2009/08/08
今の美術業界を考える(その283)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その283) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 週末はギャラリーめぐり 2009年8月8日 山本冬彦 著 ちくま新書から出版される「週末はギャラリーめぐり」という本の出版 記念パーティを8月3日に銀座柳画廊で行いました。 山本冬彦さんと、私の出会いはとても不思議なご縁です。学生時代の ゼミ仲間に シャインズの杉村太郎君という友人がいるのですが、彼が 住友商事時代に歌手とサラリーマンの二束のわらじを履いていたところ、 会社から退職をせまられて、拾ってくれたのが あいおい損保の人事部に いらした山本冬彦さんでした。当時の私は、まだ日本IBMに勤めていた ころで、元気がありあまっており、自分で会社をおこそうとしていた時代 です。もう20年ほど前になるのですね。 そんな私が、結婚して夫と画廊の仕事を始めることになって、山本さんの 出版記念パーティを開くようになるとは人生は不思議なものです。 さて、山本さんは二束のわらじではありませんが、コレクターとしての キャリアは30年以上にわたり、1000点以上もの絵画を所有しています。 もちろん、サラリーマンですから高額な作品を購入するわけでもないですし、 転売目的ではなく、どちらかというと作家の支援のための絵画購入ですから、 美術がお金になっているわけではありません。しかし、彼のサラリーマンと してのキャリアもとても面白く、現在は放送大学の経営に携わっています。 なかなか、できることではありません。そんな山本さんですから、8月3日に 集まった人々はそうそうたる顔ぶれでした。また、30年以上にもわたる コレクター人生を応援する人々は数も多く、銀座柳画廊には入りきれないほどの 人が集まりまして、充分なおもてなしができず、申し訳なかったです。 のべにして、200人以上の方がこられ、一部の方々は「申し訳ないけど、 人が多すぎるから、挨拶だけして帰ります。」という方も数十人いらっしゃい ました。 そんなパーティではありましたが、私としては感動的なことがたくさんあり ました。もともと、ど素人の私が画商になり、いまだに画商としての資質は あるのだろうかと自問自答する日々を過ごしておりますが、ある方が私に こんなことを言ってくれました。「君が野呂洋子さんね。山本さんから 色々話は伺っているよ。山本君に影響を与えている画商さんの一人だからね。」 ということで天にも昇る気分でした。私の尊敬する山本さんに画商として 少しでも影響を及ぼすことがあるのであれば、それだけでも画商になった 甲斐があるというものです。 これからも、仕事をしていくうえで、厳しい情勢の中、くじけそうになった 時には、私の仕事を見ていてくれている人がいることを思い出し、山本さん の期待に恥じない画商として仕事をしようと思います。 文責 野呂 洋子 ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


