の諸国民はすべて平和を愛する「世界の市民」なのでしょうか。 逆に9条のせいで、戦後すぐ取られた北方領土も、1954年以来の竹島問題も 何の解決も見出せずにいるのではないかと思います。 こうして思えば、歴史は常に勝者の言い分だけが残るように思うのです。 勝者の言い分が戦後刷り込まれ、自虐史観、自国に誇りを持つことができなくなった のではないでしょうか。 確かに色々な悲劇があったことだろうと想像されます。 が、それは日本だけではないはずです。そもそも、戦争とは悲劇的なものです。 日本人であるならば、「負けた側の言い分」についても考えるべきです。 自国を批判的にとらえるだけでは、前向きとはいえないです。 単に「侵略国家」という狭い切り口ではなく、もっと複眼的な見方で映画をつくって ほしかったです。 今、私たちに一番欠けているものは、日本人としてのアイデンティティであるはずなのに・・。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 8,遺族年金について 11.保険料納付要件について _______________________ 11.保険料納付要件について 遺族年金を受給するためには、いくつかの要件とあわせて、納めるべき 保険料をきちんと納めていたかが問われます。 これを「保険料納付要件」といいます。 死亡日の前々日までの被保険者期間のうち保険料納付済期間と保険料 免除期間をあわせて3分の2以上なければなりません。また、この原則が 満たされなくても、死亡月の前々月までの1年間のうち滞納がない場合でも、 保険料納付要件を満たしたものとするという特例もあります。 ************************************************************* ★☆ここでちょっとお知らせ★☆ ♪ヤギヌマいちおしのHP 障害のある子どもたちと一緒に地域で生き生き活動しているNPO法人 があります。よかったらのぞいて見てね♪ 心身障害児・者の豊かな育みと、家庭を援助する 特定非営利活動法人 ほおずきの会 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/poteto/ ************************************************************ 当事務所では、書面の作成、その他一般的な相談業務を行なって おります。 ★年金・・・どのくらいもらえるの?しくみはどうなっているの? ★親子関係・・・存否の確認や特別養子縁組、成年後見 ★相続・・・財産を好きなように相続させたい。 相続分ってどれくらい? 遺言って自分で書けるの? ★婚姻・・・配偶者の浮気。 協議離婚したいけど約束を書面にしておきたい! 内縁関係を一方的に破棄された!等々。 ★渉外業務・・・入管関係書類作成、手続き代行 英文書類邦訳 また、相談に限らず、お気付きのこと、ご意見等ございましたら、 お気軽にどうぞ! ♪相談業務の有料化について メール相談は、原則として初回は無料、2回目以降は一案件3千円と なります。 (詳細はHPをご参照ください。) ご相談者様には金銭的負担をおかけいたしますが、法律書面の 専門家として相談料以上の有益なサービスをご提供したいと思って おります。 ご理解の程、何卒、よろしくお願いいたします。 法務大臣承認入国在留審査関係 申請取次行政書士 社会保険労務士 柳沼 まゆみ 事務所 〒111-0042 東京都台東区寿4−13−8 TEL: 03-3842-7448 FAX: 03-3843-5557 E-MAIL: mayumi_yagi@river.ocn.ne.jp URL: http://www18.ocn.ne.jp/~m_yagi/ **********************************************************



