【ハーブスマン's通信23号】
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ハーブスマンs通信23号
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いよいよ本格的な夏がやってきました!
今年も猛暑続きの夏となりそうですが、
皆様いかがお過ごしですか?
大変ご無沙汰してしまい、
誠に申し訳ありませんでした。
お陰様でハーブスマンsのスタッフ、
皆元気に畑仕事に精を出しております。
農場ではこれからフレッシュハーブの出荷、
乾燥ハーブ用の収穫作業が本番となります。
(それと草取り・・・)
ブレンドハーブティーや料理用スパイスも
新物に切り替わる時期ですので、
どうぞ今年の風味をお試しください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
早くも一年の半分以上が終了してしまいました。
ハーブスマンsでは、4月〜7月中旬までが、
一年で一番忙しい農繁期。
脇目もふらずに走り続けてきましたが、
ここへきてホッと一息、、、、
上半期,、当農園の3大ニュースを振り返ってみると、、、、
1.『新法での有機JASを取得!』
当農園では2001年から有機JAS認証を取得していますが、
改正された新法での認証取得が必要となり、
この3月、お陰様で無事取得することができました。
食品の偽装が後を絶たず、食に対する不信感が増しているだけに、
有機JASの取得も大変ハードルの高いものになってきています。
昨年の夏ごろから申請し、何度も内部規定等の書き直しを求められ、
一時は夢でうなされるほど!?の困難なものではありましたが、
これもお客様の信頼を保つための試練だと思い、
ひたすら忍の字で、再認定をいただくこととなりました。
これからもオーガニック街道をひた走る所存ですので、
何卒よろしくお願い致します。
2.『ポット苗販売がヒット!』
今年はポット苗のご注文をたくさんいただきました!
誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
食料品の高騰、そして食糧危機が深刻さを増しているだけに、
節約も兼ねて、できるところから自給してみよう、
という人が増えているようです。
自分で育てる喜び、採れたての美味しさというのは、
やった人にはわかる、やらなきゃ絶対わからない、
格別なものですし、
そこから自然や環境により目が向いて、関心が深まれば
なおさらいいなと思います。
3.『施設、機械のバージョンアップ!』
懸案だった育苗用ビニールハウスを拡張し、
トラクター(耕運機械)も馬力の大きいものに替えました。
昨年はハウス内がポット苗で溢れ、足の踏み場もないほどだったし、
畑の面積も拡がったため、小さなトラクターがオーバーヒートぎみでしたが、
これでだいぶ仕事がはかどるようになりました!
(というか無駄な動きが減りました・・・)
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昨年はお休みしていた田んぼも
今年は再開しています。
水を引き込んだ田んぼというのは、
畑とはまた違う風情があって、とってもイイもんです。
田んぼをやるということは、
水辺を住みかとする色んな生きものが
たくさん増えるわけで、
自分の周りの生態系がまたひとつ豊かになる、
ということです。
カエルやオタマジャクシ、ヤゴやアメンボ、ミズスマシ・・・
それを狙った小動物や、カモやシラサギも飛んでくる。
僕等ニンゲンは、
食物連鎖の頂上に君臨するといわれていますが、
そんな偉そうな、三角な関係ではなくて、
大きな輪の中にいるんだと思うんです。
僕等もやがて土に還って、
ミミズや微生物たちのエサとなり、
植物たちの栄養となるのです。
きっと。
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連載エッセイ 『ハーブでイこう!』
(前号までのあらすじ)
この仕事を始めたのはサーフィンを通じて、自然の素晴らしさを知ってから。
将来を思い悩んでいた僕は、とにかく大好きなサーフィンを思う存分楽しむために
スリランカへ旅立つ。サーフィンに明け暮れる日々の中で出会う『旅人』達と『ハー
ブ』に導かれ、インド、ネパールへ渡る。ヒマラヤトレッキング、ヨガ道場、ラク
ダに乗っての砂漠トリップ、、、、
そしてついにヒッピーの聖地「ゴア」にたどり着く。。。
「楽園」という言葉はここのためにあるのだろう。
ためらいもなくそう思えてしまうようなゴアでの日々・・・
朝は夜明けとともに起きて、ベランダへ向かい、ヨガから始まる。
リシュケシュのヨガ道場と同じメニューを、
そのリズムを崩さないように、毎日続けていた。
瞑想から呼吸法、アーサナまでをゆっくりていねいに・・・
早朝の新鮮でピュアな空気が体中に染みてくる。
一通り終わった頃にはお腹が少しすいてくる。
小さなバッグをひとつ持って、海へ向かう。
ビーチへの一本道はちょうどいい散歩コース。
すれちがうヒッピーたちとの挨拶は、
笑顔と共に「bon!」という合言葉。
ビーチに立つほったて小屋のレストランで、軽い朝食。
サンドイッチとチャイとフルーツ(パパイアorマンゴー)。
食後に本を読んで、飽きたら海でひと泳ぎ!
