2004/04/27
もーやんの「知財トピックス」第6号
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ もーやんの「知財トピックス」第6号(2004/04/27) ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇知財トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――――――――――――――――――――――――――――――― ★携帯のマナーモード、商標めぐりデザイナーとドコモ争う asahi.com 04/24 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●このデザイナーの主張はもともと記事のにある3.の商標の権利を持って いるのだからそれに類似した1,2の商標も自分のものだ、という主張です が、 いくつか疑問があります。 1.そもそも記事にある1,2と3とは類似には見えない。 2.商標の類似の範囲は禁止権であって独占権ではない(他人の使用を 禁止することはできるが自分が使えるというわけではない) ということです。そのほかには面白そうな論点があって 1.デザイナーの出願した区分は第9類で商品、ドコモの出願した区分は 第38類で役務(サービス)となっている。 商標法では商品と役務 (サービス)とは類似する場合があるとなっているが、 商標法2条5項 この法律において、商品に類似するものの範囲には役務が含まれる ことがあるものとし、役務に類似するものの範囲には商品が含まれるこ とがあるものとする。 この商品・役務間の類似については、裁判でみた例はあるが特許庁は 実務上はまだみていないということ 2.電気通信事業者協会がキャンペーンに使用する商標法4条1項6号に 該当するかどうか 商標法4条1項6号 国若しくは地方公共団体若しくはこれらの機関、公益に関する団体 であつて営利を目的としないもの又は公益に関する事業であつて営利 を目的としないものを表示する標章であつて著名なものと同一又は類 似の商標 1.電気通信事業者協会が公益に関する団体か(これは○っぽい) 2.キャンペーンに使用する商標が機関、団体を表示する標章か (これはかなり怪しい) 3.この商標は著名か(これは微妙、私はしりませんでした) などなど。 4条1項6号でいくよりも単純に4条1項11号(先願と類似)でいったほうが勝ち目が高 そうな気がします。しばらく注目ですね。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ★Dellや松下など30社をJPEG特許侵害で提訴 IT Media 2004/04/24 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●2年ほど前から話題となっていたフォージェントのJPEG特許ですが、ついに 裁判になりました。 日本の家電メーカーだけでなく米国メーカー、コンピュータ メーカー(ハード、ソフト)など幅広く 訴えています。 話題になってからずっとくすぶっていた問題ですが裁判になったので多少時 間はかかりますが 白黒はっきりとつくことになるんでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ★日本のけん制が始まった韓国IT産業 朝鮮日報 2004/04/21 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●日本の記事を読むだけでなく韓国の記事も読んだ方が客観的にわかる 気がします。アラブのことはCNNよりアルジャジーラのほうが詳しいように。 それはさておき、 韓国は労働集約産業で中国に追い抜かれ、日本企 業が「技術保護主義」を打ち出すと韓国企業の 割って入る余地がなくな る、というのは確かに切実でしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ★偶然を味方にする秘訣とは? All about JAPAN 2004/04/21 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●きっかけは偶然でも偶然を起こすためには数多くの実験や失敗をしている ことが多いものです。 また偶然から発明を見いだすのにもそのひとの能力が もちろん必要です。 いろいろなことを試してみるチャレンジ欲と、偶然変なこ とが起きたときに「おかしいな」と思う好奇心が大事なんでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ★MSのFAT File System特許に取り消し要求 IT Media 2004/04/17 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ●FATの特許が有効かどうかということはさておき、「取り消し要求」というのは どういう手続きなんでしょうか。 この記事の内容をみると第3者による異議 申し立てのような気がしますが、以前 「アメリカの特許の制度では異議申 し立ての仕組みがないので、日本や欧州のように異議申し立てを 認めて おかしな特許を整理すべきだ」というような記事を見た記憶があります。 日本では異議申し立て制度はなくなって無効審判に一本化されてしま いましたが、アメリカはどうなっているのでしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇もーやんの編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。もーやんです。第6号をお届けします。異常に暑い4月ももうすぐ終わ っていよいよGWですね。皆さんはもう予定はたちましたか? 今年の弁理士試験は早稲田以外にも会場があるのでどこになるかまだわかりませ んが、GWは最後の追い込み(あがき?)で短答の勉強に励みます。 今年はここまで勉強に手がつかなかったけどやれることはやらないと。 ◆発行人◆ もーやん http://www.tashimaya.no-ip.com/~papa/benrisi/ ご感想 mohyan64@yahoo.co.jp --------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行 しています。解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000127552.htmから。 ----------------------------------------------------------------------


