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2009/05/17

ラフラフエンジェル外電VOL100 2009年5月17日

0、はじめに。
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1 現在の更新状況。
メルマガ発行現在時刻での、俺のHP更新状況をお知らせいたしておりやす。
5月9日 土曜日
俺たちの雑談ゾーン更新&保管
5月10日 日曜日
日記更新
5月14日 木曜日
小説やかた最新刊書庫、ハイパージャンパー26話うp。


2 今週の名言。
個人的な名言を紹介します。
ーー 言葉と俺コメント ーー
お前はトマトか(BY誤植サイアーク)
ギャグマンガ日和、ソードマスターヤマト誤植編。ベルゼバブ四天王のザ不死身こと
サイアークの第一声。本来は「お前がヤマトか」ですが誤植でこんなことに。
しかもアニメだと誤植台詞がちょっと変な言い方になってるのでいい意味でのひどさ=面白さが増してますw 個人的に。


3 SS、未だ未定

[傷跡と傷痕]

「ん……」
 自分が眠ってることは理解できる。今までの景色と目の前があまりにも違いすぎるから、これが夢だと確信が持てた。
 徐々に目の前に競りあがる赤い海、それは目の前の男女を包み込む。こちらを見て必死になにか言っている男女。
 しかしそれは音として俺には届かず、必死の表情の男女は競りあがる赤い海に覆い隠されてしまった。
 その男女に向かって俺は必死に叫んだ。お父さん お母さん こっちに来てよ 一人にしないでよ、と。
「……また、あの夢か」
 視界が唐突に変わった。目の前全てを赤く覆い尽くしたあれは消え、かわりに一面には黒が広がる。
 今の夢は必ず一箇月のうち決まった日付、23日になると両親と死別した火事の夢を見る。
 どうして必ず見るのか、俺にはわからない。ただこの夢は同じことを繰り返す俺にとって、
 サイクルの一つでもありカレンダーのような物だった。
 ゆっくりとうつ伏せの体を起こす。視線を上に向けないと見えない高さの時計はもう4時を指そうとしていた。
「よく寝てたな、お前。放課後になったとたんに爆睡だったぞ」
 眠い目をこすり、相手の声に「俺の観察でもしてたのか春原(はるはら)、お前も暇だな」と悪態をつく。
「あのなぁ……部活終わって戻って来たら、お前がまだ寝てたんだろうが」
 やれやれと言った調子で呆れる春原。帰宅部の俺は「おつかれ」と大して興味もなく言うとカバンをとるため、眠い体をむりやり動かす。
「ぐ……ち、厄介な……」
 突如俺の嗅覚が異様な臭いを捉えた。それは肉のこげつく臭い、俺はその臭いを嗅ぐと体が勝手に動き出す。
「なっ、おい出日(いずるび) また反射暴走かよ……」
 困ったような春原の声はすでに後ろ。俺出日天架(いずるび てんか)の体はどこかも理解していない臭いの出所に走っている。
 視線の先、どうやら臭いの出所らしい光景が目に入って来た。それは茶髪の女子の額にいかにも不良と言った出で立ちの奴がタバコの火を押し当てていると言う物。
「うら、なんとか言えよ! お前」
 いらだった様子で不良は言っている。だが女子の方は呆れた視線を向ける以外は、その押し付けられた物の熱さにうめくだけだ。
 走る勢いを借りて、横から不良の腹に蹴りを見舞う。だが俺の体はまだ言うことを聞かない。
「ぐえっ! んだ? てめえ!」
 突然の乱入者とその一撃に、不良はターゲットを俺に変更する。そしてやっぱりまだ俺の体は自由にならない。
「大丈夫か?」
 声は自由に発せる。オレの行動はわかっている、今女子の額についた焦げ跡に手を触れる。
「……え?」
 女子の驚いた声、それは当然だろう。オレが額に触れるとジュウっと言う音を立てて、彼女の額にあった熱とその痕跡が消え去ったのだから。
「なんだこら? やる気かよ!」
 不良はライターから火を吹き出し、ポケットから取り出した新しい火種に火をつける。そうして着荷しそれを持つ、どうやら飛び道具にしようと言うつもりらしい。
「お前……火傷するぞ」
 そのあまりにも間抜けな行動に、心配少々と呆れをこめた声で言う。
 俺が言った直後、不良は熱がってタバコを手放し 落ちたそれを踏み消そうとし また熱がった。
「ついでにこいつももらっとけ!」
 隙だらけの相手、その隙をオレが逃すはずもなく。オレは不良の額に右の掌底を少し勢いをつけて放つ。
「けっ、なんだよ。さっきの蹴りはまぐれ当たりか……。ん? な なんだ?!」
 不良は自分の身体の変化に戸惑っている。なにが起きたかって言うと、オレが掌底を当てた額がこげたような音を上げていた。
 そしてさっき女子についていたのと同じこげ跡がついたのである。
「な、ど どうなってやがんだ!」
 いいながら不良は自分の額を冷やそうと水道へ走って行く。そこでようやく俺の体は自由になった。
「……あなた、なに?」
 女子の第一声、そりゃそうだ。
「なに、って聞かれると困るんだけど……ところで、なんであいつのすること黙って見てたんだよ?」
 やられていた本人に聞くにしては、ちょっと他人事な聞き方じゃああるけどいい聞き方が思いつかなかった。
「ああ言う奴は反応をすれば面白がる。だから飽きるまで待ってたの」
「そうか。そもそもなんであそこまでエスカレートしたんだ?」
「最初あっちが声かけて来たんだけど、かかわりたくなくて無視したら絡んで来て。わたしが無反応だったからイライラしたんだと思う」
「チンピラを絵に描いたような奴だな、そりゃ……」
 あまりにもステレオタイプで苦笑が出た。
「そうね。ところで、あなた、なんなの?」
 再度同じことを聞かれた、話題を変えれば俺についてはスルーで済むと思ったんだけどなぁ。
「いや、俺にもなにがなんだか……、どうしてあんなことできるのかわからないし」
 そしたら一瞬だけ目を驚いたように見開いて「そう」とだけ答えた女子。
「あれ うっとおしかったの、ありがとね。わたし 箱日凪流(はこび ながる)」
 女子凪流はこちらの返事を聞こうともせず、それだけを言うと歩き出す。
「あ、ああ……」
 唐突に相手に名乗られ ついでに去られてしまった俺は、呆然とそう答えるしかなかった。



4 編集後記。
今回もラストまで読んでいただき、真にありがとうございます(デパートの店内放送風)。
100号ですよ! 100号っ!! とアイマス春香になっちまいましたがw いやはやよく続いてるもんですほんと。
ここまで読者さんがいなくならなかったのはほんとに嬉しい限り、ありがとうございますです。
 さて全開(違)の予告どおり、SS始めたわけですが、ここからどうなって行くのか期待していただけると幸いです。
前回も言ったように、作者もどうなるのかまったく予測できないので、皆さんと同じ立ち居地といえば立ち居地なんですよねw
とりあえずタイトルを未だ未定にしてみました、正式タイトルになりそな予感が……w
と言うことで、作品のタイトルは予告なく変更される可能性がありますのでご了承くださいませ。
 それではまた次回。




ラフラフエンジェル外電
発光者(え)、ぷちミント
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