2009/12/12
今の美術業界を考える(その301)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その301) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 風の環 2009年12月12日 武藤順九さんという彫刻家の先生がいらっしゃいます。この方は、社長の 祖父の代からのご縁がありましてお付き合いさせていただいております。 先日は武藤先生のことを書いた「風の輪 武藤順九の宇宙」という本が 出版されましたので、出版記念パーティに参加してきました。 武藤先生はローマの郊外に住んでいらっしゃって、大理石の素敵な作品を 制作されています。コンセプトは宇宙です。いわゆる抽象彫刻を制作して いるのですが、大理石は石自体がとても高いので、大きなものは注文制作 になります。彫刻家というのは、絵画と比べると、制作するのに費用が かかるので、音楽でいうところの指揮者と一緒で、どんなに才能があっても 指揮をするところがなければ実力を発揮できないのと同じで、大理石の 彫刻となると、どんなに才能があっても仕事をもらわなければ制作する チャンスがなかなかありません。ですから、彫刻家として食べていく のは、絵描きさんと比べても、かなり難しくハードルは高くなります。 大きなものになりますと、ローマから作品を動かすだけでも100万円単位 になりますから、材料費や何やらで、経費がものすごくかかります。 武藤先生は西洋と東洋の融合と、宇宙からのメッセージというコンセプトで 作品を制作しており、2000年にはPAX2000ということで ローマ法王の夏の離宮のカステル・ガンドルフォ(バチカン)に永久設置 されました。その後、日本では2001年にPAX2001で仙台国際センター に永久設置。PAX2003でイタリアのピエトラサンタに永久設置。 PAX2005でブッダガヤ・マホボディ寺院(世界遺産)にも永久設置 されています。PAX2008でアメリカの「聖なる煙」デビルズタワー 国立自然公園内にも永久設置されています。次々と大きなプロジェクトを かかえる武藤先生には多くの応援団がいらっしゃいます。それは画商だけ でなく、音楽家も含めた友人達が先生を支えていらっしゃいます。 今度は、ニューヨークのグランド・ゼロにも設置することを見据えて 来年2010年にはワシントンのホワイトハウスから2000万円の予算 を頂いて、小さな作品をオバマ大統領の下に収める計画をしています。 これだけの活躍をしている作家であるにもかかわらず、日本での紹介が 充分になされていないようにも感じています。作品を見せるにしても、 動かすのにも、費用がかかるからなのだと思います。 銀座柳画廊では作品をお預かりしていつでもお客様にお見せできるように しておりますので、お立ち寄りの際には、日本が世界に誇る、武藤先生の 作品をご高覧いただけましたら幸いです。 文責 野呂 洋子 ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


