2009/05/02
今の美術業界を考える(その269)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その269) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 日々雑感 平成21年5月2日 4月のアートフェアから 岡野博展。そして その間に銀座の画廊巡りと 体力の続く限り 仕事をしてまいりましたが、気分的にGWが近づいきて ほっとする時間を持とうと思っています。 世界では、金融危機から始まって、最近では豚インフルエンザと次から 次へと物騒な問題が起こっていますが、対応をみていると、世界が まとまってきているというか、全体的にいい方向に向かっているように 感じています。というのも、過去には 世界的な不況がくると、各国の 保護貿易による自国の権益を守るために戦争に発展してしまったり することが人類の歴史にはありました。それが、今回の大不況では 世界の先進国と発展途上国が力を合わせて経済対策を考えたり、豚イン フルエンザにおいても、世界中で情報を開示して協力しながら対応を していこうという姿勢が、とてもいいことのように感じるわけです。 非常に厳しい時代であることにはかわりありません。これからの若い人たちが かかえる問題は環境問題も含め、世界規模で対処しなければならないことが たくさんあります。人口が減少していく、日本で仕事をしている以上 私たちは、どのような商売をしていても世界を意識しないで仕事をすることは できないでしょう。美術の世界も同様です。今までは、潤沢な日本市場に 支えられて、多くの画商さんたちは、日本国内の需要でそれなりに潤って いたのですが、これからは海外のお客様をとりこめない画廊は厳しい時代が 到来するのだと思います。 けれど、難しく考えることはないと思っています。ある程度、ほっておいても 海外から日本に絵を購入しにくるコレクターはいらっしゃいます。アートフェア 東京でも 多くの外国人コレクターがいらっしゃいました。普段の営業に おいても、銀座柳画廊にふらりといらっしゃる外国人のお客様も増えてきた ように感じます。そして、実際に購入される方もいらっしゃいます。 厳しい時代になればなるほど、基本に忠実になることだと思っています。 丁寧な接客と、高品質な作品を紹介することです。そして、新しい顧客を 開拓していくことです。新しいお客様がどこにいるかを探すことが大切で 銀座には、その可能性が非常に大きいことを感じています。そして、心の中の 国境をとりはらうことです。絵画は世界共通の財産です。 基本に戻って画商として当たり前のことを誰よりも忠実にこつこつと積みかさ ねることが、未来を開くのだと思っています。 文責 野呂 洋子 ▼▼ ご意見・ご感想を ▼▼ このコラムへのご意見・ご感想をお待ちしております。 ⇒ info@yanagi.com ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml


