2008/05/06
会計士監査こぼれ話「日米監査報酬格差」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−2008/4/2 NO.106 −− 「日米監査報酬格差」 発行部数1,287部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− みなさんこんにちは 2008年5月号の会計・監査ジャーナルで「監査報酬の実態調査結果 について」という調査結果が紹介されております。 来期より四半期レビュー制度や内部統制監査が導入されるため、巷では 監査報酬の増額交渉がホットになっているわけですが、一方で金融庁の 「内部統制報告制度に関する11の誤解」で監査コストの倍増は誤解で あると紹介されたりするなど、世間一般が「ハイ、そうですか」と単純に 大幅増額を受け入れてくれるような状況でもありません。しかし、監査 サイドとしては、かかった時間に相当する金額を頂けないのはつらい ところでして、新制度が導入されますが、いかにその時間を精緻に 見積もるか、また飛び出た時の要因が明確になるようにしなければいけない とは思っております。 ところで、今回の調査結果で目を引いたのが、監査報酬の日米比較です。 それによると、アメリカの平均が164百万円で日本の平均が25百万円 (上場企業ベースと思われます)と実に6.56倍もの差になっております。 監査報酬は基本的に時間×単価で算定されますが、以前に会計士協会で 行われた海外における監査時間数の調査結果では製造業で海外の 監査時間は日本のそれに比べ1.11〜2.82倍という数値が出ておりまして (http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/siryou/kinyu/dai1/f-20041224_sir/hou_b.pdf) 、間をとって単純に2倍と仮定すると単価ベースでは3.3倍くらいの差が あるということになります。この3.3倍の開きはよくわかりませんが、 もしかすると訴訟関係の費用等が大きく変わってくるのかも知れません。 いずれにしろ日米の監査報酬格差については、時間面だけでなく単価面の 分析を今後期待したいところであります。 ところで、 NHKより6月に会計士のドラマが放映されるようです。 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/05/01/14.html 「セリフは呪文みたい」というコメントがあるようですが、やっぱり 一般の人にとっては想像以上にとっつきにくいんですねぇ。ドラマが 業界のイメージアップになるといいですが。 【発行責任者】 ************************ ペンネーム 会 啓示(かい けいじ) 連絡先 kaikeiji2000@yahoo.co.jp 質問やご不明な点あればいつでも連絡下さい。 まぐまぐ紹介ページ http://www.mag2.com/m/0000128296.html ************************