ここはヌーディストビーチ。
水着で隠している方がなんだか不自然。
透明な海、つきぬける青空、
心も身体も真っ裸の開放感。
フリスビーをする人。
日光浴をする人。
読書をする人。
みんな思い思いに、好きなことを好きなだけ、
平和な時間は流れ、
夕方には燃えるようなサンセットを眺めて
一日は終わるのだ。
ある日、僕は散歩に出かけることにした。
海沿いのなだらかな丘を歩きたくなった。
隣の村には何があるんだろ?
どのくらい時間がかかるかわからないが、
日没までには帰って来れるだろう。
潮騒と風の歌を聞きながら
てくてく歩く。
青い海と、白い砂浜がどこまでも続き、
アップダウンする緑の丘をてくてく歩く。
向こうから人が歩いてくる。
のっぽなヨーロピアン、
ストライプのシャツに、シルクハット、
近づいてくると目にはアイシャドーを入れて、
まるでピエロのようだ。
「隣の村へ行こうと思うんだ・・」
と聞くと、
「向こうに女性が見えるだろ?
彼女も隣村へ行くはずだから、
後をついていったらいい」
パントマイムのような身振りで教えてくれた。
長いスカートをはいた女性の後をまたてくてく歩く。
しばらくすると女性は立ち止まっている。
近づく僕に彼女は唐突に話しだす。
それが何を言ってるかさっぱりわからない。
時々聞き取れる英語らしきものをたどり
想像するがやっぱりわからない。
でも彼女はおかまいなしに語りかける。
吸いこまれそうな深い青い目、呪文のような言葉。
ポカンとしている僕を尻目に
彼女はまた歩き出した。
ピエロの次は魔女?
何かの啓示かい?。。。。
やがて遠くにポツンポツンと小屋が見えてきた。
どうやら隣村に到着したらしい。
子供を抱いている男の姿が見える。
「○○○−!」
こっちを見て男が叫んでる。
今度はなんだよ?
「Char−!」
はっ???
「Charー!!」
オレの名前を・・・呼んでる?
そんな馬鹿な!
こんな所初めて来たんだぞ。
僕を知っているやつがいるわけない。
それもニックネームで呼ぶなんて。。。
これが運命的な再会の瞬間だった。
子供を抱く彼は日本人、以前ネパールで出会っていたのだ。
彼は、奥さんと子供を3人連れて旅をしていた。
上の子二人は、小学校を休学して来ていたし、
一番下の子は、まだおっぱいを吸っていた。
僕は衝撃を受けた。
家族5人で、それも小学校を休学させ、さらに乳飲み子を抱え、
過酷ともいえるインド、ネパールの旅。。。
僕の既成概念はぶっ飛んだ。
「学校の授業よりももっと大切なことがある」
そう彼らは教えてくれた。
そしてそれは僕自身もこの旅で実感していたことだ。
社会、歴史、英会話・・・etc
授業で教わるよりもどんなに生きた勉強になることだろう。
「旅」を高校生の必須科目に入れるべきだ。
彼らは、日本で無農薬の八百屋をやっていたという。
「無農薬???八百屋???」
僕はその頃、「食」への関心はまったくなかった。
おいしく、おなか一杯に食べられれば、
肉だろうが、魚だろうが、ジャンクフードだろうが、
かまわず何でもたいらげた。
それに野菜がどんな風に作られているかなど、
全く興味はなかった。
彼らは話してくれた。
今の野菜はほとんど農薬を使って作られているということ、
それと対象に有機栽培という農法があるということ、
そして日本にも素晴らしい人たちが、「食」を中心にして、
様々な活動をしているということ。
彼ら家族と出会い、一緒に過ごす中で、様々なことを教わった。
今まで知らなかった世界が、
この旅で僕自身が学んだ
おぼろげな世界と結び合い、
形づいていった。
偶然なんかじゃない、必然だった。
もう次の旅の行き先は決まった。
「JAPAN」だ。
なんだかワクワクしてきたぞ。
それから数年後・・・
彼ら家族はこの茨城県キタウラ村で、
無農薬野菜の宅配を始め、
僕もハーブスマンsの農場づくりを始めることになる。
人の縁、というのはこういうことを云うのだろう。
「旅」を日常とするための
コミュニティーづくり、
その火が灯った瞬間であった。
つづく・・・
Copyright (C) CHAR@HERBSMANS. All Rights Reserved.
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最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
この夏はかなり厳しい暑さが予想されますが、
皆様体調にはくれぐれもお気をつけて、
思い出深い夏にしてください。
ハーブスマンs、またはハーブ製品についてのご要望など
ありましたら、ぜひ聞かせてください。
皆さんのお声が明日への糧となります。
ありがとうございました!!
■有機栽培ハーブ・ハーブスマンsのホームページ
http://www.herbsmans.com/
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●発行者 福山久之(ふくやまひさゆき)@HERBSMANS
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