2007/01/08
「関学出て鞄職人」Vol:68「きらきらと・・・」
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■【関学出て鞄職人?】
〜 魅力ある物作り、人が、私を変えていった 〜
Vol:68 「きらきらと・・・」
発行人:田村幸樹
隔週発行
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人は失敗して成長します。 人は体験して成長します。
そして人は人と出会い成長します。
このメルマガを読んで一人でも多くの方が、
物作りに興味を持っていただけたら幸せです。
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発行人プロフィール: 昭和53年 大阪府立泉陽高校卒
昭和59年 関西学院大学文学部卒
昭和60年 有限会社JOB設立
最初はメーカーに依頼して鞄を作っていたが
5年目ごろから独学で鞄を作り始め、現在にいたる
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◆1月8日号 menu
1.Vol:68 「きらきらと・・・」
2.∽∽〜かおりん、たむたむの裁断したろかーー〜∽∽
3.お掃除レンジャーの「おそうじ術」
4.「ハンドベル友の会in神戸」のお知らせ
5.あとがき
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皆様!
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
さて、皆様はお正月はゆっくりすごせたでしょうか?
私は三が日はおかげさまでゆっくりと休むことが出来ました。
それで、昨日が展示会サンプルの最終日です。
つい先ほどまで、最後の見積もりをしていました。
その為、少しメルマガ発行が遅れましたことをお許しください。
で、今日は、私の姉のお話です。
それでは、Vol:68「きらきらと・・・」
楽しんでください!
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1.Vol:68 「きらきらと・・・」
私には二つ違いの姉がいます。
両親が共働きだった為、幼い頃から家に二人でいることが多く、
私はずっと姉の後ろをついて回って育ってきました。
今までにも何度か触れてきましたが、
その頃から、父親がアルコールを飲んでは、母と喧嘩をし暴れていました。
殴られた母はその怒りの矛先を私達姉弟に向けました。
とりわけ、姉に対する暴力は凄まじく、
今ならば間違いなく児童虐待として問題になるほどのものでした。
その為、父と母の喧嘩が始まると、
私達姉弟は、一緒の布団のなかで身体を抱き合って、
喧嘩が収まるのを待ちました。
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姉は小学校に入ると働く母の代わりに家の家事一切をこなしていました。
晩御飯の支度から、洗濯まで姉がすべてしてくれていました。
私の中学校の時の弁当も姉がずっと作ってくれていました。
姉は私にとって小さな母親でした。
そんな私を姉も、
「ボク、ボク」と可愛がってくれました。
姉の友達に好かれていた私は、
姉にとっても小さな自慢のようでした。
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中学生になると姉は家事もしながら、頻繁に店の手伝いもさせられていました。
丁度、その頃父の店が繁盛しだし、
店舗が一つ、叉一つと増えていった時と重なったからでした。
私もよく店を手伝わされましたが、
やはり私は男という事もあって、両親は勉強のほうを優先させてくれていました。
ところが姉の場合、受験期を迎えてもそれは変わることはありませんでした。
家事と、店の手伝い。
私の目から見ても姉には自由な時間は無いように感じられました。
「中学生の頃から、オバハン臭いと言われてた。
友達は、きっと私のことを「人に合わせん人間や!」と思ってたと思う。
そのことが一番悲しかった。」
昨日、このメルマガに出てもらうために電話をした時、
姉は、この頃の事をそのように語ってくれました。
けれども、それでも姉は、地元の公立高校を卒業し、見事私立の外大に合格しました。
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姉が大学生のとき、
父が檄高して、私の前で姉に手を上げたことがありました。
当時、姉の門限は午後10時でそれを破ったからでした。
あまりに厳しすぎる父の行為に私は抗議しましたが、
それを受け容れられる事はありませんでした。
叉、殴られた姉も父に歯向かう事はありませんでした。
「私は、お父さんに何も言えんかった。
かといって、反抗してぐれる勇気も無かった。
只、言うことを聞く事しか出けへん弱い人間やった。」
電話の向こうで、姉は悲しそうにそう言いました。
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姉は大学を卒業するとすぐ、縁あって今の旦那さんと結婚しました。
姉は幸せそうでしたが、私にはこの結婚が、
「この家から早く離れたい」という姉の意思の表れのように感じられました。
そのことを姉に聞くと姉はこう答えてくれました。
「つきあって、たった五ヶ月やった。
宝くじ買うようなもんやった!
