示現塾 高度に出る午前問題を解こう!  RSSを登録する

経産省の高度情報処理技術者試験、午前問題を、過去問から6題、出題分野別に毎日配信します。ST、NW等全高度試験に対応しています。半年間を1サイクルとしており、受験に向けたペースメーカに最適です。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/10/27

示現塾 高度に出る午前問題を解こう!(2009-10-27)

*-----------------------------------------------------------------------*
  ■■  示現塾  ■■    高度に出る午前共通問題を解こう!
  プロジェクトマネージャ,データベーススペシャリストのセミナー開催・受付中!
  午後問題や解答用紙のダウンロード  http://zigen.cosmoconsulting.co.jp  
            春の情報処理技術者試験日まで、あと173日
  2009年10月27日(火)                                      本格版 1857号
** =================================================================== **

  これは,2010年春の情報処理技術者試験のうち、応用情報技術者試験  午前問題
  及び高度試験  午前共通問題  に対応したものです。

  本日の問題テーマは,次の6つです。

  第1問-基礎理論            ・・・10進数→8進数  有限小数となるもの
  第2問-コンピュータ構成要素・・・パイプライン制御下での命令サイクル
                                    (計算)
  第3問-データベース        ・・・ANSI/SPARC 3層スキーマ構造
  第4問-ネットワーク        ・・・トランスポート層に属するプロトコル
  第5問-セキュリティ        ・・・共通かぎ暗号方式で必要な暗号かぎの総数
  第6問-システム開発技術    ・・・SOA(Service  Oriented  Architecture)

** ------------------  やる気が出る(?)名言集  ----------------------- **

    成功者は、予測はしない。

    準備をする。
                                                 (ロバート・キヨサキ)

** =================================================================== **
第1問  基礎理論
分野-1-1         技術レベル-3        出題頻度-中       出典:SW16-01

次の10進小数のうち,8進数に変換したときに有限小数になるものはどれか。

ア  0.3          イ  0.4          ウ  0.5          エ  0.8

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:ア  10進数の0.3を8進数に変換すると、次のようになる。

      8進数の0.1  ---10進数の 1÷8=0.125 → 0.3-0.125×2=0.05
      8進数の0.01 ---10進数の 1÷8^2=0.015625
                         → 0.05-0.015625×3=0.003125
      8進数の0.001---10進数の 1÷8^3=0.001953125
                         → 0.003125-0.001953125×1=0.001171875
      と細かくなっていくので、無限小数である。
    
イ  10進数の0.4を8進数に変換すると、次のようになる。

    8進数の0.1  ---10進数の 1÷8=0.125 → 0.4-0.125×3=0.025
    8進数の0.01 ---10進数の 1÷8^2=0.015625
                        → 0.025-0.015625×1=0.009375
    8進数の0.001---10進数の 1÷8^3=0.001953125
                        → 0.009375-0.001953125×4=0.0015625
    と細かくなっていくので、無限小数である。

ウ  10進数の0.5を8進数に変換すると、次のようになる。

    8進数の0.1  ---10進数の 1÷8=0.125 → 0.5-0.125×4=0
    と余りがなくなったので、これが正解である。

エ  10進数の0.8を8進数に変換すると、次のようになる。

    8進数の0.1  ---10進数の 1÷8=0.125 → 0.8-0.125×6=0.05
    8進数の0.01 ---10進数の 1÷8^2=0.015625
                       → 0.05-0.015625×3=0.003125
    8進数の0.001---10進数の 1÷8^3=0.001953125
                       → 0.003125-0.001953125×1=0.001171875
    と細かくなっていくので、無限小数である。

正解:ウ

** =================================================================== **
第2問  コンピュータ構成要素
分野-3-1         技術レベル-3        出題頻度-中       出典:SW19-S-16

すべての命令が 5 サイクルで完了するように設計された,パイプライン制御の
コンピュータがある。20命令を実行するには何サイクル必要となるか。ここで,
すべての命令は途中で停止することなく実行できるものとする。

ア  20              イ  21              ウ  24              エ  25

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:パイプライン制御とは、実行ステップをオーバラップさせて、処理速度を
    向上させる手法である。
      例えば、すべての命令が5サイクルで完了するコンピュータで、5命令を実
    行する場合、次の図のような実行状態になり、9サイクルが必要になる。

    ┌──┬──┬──┬──┬──┐
    │ (1)│ (2)│ (3)│ (4)│ (5)│
    └──┼──┼──┼──┼──┼──┐
          │ (1)│ (2)│ (3)│ (4)│ (5)│
          └──┼──┼──┼──┼──┼──┐
                │ (1)│ (2)│ (3)│ (4)│ (5)│
                └──┼──┼──┼──┼──┼──┐
                      │ (1)│ (2)│ (3)│ (4)│ (5)│
                      └──┼──┼──┼──┼──┼──┐
                            │ (1)│ (2)│ (3)│ (4)│ (5)│
                            └──┴──┴──┴──┴──┘

    ├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
       (1)   (2)   (3)   (4)   (5)   (6)   (7)   (8)   (9)

    つまり、5命令で9サイクルなので、必要なサイクル数は、命令数よりも4サイ
    クルほど、多い数になる。20命令ならば、20+4=24サイクルになる。

正解:ウ

** =================================================================== **
第3問  データベース
分野-9-1         技術レベル-2        出題頻度-高      出典:DB21-S2-01

