2009/04/04
今の美術業界を考える(その265)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今の美術業界を考える(その265) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アートフェア東京2009 2009年4月4日 今年もアートフェア東京に参加しています。何しろ、社長がコミッティーを 務めておりますので、参加しないわけにはいきません。業界の仕事をする ようになると、自社だけの利益でなく、業界全体の利益を考えなければ ならないので難しい所です。 このアートフェアという催し物も、もともとコンテンポラリーの画商さん 達だけでやっていたことを、日本画商、洋画商、古美術とジャンルを広げて コレクターを育てましょうという趣旨で数年前から始めた事です。 海外では、コンテンポラリーの画商さんたちだけでやっているアートフェア が主流でして、業界ではアートフェアというとコンテンポラリーの人たちの 催し物でしょう? というのが通説です。そのせいでしょうか、来るお客様 の層も、コンテンポラリーのお客様たちが圧倒的におおく、来場者も コンテンポラリーのブースの前は大渋滞というのに、他のブースでは関さん としているところも見られました。 コミッティーをやっている立場としては、複雑です。お願いして高い 出展料を払って、同業者の皆さんに出店してもらっているのに、あまりに 成果がでなければ、来年は出店しないよと言われかねないからです。 人によっては、‘現代アートの画商のために、我々が高いブース代を 払わされているのでは、割に合わない。‘という不満も聞かれ、’そうは いっても彼らはアートフェアでの売り上げが中心ですから、私たちとは 商売のやり方が違うのです。‘と 仲裁に入り、’私たち洋画商も、新規の お客様を開拓する努力とノウハウを 考え直しましょう。‘となるわけ です。扱う作品のジャンルが違えば、商売のやり方も違ってくるのは 当然です。お互いの良い部分を、体験して、体得して、自分の仕事の幅を 広げるチャンスだと考えればいいのだと思います。 銀座柳画廊では、初日にこんな嬉しいことがありました。 私たちは、2004年に亡くなられた島村達彦先生の追想展を昨年10月に 画廊でやりました。その時に、東京駅のステーションギャラリーの副館長 の方がいらして、東京ステーションギャラリーの改装工事が終わったら、 島村達彦展をやりましょうということになりました。今回のアートフェアに 島村達彦先生の生まれ育った山形の、山形美術館の館長さんが いらっしゃいまして、たまたま梅田画廊の土井洋三社長がその館長と親しく しており、私どもにご紹介してくださいました。洋三社長は親しすぎて お願いできなかったのでしょう、「山形美術館でも 島村達彦展を 東京ステーションギャラリーの巡回展でお願いできませんか?」というと 二つ返事でご了解を頂く事が出来ました。 アートフェアは出会いの場です。商売だけでなく、作家のプロモーションが 画商の役目だとすれば、このうえないチャンスをつかんだ事に成ります。 その場にいらした、作家の奥様が感激して涙ぐんでいたのは見逃しません でした。画商冥利につきるひとときです。 あとは、このチャンスを今後の商売に結びつけていく事が私たち画商の 腕の見せ所です。 文責 野呂 洋子 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ 柳画廊の最新情報 ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 柳画廊ホームページをご覧ください ⇒ http://www.yanagi.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ 購読解除・受信メールアドレスの変更について ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 下記URLよりお願いいたします ⇒ http://www.yanagi.com/mail/sample.shtml ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼▼ メールマガジン バックナンバー ▼▼ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 以下にバックナンバーを掲載しております ⇒ http://www.yanagi.com/mail/mailmagazine.shtml ※メールマガジン配信システム※ このメールマガジンはインターネットの本屋さん「まぐまぐ」のシステムで配 信しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【発行責任者】株式会社 銀座 柳画廊 【お問い合わせ】http://www.yanagi.com/contact.shtml ――――――――――――――――――――――――――――――――――― -【懸まぐ!ニュース】--------------------------------------------------- 365日、毎日カドで消せる幸せをあなたに――― 消しゴムのカド×365個 プレゼント! http://cgi.mag2.com/cgi-bin/w/mag?id=728_041113 ------------------------------------------------------------------------



