2009/04/25
今の美術業界を考える(その268)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その268) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 画商のこだわり 2009年4月25日 最近、画廊巡りをしているので よその画廊さんのお話を伺っていると とても面白いことに気がつきました。こだわりの強い画廊さんほど お話を伺っていて面白く、カリスマ性と魅力を感じます。 また同時に、画廊によっては 従業員によその画廊にいかせないお店が ありますが、その理由が理解できるようになりました。というのは、自分が 働いている会社というのはある意味、身内のようなものですから悪い所も 見えるのです。それが、画廊巡りをしていて感じるのは、お客様候補を お連れしている訳ですから、画廊主が一生懸命説明しているのを聞いて いると、惚れてしまうといいますか、それぞれのお店がそれぞれに 素晴らしいな、、、と思う訳です。 社長としては、自分の画廊で扱っている絵画や、自分がプロデュースして いる絵描きさんは家族同然ですし、社員も同じように思ってほしいと 勝手ではありますが思っています。ですから、長い目でみてその画廊で 扱っている美術品のことが好きでないと、従業員としても長くはつづかない と思うのです。それが、よその画廊に出入りしているうちにその社長さんに 感化されてしまうと、その作家さんや作品がだんだんよく見えてきてしまって 今の仕事がつまらなくなってしまう恐れがあるのです。 画廊の仕事は、美術品が好きでなければ何も始まりません。美術品のことを 商品として扱う画廊もありますが、やはり美術品に対する尊敬の念がなければ ならないと私は思っています。それが画商のこだわりです。 ある意味、仕方がないといえば仕方がないのですが 私たちの業界では 社長同士が了解しないで、よその画廊にうつるのはマナー違反なのです。 IBM時代に同業他社に移ることを禁止する契約書に入社するときにサイン させられましたが、美術業界では不文律としてそういう商習慣 があるのは理解できるようになりました。 そういう意味において、画廊巡りをすることは とても意味があることで 趣味の合わないお客様とは、いくら商売しようとしても合わないのです。 ですから、自分のお客様を探しながらよその画廊のお客様も一緒に探して 歩きましょうということですから、誰も損をしないと思っています。 私自身は 画廊のコンシェルジュのような存在になりたいと思っています。 お客様のご要望に合わせて、向いている画廊を紹介してあげたいと思って います。それが、必ず銀座柳画廊のためにもなると信じています。 銀座柳画廊は画廊の中の画廊になりたいのです。 日本の美術市場は今もこれからもデパートが中心であることに変わりはない と思っています。日本人はデパートのきめ細やかなサービスが好きだから です。知識ではなく、気持ちよくお買い物がしたい人が圧倒的多数です。 画廊のポジショニングとしては、デパートよりも玄人になりたいコレクター 向けに、ちょっとマニアックな情報を得る専門店だと思ってください。 文責 野呂 洋子 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml ――――――――――――――――――――――――――――――――――― -【懸まぐ!ニュース】--------------------------------------------------- 365日、毎日カドで消せる幸せをあなたに――― 消しゴムのカド×365個 プレゼント! http://cgi.mag2.com/cgi-bin/w/mag?id=728_041113 ------------------------------------------------------------------------



