2008/03/16
会計士監査こぼれ話「日本版内部統制監査(11の誤解)」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−2008/3/16 NO.104 −− 「日本版内部統制監査(11の誤解)」 発行部数1,263部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− みなさんこんにちは。先日、金融庁より、一部の現場で過度に 保守的な対応が行われているとして、「内部統制報告制度に関する 11の誤解」なるものが出されました。 http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080311-1.html 半年ほど以前にも、実務上の取扱いを明確にするためのQ&Aが 出されておりまして、 http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20071002-1/05-1.pdf 今回は第二弾ということになります。 (内容が被っているところも結構あります。) 全般的には、マンパワー、コストで過度の負担をしないように、 今あるものを使ってという論調ですが、最終的には経営者の評価も 含め直接証拠を入手して監査を行うという出口の状況は変わりません から、会社の負担を減らすことが、徐々に監査人側にしわ寄せされて いくのではと感じるのは私だけでしょうか。会社の負担に配慮するので あれば、我々監査側の負担にも配慮して欲しいものです。 個々に気になった点を3点ほど、 【特別な文書化が必要か】 今ある記録を利用して、フローチャート、業務記述所などの作成は 必ずしも求めていない。 →前のQ&Aでも同様の趣旨のものが出ておりますが、実施基準が出た 段階では、いわゆる3点セットとして、実施基準に例示されている フローチャート、業務記述書、RCMを作る必要があるのではという認識が ありましたが、最近はRCMのみで対応するという会社が多いように見受 けられます。先に準備を始めたまじめな会社はちょっと可哀想な気がします。 だったら実施基準の段階からはっきり書いてくれ!!と言いたくなってきます。 【すべての業務に内部統制が必要か】 評価対象となった業務でも重要性の僅少な業務の除外が例示(5%) されております。 →これは恐らく、例えば製造業で機械販売の業務が対象となった場合、 業務の流れとして機械本体、保守部品や保守サービスそれぞれで流れが 異なったりするケースがありますが、保守部品やサービスについては取引額の 重要性が無ければ除外してもよいということではないかと思います。 実務上どこまでやればというのが曖昧でしたので、ここで定量的な基準が提示 されたのは助かります。 【中小企業でも大掛かりな対応が必要か】 中小企業の実態を踏まえた簡素な仕組を正面から容認 →例示として職務分掌に変わってモニタリングの実施で可、モニタリング 作業を社外専門家を利用して実施可能という2つが上がっておりますが、 もうちょっと具体的な例が欲しいところです。実際はどうしても実施基準の 文言や例示にとらわれるため、例えば全社統制などはどこまで簡素化して いいのか例示が無いとなかなか難しいところです。 これからもまだいろいろと出てくると思いますが 実務が定着するまではゆっくりとあせらずが賢いのかもしれません。 <メルマガ紹介> メルマガ一つ紹介します。 たった一つの言葉で人生が変わることもありますよねー 言葉の持つ力を感じてみたい人は是非!! ■限定!:いますぐ、59秒で判断できたあなたは申し込んでください 限定メルマガ ≪日本一の果報者!〜貴方の人生、右肩上がり〜≫ 年間一千冊のビジネス書を読む男、あのシラサワが放つ、生の名言集! うつの彼女が働き始めました。 ニートの彼が正社員になりました。 四十代のあのひとが婚約しました。 信じなくてもいいよ。でもこれは事実なんだよね。 http://www.mag2.com/m/0000130557.html 【発行責任者】 ************************ ペンネーム 会 啓示(かい けいじ) 連絡先 kaikeiji2000@yahoo.co.jp 質問やご不明な点あればいつでも連絡下さい。 まぐまぐ紹介ページ http://www.mag2.com/m/0000128296.html ************************



