会計士監査こぼれ話  RSSを登録する

会計士として監査法人で監査に従事している人間の日常の出来事や想いをつづります。会計士監査を受けている経理・財務の人、監査役の方、株式公開を目指している企業、会計実務や内部統制に関心のある方必読です。最近は国際会計基準(IFRS)の研究もしています。

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2008/06/16

会計士監査こぼれ話「ドラマ監査法人見ました」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−2008/6/16 NO.109


−− 「ドラマ監査法人見ました」
                                   
                 発行部数1,318部   

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みなさんこんにちは。

土曜日にNHKで放映されたドラマ監査法人、じっくりと見させて
頂きました。
現場の雰囲気はまあうまく描写されていたと思いますが(冒頭の高級車
での乗り付けは無いと思います。せいぜいタクシーですね。)内容的には
若干違和感を感じる部分がありました。(一般の人にわかりやすくする
ためには仕方なかったのかもしれませんが)

 ドラマの設定で監査法人内で多数派の古い会計士と少数派の若い会計士の
対立が一つの軸になっていましたが「古いタイプの会計士」の北陸建設工業
での粉飾に対する態度はひどいですね。こんな人はあり得ないと思います。
一昔前でもここまでひどいのは極めてレアなケースだと思います。
また設定の大手監査法人のトップは「古いタイプの会計士」として描かれて
おり、「監査厳格化組」は少数派のように描かれている(トップが厳格化組
を押さえつけている)が、大手監査法人のトップがドラマ上そんな役割なの
は業界のイメージ的にどうかと思いました。

 監査の厳格化と言っても、グレーゾーンが適正になったことが主であり、
ドラマの例(売上の架空計上)では監査の厳格化以前の話です。昔も今も
当然に×です。(普通の会計士であれば)まあその辺りは細かい話を出して
もわかりにくいので分かりやすい例が使われたのだと思いますが。

 監査法人内での多数派の古い会計士と少数派の若い会計士の対立ですが、
現場の実感としては監査法人内の対立よりもむしろ会社とのそれの方が
はるかに多いと思います。私が思うに、会社側で「粉飾決算派」と
「適正決算派」を対立させ、そこに会計士を絡めていく(会計士は適正決算派
と連携をとりながら、粉飾決算派を撃破する)ほうが、会計監査という
意味では実態には合っているのかなと思います。

 しかし、今までこういうドラマが全く無かったことを考えると最初の
とっかかりとしてはまあ良かったのではないかと思います。会計監査と
全く縁の無い一般の方がどう感じたを聞いてみたいですね。うちの
嫁さんは「かっこいいじゃん!!」と言ってくれましたが。。。。

次回も期待します。

【発行責任者】
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ペンネーム 会 啓示(かい けいじ)

連絡先 kaikeiji2000@yahoo.co.jp
質問やご不明な点あればいつでも連絡下さい。
まぐまぐ紹介ページ http://www.mag2.com/m/0000128296.html
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