ANSI/SPARC 3層スキーマに関する記述として,適切でないものはどれか。

ア  ANSI/SPARC 3層スキーマの意義は,物理的データ独立性及び論理的データ独立
    性を確保することである。

イ  外部スキーマは,概念スキーマが変化しても応用プログラムができるだけ影響
    を受けないようにするための考え方である。

ウ  関係データベースのビューやネットワークデータベースのサブスキーマは,概
    念スキーマに相当する。

エ  内部スキーマは,概念スキーマをコンピュータ上に実装するための記述である。

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:ウ  関係データベースのビューやネットワークデータベースのサブスキー
    マは、外部スキーマに相当する。

    ウ以外の選択肢は正しい。

正解:ウ

** =================================================================== **
第4問  ネットワーク
分野-10-1        技術レベル-3        出題頻度-高       出典:SW19-S-52

IPネットワークのプロトコルのうち,OSI基本参照モデルのトランスポート層に
位置するものはどれか。

ア  HTTP          イ  ICMP          ウ  SMTP            エ  UDP

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:ア  HTTP は、HyperText Transfer Protocol の略であり、WWW サーバか
    らWWW クライアントに対してHTMLで記述されたドキュメントを送受信するた
    めの通信プロトコルである。セッション層からアプリケーション層に属する。

イ  ICMPは、Internet Control Message Protocol の略であり、IP ネットワー
    ク上で発生するパケット転送エラーなどのエラー情報を通知するのに使用さ
    れるプロトコルである。ネットワーク層に属する。

ウ  SMTP は、Simple Mail Transfer Protocol の略であり、TCP/IP 上で、電
    子メールをクライアント→メールサーバ、メールサーバ→メールサーバ間
    で転送するためのプロトコルである。セッション層からアプリケーション層
    に属する。

エ  UDPは、User Datagram Protocol の略であり、IPの上位に位置するトランス
    ポート層に属する。

正解:エ

** =================================================================== **
第5問  セキュリティ
分野-11-1        技術レベル-3        出題頻度-中       出典:AU17-11

100人の送受信者が共通かぎ暗号方式で,それぞれ秘密に通信を行うときに必要な
暗号かぎの総数は幾つか。

ア  200           イ  4,950           ウ  9,900           エ  10,000

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:共通かぎ暗号方式は、暗号化かぎと復号かぎが同じ方式である。したがっ
    て、もし、2人の送受信者がいれば、かぎは1つで済む。3人の送受信者がいれ
    ば、下図のように、かぎは、a,b,cの3つ必要になる。

                ○
              /  \
          a /      \b
          /          \
        ○-------○
                c

    これを一般化すれば、n個の中から2個を取り出す組み合わせの数分だけ、か
    ぎが必要になる。これは、順列・組合せの公式から、n(n-1)÷2  になり、
    100人の送受信者の場合の必要な暗号かぎの総数は、100(100-1)÷2 = 
    4,950 になる。

正解:イ

** =================================================================== **
第6問  システム開発技術
分野-12-2        技術レベル-3        出題頻度-中       出典:CM19-12

SOA(Service Oriented Architecture)を説明したものはどれか。

ア  Webサービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したもの
    である。

イ  XMLを利用して,インターネット上に存在するWebサービスを検索できるよう
    にしたものである。

ウ  サービス提供者と委託者との間でサービスの内容,範囲及び,品質に対する
    要求水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。

エ  ユーザに提供するサービスの集まりとして,システムを構築する考え方である。

*-----------------------------------------------------------------------*
解説:ア  WSDL(Web Service Description Language)の説明である。

イ  UDDI(Universal Description, Discovery, and Integration)の説明である。

ウ  SLA(service level agreement)の説明である。

エ  SOA は、システムを幾つかの“サービス”の集まりと考え、それらを相互に
    連携させて、システム全体を構築する考え方である。

    SOAを実現する具体的な技術基盤の標準に、“Webサービス”を位置づけて説
    明する解説文がほとんどであり、SOAとは、ソフトウェアをWebサービス化し、
    XMLで記述されたメッセージをSOAPでやり取りし、連携して動作させるものだ
    と解釈してもよいだろう。

正解:エ

** =========================  与謝蕪村の俳句  ======================== **


                      猪の  露折かけて  をみなへし


*///////////////////////////////////////////////////////////////////////*

  以下のワークショップ(セミナー)の受講者募集中!

  プロジェクトマネージャ試験対策
    第1回  平成22年  1月24日(日) 論述式試験の攻め方・組織要員管理
    第2回  平成22年  2月11日(祝) 記述式試験の攻め方・品質管理
    第3回  平成22年  2月28日(日) 契約管理・レビュー
    第4回  平成22年  3月14日(日) 進捗管理・EVM
    第5回  平成22年  3月28日(日) リスク・変更管理

 データベーススペシャリスト試験対策
    第1回  平成22年  1月31日(日) 概念モデル・ERD
    第2回  平成22年  2月14日(日) 正規化理論・従属関係
    第3回  平成22年  3月  7日(日) スーパタイプ・サブタイプ
    第4回  平成22年  3月22日(祝) テーブル構造・JIS-SQL(DML)
    第5回  平成22年  4月  4日(日) JIS-SQL(DDL)・排他制御

    詳しくは、http://zigen.cosmoconsulting.co.jp  をアクセスしてください。

*///////////////////////////////////////////////////////////////////////* 
 ■■  示現塾  ■■    高度に出る午前共通問題を解こう!
  発行・編集責任者      金子  則彦

このメールマガジンを解除するには、
http://zigen.cosmoconsulting.co.jp/mailmag/mailmag_index.htm
にてお手続きください。
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る