2009/09/05
今の美術業界を考える(その287)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その287) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 変化のとき 2009年9月5日 大きく変化すると書いて、‘大変’といいます。変化が大嫌いな日本が 外圧も含めて、変化のときを迎えているのを実感しています。 政治も、先週の選挙で大きく変化する方向へ向かっています。この流れ は誰にもとめられず、もちろん美術業界も例外ではありません。 毎朝6時に娘と散歩をしていて、神社なども立ち寄ったりするのですが そのときに毎月の言葉というのがあって、ためになることが書いてある ので毎月楽しみにしています。そこに、今月の言葉として 「改めて益なきことは、改めぬをよしとするなり」 吉田兼好 とありました。変化のときだからといって、何でも変えて言い訳では ないのです。変化させて、良いことが何もないのであれば変わらない 方がいいということです。政治にしても、美術にしても、経済にしても とても重い言葉だと思います。変えたほうがいいこと、変えないほうが いいこと。単純ではないだけに、歴史が長いほど難しい判断が迫られる のだと思います。 今、私は銀座の画廊の人たちの考え方を変えていこうと頑張っています。 閉鎖的な世界をオープンにしたいと思っています。けれど、銀座の画廊の ‘こだわり’だとか、‘仕事に対するプライド’は大切にしてもらいたいと 思っています。これは、矛盾することが多いことではありますが、お客さま にも歩み寄ってもらい、画廊がわにも美術の知識のない人を見下すことが ないように少しずつではありますがコミュニケーションしていこうと思います。 文化の違う人同士がコミュニケーションをとるのは努力が必要です。 ましてや、異国でビジネスをするならば、コミュニケーション能力が高く なければやっていけません。美術の世界は人と違うことを‘よし’とする 世界ですから、グローバルなビジネスをしていこうとするならば、 担当者に文化の素養があるにこしたことはありません。異文化コミュニ ケーションの第一歩は、芸術文化に親しむことが早道なのだと思います。 日本人がエコノミックアニマルと馬鹿にされた1980年代は文化の 素養のない日本のビジネスパーソンを表した言葉です。これからの若者は アニメおたくばかりではなく、美術に関心を持った若者を多く輩出するよう 色々なしかけを作っていきたいと思っています。 文責 野呂 洋子 ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


