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2008/05/16

薬剤師だから知っている。3分間の薬と健康の裏情報 5.16

―――今週の内容―――――――――――――――――2008.5.16― 

薬剤師だから知っている。3分間の薬と健康の裏情報
 
 151号  「私はまだ若いから関係ない」とは言えない、

      後期高齢者医療制度        2回シリーズの1回目

―――――――――――――――――――――――――――――――


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こんにちは

今回からお読みいただく皆様、はじめまして。

漢方の健康堂薬局の店主 長澤昭と申します。

すでに前回以前からお読みいただいている皆様、今週もよろしく

お願いします。

さて、今週号からは「『私はまだ若いから関係ない』とは言えない、

後期高齢者医療制度」と題して2回シリーズでお伝えします。


その内容は、・・・・・・

151号  2回シリーズの1回目(今週号) 
         1.後期高齢者医療制度とは(Q&A方式で)

短編(科学のよもやま話)・第65号(5月23日発行) 
           「医師が名前明かして初めて批判」−後期高齢者医療制度

152号  2回シリーズの2回目(5月30日発行)
          2.後期高齢者医療制度の問題点

短編(科学のよもやま話)・第66号(6月6日発行)
           後期高齢者医療制度と特定健診の2つの制度には共通
する部分がある?!


 では、「『私はまだ若いから関係ない』とは言えない、後期高齢者

医療制度」2シリーズの1回目をお伝えいたします。


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―――今週の内容―――――――――――――――――2008.5.16―  

151号  「私はまだ若いから関係ない」とは言えない、

     後期高齢者医療制度        2回シリーズの1回目

         1.後期高齢者医療制度とは(Q&A方式で)

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1.後期高齢者医療制度とは(Q&A方式で)

   Q対象となる人は?

   A75歳(一定の障害のある方は65歳)以上の人の全てです。


   Q保険料は? 

   A後期高齢者医療制度の加入者は、全員が保険料を納めなければなり

    ません。社会保険等の被扶養者(扶養家族)となっていて、保険料

    の負担がなかった人も保険料を負担することになります。


   Q現在、国保に加入している人の場合は、どのくらいの負担額になる

    の?

   Aこれまでは、国保税として世帯全体で保険料を納めていますが、

    後期高齢者医療制度の加入者だけは、個別に保険料を納めること

    になります。

     具体例として、お父さん・お母さん・子供・おじいちゃん(75歳

    以上)の4人家族の場合では、・・・・

       今までは世帯主が4人分の保険料を払っていた。
       これからは、世帯主がおじいちゃん以外の3人分を払い、
       おじいちゃんは自分の分の保険料は、本人の年金から天引
       きされる。


   Q現在社保などの扶養になっている人の場合は、どのくらいの負担額

    になるの? 

   A今までは、加入者の人数に関係なく所得によって息子さんなどが

    保険料を支払っていしたが、後期高齢者医療制度の加入者は、新た

    に保険料を納めることになります。 

    具体例として、お父さん・お母さん・子供・おじいちゃん(75歳

    以上)の4人家族の場合は、・・・・

       今までは、世帯主の所得に応じた金額を払っていた。
       これからは、世帯主の支払う金額は今までと同じ支払う(金
       額は、扶養家族の人数は無関係)。その上、おじいちゃんは
       自分の分の保険料を、本人の年金から天引きされる。


   Qお医者さんにかかったときの自己負担割合は? 

   A現行の老人保健医療制度と変わりません。


   Qこの制度の運営は? 

   A都道府県単位で「後期高齢者医療広域連合」という組織が新しく作

    られ、それに全ての市町村が加入します。そこが運営します。


   Qなぜ新制度が必要なの?

   A老人保健医療費は、国民すべての医療費約32兆円のうち、その

    3分の1以上(11兆円)になっています。現在の老人保健医療費

    は、公費(国・県・市)で5割を負担し、残りを各医療保険の保険

    料からの拠出金で負担しています。その現行制度では、・・・・

      ◎制度運営の責任主体が不明確、医療費適正化の動機付けが

       働きにくい。

      ◎現役世代の老人医療に対する負担が見えにくい。

      ◎高齢者と現役世代、それぞれの負担割合がはっきりしない。

    などの問題点があります。

     そこで、高齢者の医療費を公平でわかりやすい形で負担していく

    ために、75歳以上の方を対象に独立した医療制度が新設されたの

    です。新制度では、医療機関での自己負担分を除いた残りの医療費

    について、公費で5割、現役世代からの支援で4割、残りの1割を

    加入者からの保険料で賄うという形に変えたのが新制度です。

   

以上、今週の内容でした。 



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―[プロフィール]―――――――――――――――――[プロフィール]―
■長澤 昭(ながさわ あきら)1952年 静岡県生まれ
1980年に薬局を創業。
2000年、毎日新聞「アミューズ」に、「漢方薬に詳しい薬局」として、
全国わずか35店のうちの1店として取り上げられる。
2001年、約300の病名・症状別の「病気別漢方選薬システム}を完
成させる。
現在は、当店HPにて公開中
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発行者:漢方の健康堂薬局 
発行責任者:長澤昭
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E-mail:  mailto:kenkodo@oregano.ocn.ne.jp

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