2009/07/11
今の美術業界を考える(その279)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その279) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 泰明小学校の画廊巡り 2009年7月11日 7月9日に泰明小学校の画廊巡りを開催してまいりました。小学校の 生徒さんたち約60名に対し、学校の先生方が4名、ご父兄の方々が 13名、ロータリークラブの方々が3名、そして取材の方も6名ほど いらしておりました。 学校側では、かなり準備をされてくださったようです。絵の見方、 遠近法について、何故、銀座に画廊が多いのか、そして画廊では 走らない、静かにする、絵に触らないなどマナーについても厳しく 指導を受けたようです。3グループに分かれて、1軒目の画廊では まだまだ緊張しているようでしたが、2軒目あたりからは、積極的 に絵を見て、質問している様子も見受けられました。 子供は天才だな~と思うことがよくあるのですが、1軒目、2軒目、 3軒目と見る目がぐんぐんと肥えてくるのをそばに居て感じます。 大人はこうはいきません。なかなか自分の絵の趣味がどういうものか すら気づくのに時間がかかります。4軒目の画廊にもなると、私に なげかける質問も高度になってきます。‘絵描きさんが、絵を描く時 の気持ちはどういうものか?‘ ’画廊は展覧会の企画をどのように たてるのか?‘ などなど、とても小学校3年生とは思えないような 質問を頂きました。わかる範囲で精一杯答えさせてもらいましたが、 感性の世界で仕事をしている私からすると、子供にはかなわないと 思うことが度々あります。まさしく、今回のように子供達と一緒に 絵画を鑑賞することによって、美術館にも一度もいったことがない というお子さんとお話しても、1時間もすれば 私が10年くらい かけて感じ取ったものと同程度の内容のもの感じ取るようです。 今回の画廊巡りには、文科省の方も同伴していただきました。 子供の鑑賞教育について、あとでお話させていただいたのですが 銀座の画廊という場所は、素晴らしい教育資源であると太鼓判を 頂きました。各画廊での説明は素晴らしく、子供たちの心にも響いた のではないでしょうか? 小学校の時に経験したことは、一生覚えて いるものです。同伴された 父兄の皆様も、初めは子供達が悪さを しないか、心配されていたようですが、お行儀よく作品を鑑賞する のに安心されると、自分達も楽しみ始め、歩きながら多くの質問 を頂きました。 子供から学ぶことは、たくさんありますが、今回の画廊巡りを通じて 美術の鑑賞教育は子供の頃の経験が財産になるということを改めて 再確認させていただきました。 文責 野呂 洋子 ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