パパ(旦那さんのこと)がお父さんのように縛り付ける人やったら、
私はきっと生きてられへんかったと思う。
結婚してやっと私は自由になれた・・・」
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結婚した姉は堺市郊外で、
旦那さんと小さな酒屋を開きました。
けれども暖簾分けされたその酒屋は、
いくら姉や姉の旦那さんが一生懸命働いても、やっていく事が困難でした。
当時、お酒に対する法律はとっても厳しく、
素人が簡単にお酒を販売する事は禁じられていました。
その為、暖簾分けされた親店へ利益はキックバックされるシステムになっていました。
姉夫婦は数年で店をあきらめ、
旦那さんは大手眼鏡店のサラリーマンになりました。
その間に、姉夫婦には神様からの小さな贈り物がありました。
とっても可愛い女の子でした。
けれども、その女の子は生まれるときに大きな病気にかかってしまいました。
脳にカルシウムが溜まる病気で、
医者には、「成人するまでに再び発病すれば命の保証は無い・・・」
そう宣告されました。
姉は、
「この子の一生は、私が見つづける・・・」
そう言って女の子を育てました。
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姉は子育てをしながら、
翻訳の勉強をやり始めました。
それは、家庭でも出来る仕事となりました。
子育てが少し落ち着くと、姉は飲食店へのパートに出るようになりました。
本来働き者の姉は、行く先々で重宝がられ、
数年で、店を任されるようになりました。
姉は将来、自分のお店を持つ事が夢となりました。
その夢の為に姉は叉勉強を始め、
終には、関西で初の女性のモルト(ウイスキーの原料となる麦芽)の利き酒師になりました。
姉のもとにはテレビ局からの取材のオファーもありましたが、
その内容が、偏向していることを知り断りました。
姉は、決して目立とうとはせず、
自分の夢に向かって黙々と働きつづけました。
姉はそういう人でした。
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8年前、父が亡くなる時、
姉は神戸にいる私の分も父の看病をしてくれていました。
私は姉の父に対する愛情に感謝していました。
けれどもそれとは別に姉には父に対する感情がありました。
私はそのことを昨日の電話で初めて知りました。
「お父さんが亡くなった時、私は正直ほっとしてん。
私は、ずっと自分の父親や母親を親としてみる事がでけへんかった。
いつでも、気を使う存在やった。
親って、無条件に甘えられる存在やと思ってた。
けれども、私にはそれがなかった。
結婚して、初めてパパがその存在になってくれた。
パパが父親であり、母親であり、旦那さんになってくれた・・・」
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昨年の暮れ、姉は念願の自分のお店を、
堺駅前のイトーヨーカ堂の地下にオープンしました。
今まで、様々なお店で学んだ事を吟味し、
満を持して姉が勝負したのは豆腐料理でした。
「何故、豆腐料理なの?」
そんな、私の素朴な質問に、姉は少し照れた口調でこう答えてくれました。
「パパが体調を崩した時に、
夜に、お豆腐を食べると身体にいいって事を聞いて、
それで、色々なお豆腐料理を作っていたら、
バリエーションがどんどん増えて、
これはいけるんじゃないかって・・・」
「正直、一ヶ月やってみて思ったほどうまくはいかへんけど。
どうせ、苦労するんやったら、自分の思たことをしようと・・・
ようけ、もうからんでも、ええねん。食べていけたらな。」
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電話は2時間近くの長電話になりました。
その間、姉は泣いたり、笑ったり・・・
今、お店は母が手伝っています。
元気に成長した姉の娘は自分の仕事が終わった後、
店の片付けを手伝いに来てくれています。
中学の友達がいっぱい食べにきてくれます。
高校の友達が写真を撮りに来てくれます。
旦那さんのお父さんが店を開けるのを手伝ってくれます。
周りのお店の人が応援してくれています。
何より、天国のお父さんに守られています。
「いっぱい助けられてるねん!」
姉は、人のありがたさを感じながら元気にがんばっています!
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追記: 姉のお店の名前は「雪花菜」。
「きらず」と読みます。
’お豆腐’が切って食べるのに対して、’おから’は切らずに食べれる事から、
’おから’の事を昔の人はそう呼び、「雪花菜」という美しい漢字をあてました。
総じて、人と人との縁を大事にすると言う意味が含まれています。
結構、お豆腐料理店によく使われている名前なので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
それで、私は姉にもう一工夫した別名をつけてあげました。
「きらきら、雪花菜」
姉は笑っていましたが、結構気に入っているようでした。
お姉ちゃん!
