2009/09/19
今の美術業界を考える(その289)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その289) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ メディアとのお付き合い 2009年9月19日 最近、画廊巡りという切り口でメディアに取り上げていただくことが 多くなりました。それは、私や銀座柳画廊に興味があるわけでなく、 銀座の画廊に多くの方が興味を持っていることだと思います。 画廊とメディアとのお付き合いは、ほとんどが美術雑誌という方が多く 一般紙や、TVとのおつきあいになると現代美術が主戦場になり いわゆる歴史のある伝統的な画廊は、なかなか一般の方々へ情報を伝え ずらいのが実情です。 先日 NHKさんが ‘おはようにっぽん’ という報道番組で‘画廊で新たな取り組みをしている’という切り口で 取材をしたいというお申し出をある画廊さんを通じて頂きました。 画廊めぐり自体、なかなか見えないプライドと縄張り意識で難しい 画廊同士を紹介するのに気を使うのですが、メディアに紹介すると なると、どのような紹介が喜ばれるのかに気を使います。私としては 心から、銀座柳画廊のほかにも別の個性で輝いている画廊さんが銀座に たくさんありますので、自分と趣味の合う画廊さんとのご縁を、この ‘銀座の画廊巡り’で繋げていきたいと思っています。とはいえ、 うちの社長も、‘既存の大切なお客様をよそに紹介するのは抵抗がある’ といいますし、他の画廊さんは ‘うちを一番に紹介してくれないと 困る。あの画廊が紹介されるのに、うちが紹介されないのは何故か?‘ という問い合わせをよく頂きます。メディアというのは、客観性を 重んじる商売ですから、私の主張はもちろん、取材される側の意見を 取り入れてくれるのは難しいのです。企画画廊と貸画廊の違いと 同じ理屈で、企画番組と広告番組の違いなのです。メディアに取り上げ られる場合は、企画として取り上げられることに価値があるわけですが、 その際はメディア主体の見せ方があるので、我々の要望は通りません。 視聴者が彼らのお客様なのです。視聴者が何を望んでいるかを汲み取る ことが、NHKの仕事であるわけです。それこそ、今回NHKの取材 をご紹介いただいた画廊さんは、もちろん画廊巡りでお伺いして、1時間 くらい取材したのに全てカットされてしまい、胸の痛い思いをしています。 担当者はその画廊が大好きで、一生懸命取材しておりましたが、上司の 意向で番組として面白くなるように編集した結果、時間の都合で全てカット されたようです。お互いに良かれと思ってしたことが、なかなか上手くいかない のがビジネスです。銀座の画廊の魅力を伝えていくことが私の使命だと 思い、多少の逆風はあるにせよ、これからもメディアに銀座の画廊の魅力を 取り上げてもらいたいと思っています。 文責 野呂 洋子 ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


