2009/03/27
知りたい、女性のための年金96
メルマガの役立つお勉強 第261号 〜法律書面の専門家・行政書士が丁寧に解説します。〜 しばらくは「知りたい、女性のための年金」をテーマにしていきます。 ______________________________ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 桜の季節が巡ってきました。 桜は特別な花です。桜の花の咲く頃は、どうしても、心を落ち着かせることが できません。 古来より、桜は歌にもよく詠まれています。 私の好きな歌人といえば、真っ先に思い浮かぶのは「西行」(1118-1190)で しょうか。 桜の歌を多く詠んでいます。 西行は、今で云えば、選ばれた門地の人でした。 武芸に長け、遊芸の道にも秀でていました。また、経済的にもきわめて豊かな家の 出でもありました。18歳で鳥羽院に仕える北面の武士として華々しくデビューして います。 北面というのは、2代前の平河法皇の時、院の警固のために設けられた制度で、 弓馬の道はもとより眉目秀麗で、詩歌管絃に堪能であることが条件であったそうです。 俗名は佐藤義清(のりきよ)。 妻子も持ち、恵まれた境遇であったはずですが、その彼は23歳の若さで妻子を捨て 出家しました。 法名は円位、西行と号し、多数の名歌を残しています。 西行は出家後、完全な隠遁生活を送ったわけではないようです。 その経歴、出自から当時の政界上層部に知古が多く、源平争乱の世に情報僧として 政治の動きに一定の役割を果たしたといわれています。 何故、彼が、出家をしたのかは色々な憶測がありますが、はっきりとは分かって いません。そもそも、神仏を求め、観想生活に入ろうという人の心の内奥が、俗界の 私たちに分かりきるものでもないでしょう。 私たちは、ただ、彼の残した多くの歌を愛で、いくらかでもその思いと自分の思いとを 重ねるのみです。 現在、西行の歌と伝えられているのは、2000首余りです。 そして、多くの、桜を歌ったものがあります。 思いつくままにいくつか挙げてみます。 なにとなく春になりぬと聞く日より 心にかかるみ吉野の山 春風の花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり 吉野山梢の花を見し日より 心は身にもそはずなりにき 春ごとの花に心をなぐさめて 六十路(むそぢ)あまりの年を経にける 西行は若い頃から晩年まで、桜の歌を詠み続けます。 桜を詠んでいるのか、女人を慕っているのか、判別がつかないほどです。 花にうつつをぬかす心はむしろ、恋歌にふさわしく、西行の花への憧れは 人を恋する情熱に似ているように思います。 西行という人は完全に俗世界と縁を切ったのではなく、この世の煩悩を持ち、 また、仏道をも求めた人のように思います。 以下の二首は晩年の作です。 仏にはさくらの花をたてまつれ わがのちの世を人とぶらはば (仏には桜の花を供えてほしい わたしののちの世を人が弔ってくれるなら) 願わくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月のころ (わたしの望みは咲きほこる桜の下、春に死ぬこと 2月、釈迦の逝った あの満月のころに) 西行は文治6年2月16日、満月の日に自作の歌の通り、入滅しました。 もっとも最後の歌は辞世の歌ではなく、1183年に撰定の勅命を受けた「千載和歌集」に おさめられています。 西行は亡くなるずっと以前から、桜のもとで死にたいと望んでいたということになります。 最後二首は西行の仏道の完成とみることもできそうです。 「仏には・・・」の歌は一見すると、西行なきあと、どうか桜の花を墓前にそなえてほしい という西行の個人的な希望を述べているようにみえますが、実のところそうではないと 思います。 西行なきあとの人々のことを詠っているのです。 わたしの墓前には、桜の花をそなえてほしい、桜の花をそなえる心をもって ほしいという歌です。 わたしは、仏となるのだが、この国で仏となるのだから、どうか桜のもとでわたしが 生きていたことを忘れず、そしてあなたたちも仏の教えを信じ、また、この国で 生きているということを忘れないでほしいと詠っているのだと思います。 とまれ、桜は格別に趣きのある花です。 桜の花に見入るひとは、桜の花に魅入られたひとなのです。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 7,老齢年金について 23.離婚分割すると年金額はどうなるのか _______________________ 23.離婚分割すると年金額はどうなるのか 離婚分割の対象となるのは、厚生年金加入期間のうち、婚姻していた 期間の分です。 婚姻期間中に納めた保険料は、夫婦が共同で納めたものという考え方に よるものです。 分割割合は任意ですが、たとえば2分の1ずつの分割が決まったとすると 婚姻期間中の夫の保険料納付実績である、標準報酬月額の記録が、2分の1 ずつの記録として書き換えられるのです。 標準報酬月額50万の月は、それぞれ、25万ずつ、という具合です。 このとき、妻も厚生年金に加入していて、仮に16万円の標準報酬月額の記録が あったとすると、(50万円+16万円)×2分の1で、それぞれの記録が33万円ずつに なります。 このようにして書き換えられた記録をもとに、改めて老齢厚生年金額を計算する という方法で離婚分割が行なわれます。 分割後のそれぞれの記録は各人固有の権利となりますので、離婚後に、一方が 亡くなったり、再婚してもそのせいで年金の権利がなくなることはありません。 ************************************************************ ★☆ここでちょっとお知らせ★☆ ♪ヤギヌマいちおしのHP 障害のある子どもたちと一緒に地域で生き生き活動しているNPO法人 があります。よかったらのぞいて見てね♪ 心身障害児・者の豊かな育みと、家庭を援助する 特定非営利活動法人 ほおずきの会 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/poteto/ ************************************************************ 当事務所では、書面の作成、その他一般的な相談業務を行なって おります。 ★年金・・・どのくらいもらえるの?しくみはどうなっているの? ★親子関係・・・存否の確認や特別養子縁組、成年後見 ★相続・・・財産を好きなように相続させたい。 相続分ってどれくらい? 遺言って自分で書けるの? ★婚姻・・・配偶者の浮気。 協議離婚したいけど約束を書面にしておきたい! 内縁関係を一方的に破棄された!等々。 ★渉外業務・・・入管関係書類作成、手続き代行 英文書類邦訳 また、相談に限らず、お気付きのこと、ご意見等ございましたら、 お気軽にどうぞ! ♪相談業務の有料化について メール相談は、原則として初回は無料、2回目以降は一案件3千円と なります。 (詳細はHPをご参照ください。) ご相談者様には金銭的負担をおかけいたしますが、法律書面の 専門家として相談料以上の有益なサービスをご提供したいと思って おります。 ご理解の程、何卒、よろしくお願いいたします。 法務大臣承認入国在留審査関係 申請取次行政書士 社会保険労務士 柳沼 まゆみ 事務所 〒111-0042 東京都台東区寿4−13−8 TEL: 03-3842-7448 FAX: 03-3843-5557 E-MAIL: mayumi_yagi@river.ocn.ne.jp URL: http://www18.ocn.ne.jp/~m_yagi/ **********************************************************