この名前のように、お姉ちゃんの人生もきらきらと輝け!
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これが、姉のお店「きらきら、雪花菜」です。
ちっちゃなお店だけど、とってもおいしいよ!豆腐丼が絶品!!!
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/jobplanning/archives/50874824.html
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2. ∽∽〜かおりん、たむたむの裁断したろかあーー〜∽∽
|このコーナーでは、わが愛妻かおりんが、世の風俗世相を
|油圧裁断機のごとくたった一言で、がつんと切り落とします!!
■ 今回のかおりんは、かおりんとテレビを見ていたたむたむ。
チャンネルを変えようとしたらかおりんが突然叫んだ・・・
かおりん:「あっ、ちょっとかえんといて!その「車窓の窓から」!!」
たむたむ:「・・・・・。」
かおりん!
それは「世界の車窓から」やー!
「世界の車窓から」→ http://www.tv-asahi.co.jp/train/
かおりんへの応援メッセージはこちらへ ↓
perfume289@hotmail.com
かおりんブログはこちら ↓ (本当のかおりんがここにいます)
http://blog.goo.ne.jp/perfume289/
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3.お掃除レンジャーの「おそうじ術」
私の友達のお掃除レンジャーこと、片桐一輝さんが本を出版されました。
その名もそのまんま、「おそうじ術」
━━━━━━━━━━「おそうじ術」 ━━━━━━━━━
★★ 部屋の掃除は「心のそうじ」! ★★
忙しくて時間がない人、片づけの苦手な人でも大丈夫。
毎日のおそうじがグーンとラクに楽しくなる”プロのこつ”を初公開!
http://www.mikasashobo.co.jp/chiteki/?sub_category_id=11
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あなたはお掃除が苦手、得意?
そのどちらの方にとっても、とっても役に立つ本です。
苦手な方は、おそうじが好きになるぐらい、
簡単にお掃除できる方法から、その心構え。
おそうじが得意な方には、あっと驚くプロの技を伝授!
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お掃除のノウハウ本なのに、読んだ後、
とっても気持ちのいい気分にさせてもらいました。
超お勧めです!
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4.「ハンドベル友の会in神戸」のお知らせ
人気メルマガ、「ピアノのおけいこ」の竹内圭子さんが、神戸に遊びに来てくれます。
それで、私の工房の二階で「ハンドベル友の会」を開催してくれます。
ハンドベル友の会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃ ハンドベル@神戸の参加者を募集中〜♪
┃ 2007年2月3日(土)14時〜17時
┃ http://www.keiko-takeuchi.com/handbell/koube.html
┃ 締め切りは、1月10日までです。
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決して、杖の先の鈴をチリンと鳴らして悪霊退散!
なんて会ではありません。
一緒に、音楽を作り上げましょう!
私も、もちろん参加いたします。
私に、メールしてくださっても結構ですよ!
件名、「ハンドベル参加!」でメールください!!!
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5.あとがき
愛読している楠本惠洋さんのメルマガに、
「地球は自転をしているのだから立派な生き物だ。」
というふうな事がかかれていました。
楠本さんのメルマガ ↓ ↓ ↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000160853/108102173.html
地球をアスファルトで覆ってしまったのは私達人間です。
車を走り易くする為に、
石に蹴躓いて転ばないように、
泥が跳ねて汚れないように、
そんな理由で、私達は地球をアスファルトで固めてしまいました。
地球は苦しい、苦しいって叫んでいます。
けれども、私達一人一人の力ではどうすることも出来ません。
だから・・・
せめて、地球と同じように、
私達も生かされていると気付いたなら、
転んだっていいじゃないか!
怪我したっていいじゃないか!
汚れたっていいじゃないか!
私達は、
自分の人生までもアスファルトで固めちゃいけないんだ!
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発行人:田村幸樹
JOB inc.
発行者WEBサイト
http://www.job-jp.com/
たむたむブログ あそびにきてね!
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/jobplanning/
神戸市中央区野崎通5-3-15
TIP-ZONE ビル1F 有限会社 ジョブ
TEL:078-231-7713
FAX:078-231-7714
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必ず、お返事書きます!どんどん送ってきてね!
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を利用して発行しています。配信中止はこちら
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メルマガ梁山泊に参加しています。
http://www.iw-jp.com/ryozanpaku/
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最後までお読みいただいて本当に有難うございます
Vol.69予定は1月21日です。
乞うご期待!
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