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2009/08/29

今の美術業界を考える(その286)

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        今の美術業界を考える(その286)

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 自慢の友人                 2009年8月29日
                                                
 私は昔から友人に恵まれていて、今 こうやって仕事ができるのも周りの
 人たちに支えられてやってこれているのだと感謝しています。
 その中でも、先日は中学、高校時代の友人と集まったときの感動的な女性
 を、是非ご紹介したいと思います。

 彼女は家の近所で頭がよかったので、近所の友達からなんとなく名前を
 聞いておりました。杉並の公立中学で一緒になり、その中学では恐ろしい
 ことに成績順にクラスをわけるので、一緒のクラスになることはありません
 でした。高校でも同じ都立西校という公立高校で一緒でしたが、彼女は
 文科系でしたし、部活も文科系でしたので行動をともにすることはほとんど
 ありませんでした。大学は別の大学でしたので、よくよく考えてみると
 学生時代の接点はあまりなかったように思います。
 どこで仲良くなったかというと、近所の小・中学校の男の子たちです。
 彼女と私は、わりと早くから背が高かったので、小学校時代の背の小さな
 悪がき軍団と何故だか仲が良かったのを覚えています。社会人になって
 からも年末には、家の近所の悪がき軍団と家の近所の同級生の女子が
 毎年集まって近況報告しておりました。

 その彼女は、とても優秀ではありますが、昔から少しも偉ぶるところもなく
 淡々としていて、大手商社に入社しても、こつこつと仕事をしておりました。
 今も現役で働いている彼女は、話を聴いていると、決して出世欲があるわけ
 でもなく、かといって仕事に手を抜いているわけでもなく、まさに淡々と
 仕事をしているのです。そんな彼女がある日、‘カンボジアに学校を建てて
 寄付することにした。‘というのです。 よく、うちの富裕層のお客様が
 そういうことをするのを耳にしておりましたが、まさか自分の同級生の
 しかも、勤め人をやっている女性の友人があっさりと、すごいことを
 しているのを聞いてびっくりしました。本人はしごく、当然のことをしている
 ような感覚で、‘今度カンボジアにいくのを、楽しみにしているんだ~’
 と旅行気分で一人でいくようです。
 さらには、‘子供に希望を与えるような絵を購入して、そのカンボジアの
 学校に寄付することも考えているんだ。‘ と涙の出るような話までして
 くれるので本当に頭の下がる思いです。今年の4月まで上海に単身赴任まで
 して、電話をするといつも夜中まで残業していて、日本に帰ってからも
 全く違う分野の仕事をアサインされても前向きに、グロービスで勉強まで
 しているのです。

 そんな友達を持つことができた私は、本当に幸せ者だと思っています。
 元気をくれる友達に感謝です。
 
 

                        文責    野呂 洋子




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