断腸亭料理日記2010  RSSを登録する

とある男の食日記、浅草在住。1963年生まれ。趣味、料理。池波正太郎の大ファン。池波メニューをはじめ、自作料理や、浅草を中心にした東京路地裏の飲食店探訪、を書いております。

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2009/12/29

断腸亭料理日記2009 その1382【ねぎの天ぬきとチキンライス】

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■断腸亭料理日記2009■

`09/12/29 その1382【ねぎの天ぬきとチキンライス】

http://www.dancyotei.com/

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12月27日(日)午後、29日(火)第一食

さて。

いよいよ、暮れも押し迫ってきた。
昨日で仕事も終わり。

この暮れ、正月は、1日、2日が金、土になっている。
毎年、暮れ正月といっても、日曜から木曜までの毎日配信、
というリズムは崩さないで書いてきたように思われる。

と、いうことは、1日、2日は、お休み、と、いうことになる。
まあ、毎年、同じようなものなので、改めて、
書くほどのこともない、かもしれない、が、、。
(そうであった、今年は、末広町の料理や、花ぶさの
お節を予約していた、のであった。これはたのしみ。)

だいたいにおいて、なぜ日曜から木曜までの
毎日配信なのか。

名古屋時代は別にして、`04年、この日記を
復活させた頃は、ほぼ毎日配信、を、標榜していたが、
休むとこきは、土日ではなく、ランダムに休んでいた。
しかし、いろいろ調べてみると、読んでくださる方は、
土日は少なく、ウイークデーが多い、ということが
わかってきた。

そこで、日曜の夜に配信し、月曜に読んでもらうところから
始まり、木曜の夜配信まで、ということにしたのであった。

今年の暮れ正月の配信は、暮れは今日までで、
明日明後日、30、31はお休みをいただき、
1日、2日から配信、ということにする。

さて。

テレビでは、今年一年を振り返る番組の花盛りで、
なんとなくもう、食傷ぎみ、で、あろう。
世の中を見ると、総じて、先の見えない年の暮れ、
そんな感じなのであろうか。

たいした根拠もないのだが、こういう状況は、
もう少し、そう、春ぐらいまでは、続くのではなかろうか。
そんな予感もする。

皆さんの`09年はどんな年であったろうか。

私のこの一年は、まあ、仕事が主ではあるが、
忙しさや、プレッシャーは相変わらず、なのだが、
あまりよいこと、パッとしたこともなかった。
従って、フラストレーションのたまる一年であった。

断腸亭としては、どうか。
これも仕事に引っ張られたようで
落語もご無沙汰、あんまり、パッとしていないように
我ながら思ったりもする。

結局、呑む機会が増え、体重も、腹も、、。
まあ、あまりよいことはなかったか。

わるい時は、わるいなりに、淡々と、やるべきことを
積み重ねる、仕事も、断腸亭しても。
それしかないであろう。

それで、明るい春を待つことにしよう。

で、今日は、暮れの締めくくりとして、
ふさわしいのかどうか、わからぬが、天ぬきと、
チキンライスの、二つ。

天ぬきは、27日日曜の午後。

一杯呑んでいたら、もう少し、なにか、、
と、思い付いて、作ってみた。

天ぬきというのは、なん度も書いているが、
蕎麦やで、最近、気に入っている肴。

できうれば、雷門の並木藪のものが、よい。
http://www.dancyotei.com/2009/feb/namikiyabu.html

かき揚げを、甘辛い濃いつゆに浸(ひた)して、
ブヨブヨになったものをつまみにする。

文章にすると、あまりよいものではなく、
その実体としても、決してお上品なものではないが、
そうとうに、うまいもの、で、ある。

天ぷらそばが、なにがうまいのかというと、
サクサク、ではなく、衣が甘辛いつゆにひたって、
フニュフニュになったのが、うまい、のである。

もう少し、細かくいうと、最初から柔らかい
衣ではなく、やはり、最初はサクサクしたものが、
つゆに浸って、柔らかくなったものの方が、
よいように思う。

ともあれ。

海老は冷凍庫、に、あるが、面倒なので、
ねぎだけのかき揚げ、にする。

これでも十分であろう。

衣は、やはり、市販の天ぷら粉を1に、薄力粉を2、程度。
自分で食べるので、形は気にしない。
手早く、揚げる。

つゆは、鰹削り節で、濃く出汁を取り、
桃屋のつゆ、を伸ばす。
http://www.dancyotei.com/2009/dec/tennuki.jpg

酒は、火鉢の鉄瓶で、燗をつけた、菊正宗。

私にとっては、申し分のない、
冬の午後の、一杯、で、ある。


さて。

もう一つ、チキンライス。
これは、今日、29日の第一食。

冷飯が余っていたので、作った。
http://www.dancyotei.com/2009/dec/chicken_rice.jpg

チキンライスといえば、池波先生。
今年出た、先生の完全な食日記、
「食べ物日記―鬼平誕生のころ」(文藝春秋)にも
頻繁に出てくる。

これを見ると、チキン、鶏に限らず、
ハムだったり、豚だったりを入れている場合もある。
また、トマトライス、という言い方もしていることもあるが、
ようは、ケチャップライスが、お好みであったのだろう。

だが、これはやっぱり、チキンライス、鶏が一番うまい、
で、あろう。

私も、これは真似をしたわけではないが
チキンライスは、子供の頃から大好物、で、ある。

洋食や、でも、これは先生の真似だが、カツレツをもらっても、
白いライスではなく、チキンライスにする。
これが、ささやかだがぜいたくな気分もし、
よいもの、で、ある。

チキンライス。
子供の味覚、と、いわれれば、その通りなのだが、
やっぱり、うまいもの、で、ある。





と、いうことで、`09年、平成二十一年、丑年。
断腸亭料理日記は、今日まで。
新年は、一月元旦の配信からにいたします。


誤字脱字、誤謬、錯誤、その他いろいろ、
至らぬ点多々あるなか、一年間読んで下さり、
誠にありがとうございました。
心より、御礼申し上げます。

来年もまた、相変わりませず、断腸亭料理日記に、お付き合いを
いただければ、幸いでございます。

皆様には、よいお年をお迎えくださいますように。

断腸亭錠志



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★断腸亭錠志 http://www.dancyotei.com/profile1.html

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