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ディベートを学ぶことで、ビジネスに必須の論理、思考、分析、洞察、質問、問題解決の手法を身に付けることができます。入門から応用まで、誰でも議論や討論に勝つ技法が学べます。なお、「ディベート」については発行者サイトで詳細に説明があります。

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2009/07/29

ビジネスに必須!3分間でディベート思考を学ぶ

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【ビジネスに必須!3分間でディベート思考を学ぶ】
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第4章	立論:肯定側のA による


前回肯定側は、定義と基本理念を説明いたしました。


次に、肯定側は説明すべきことは、現状の問題点です。

現状の問題点を説明する場合に重要なことは、1)この問題が重大な問題であることと2)今放置していると
改善していかない(内因性)ことの2点を十分に説明することです。


今回は、前半の「この問題が重大な問題であること」を見てみましょう。


=== 肯定側の立論====


さて、現状の問題点を整理してみましょう。


1	音楽CD市場と音楽配信市場

現在音楽CD市場は停滞をしており、売り上げは減少しております。

音楽CD市場は1998年度の5879億円をピークに減少を続け、2003年度には3880億円、2004年度には
3788億円となっております。

しかしながら、一方で急成長する市場があります。それが音楽配信市場です。


ここで音楽配信をもう少し詳細に分析してみましょう。

1 従来の音楽配信市場は利便性に欠け、ユーザーの支持が得られず売り上げは微々たるものでした。

日本では5年も前に,レコード会社を主体とした本格的な音楽配信サービスが始まっておりました。 

 1999年12月,ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は音楽配信サービス「bitmusic」を
開始したのが最初でした。世界の5大レコード会社でさえ,まだ商用化には踏み切れなかった頃であります。

2 しかし,残念ながら,国内で音楽配信ビジネスが順調に立ち上 がっているとは言えない状況です。

例えば、レーベルゲート(ソニー・ミュージックなど主要レコード会社が出資)が運営する業界最大手の
Moraでも,月間ダウンロード数は30万曲台です。また、2005年1月~6月におけるインターネット による
楽曲ダウンロードの売上金額は5億3879万3000円程度に過ぎません。

3 その失敗の理由として考えられるのが、レコード会社ごとに音楽配信サイトが分断されていたことと,
厳しすぎる著作権保護と考えられます。

日本の音楽配信サイトはレコード会社ごとに音楽配信サイトが分断されてユーザーが好きなアーティストの
曲を探し回る必要があり、とても誰もが気楽に音楽を変える状況ではありませんでした。

また曲をダウンロードしてもCD-Rにコピーできず,メモリーカードへの転送制限もあります。街のレコード店に
行けば,さまざまな楽曲が扱いやすいCDのパッケージで手に 入るのに,これでは顧客がわざわざ音楽配信を
選ぶ気にならないのも当然でした。 

4	しかし、アップル社のiTMSが2005年8月に日本でスタートしてから状況が急変しました。

アップル社のiTunes Music Storeは2003年4月28日に米国でサービス開始。ダウンロード販売楽曲数は、
2004年3月に5,000万曲、7月に1億曲、2005年3月に3億曲、7月に5億曲を超え、世界最大の音楽配信サービスとなっております。

そのアップル社が2005年8月4日に日本でスタートした音楽配信サイト「iTunes Music Store(iTMS)」は既に
日本の音楽配信市場のマーケットリーダーとなっております。


アップル社によれば、日本版iTunes Music Store(iTMS)が、サービス開始からわずか4日目で100万曲を
販売したというのです。また、その売上ランキングのトップはシングルがDef Tech、またトップアルバムは
ウルフルズと、共に日本のアーティストが1位となっているといっております。 

この販売数には驚異的なものがあります。レーベルゲート(ソニー・ミュージックなど主要レコード会社が出資)が
運営する業界最大手のMoraでも,月間ダウンロード数は30万曲台であり、iTMSはその3倍以上の楽曲をたったの
4日間で配信したことになるからです。

また、DRM(デジタル権利処理)は適切に設定されており、これがiTMSの強さのひとつです。

iTMSで購入された楽曲は最大5台のパーソナル・コンピュータで使え,CD-Rに曲を記録する際は同じプレイ・リストで
あれば最大7回まで 記録でき,何回でもiPodへ転送できます。

こうした従来のCDと同等の使いやすさが、ユーザーに認められたのです。


次回には、問題点の分析と内因性、問題解決のプランを見てみたいと思います。



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