2009/06/22
アクティブ・シニア・クラブ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ アクティブ・シニア・クラブ2(兼業起業家への第一歩) ――NO.31―――――――――――――――――――――――――――― 「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな! 中高年サラリーマンよ。 国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を 社会保険労務士&行政書士の國井 正が教えます。」 ――――――――――――――――――――――2009/ 6/22―― 社会保険労務士&行政書士の國井 正です。 このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。 定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思い ますが、それでは準備が遅れます。 また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれません が、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事 の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方が うまく軟着陸できるはずです。 在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得 の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付され ます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレ ンジしましょう。 今回も、兼業起業家への第一歩としてサラリーマン時代に準備することに ついてお話いたします。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「兼業起業家への第一歩」シリーズ創刊号 第31回 その1 サラリーマン時代に準備すること <その5 在職老齢年金と助成金活用 その3 定年を迎えた場合 その3> <定年を迎えた方の年金の賢いもらい方> 1、年金の繰上げ・繰下げ支給の活用 ・年金の繰上げの仕組み 60歳前半の年金については、昭和16年4月2日以降生まれの男性の年金 は、年齢が若い人ほど、もらえる年金額が少なくなりますので、働くところ も見つからないし蓄えもなく生活に不安がある場合には、最後の手段として 65歳からもらえる老齢基礎年金を繰上げ支給することができます。 ただし、最後の手段と言ったのは、一度繰上げ支給の申請をすると、取消し ができないので、減額された年金を一生涯受け取ることになります。またそ の後に事故などにより、障害者になってしまった場合に、障害年金に移行で きないなどのデメリットが多くありますので、繰上げを選択する場合は、注 意する必要があります。 また特別支給の老齢厚生年金の定額部分が支給される年代(昭和16年4月 2日〜昭和24年4月1日以前に生まれた男性、女性は5年遅れ)は、報酬 比例部分の支給が始まる60歳から定額部分が支給される年齢までの間に、 年金の一部繰上げが可能です。 繰上げ支給を選択すると、ひと月繰上げるごとに、年金額は0.5%ずつ減 額されます。 同じ条件で全部繰上げした場合と一部繰上げをした場合を比べると、定額部 分がある分、一部繰上げのほうが年金額の減少率は少なくてすみますが、厚 生年金の加入年数が少ないと定額部分の金額が少ないので、全部繰上げをし た方がいい場合もありますので、両方の計算をして比較することが必要です。 ・年金の繰下げの仕組 65歳から支給される老齢基礎年金は、65歳以降に繰下げ支給することも できます。この場合は、ひと月繰下げるごとに、0.7%増額した年金を受 け取ることができます。 年金に頼らなくも、蓄えがあり生活できる場合は、銀行に年金を預けるより、 繰上げ支給を選択したほうが金利とすれば、かなり有利です。 しかし繰下げの年金を受給する前に、被保険者が死亡しては意味がないので、 繰下げも必ずしもお勧めというわけにはいかないのです。 繰上げも繰下げも、デメリットも多いので、最後の手段として考えて、再就 職などで収入を増やすことを目標に努力しましょう。 次回も、定年を迎えて継続して正社員として働く場合の在職老齢年金ついて お話します。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆編集後記 先週の土曜日に、社会保険労務士三田会の第2回総会が開催されました。 お蔭様で、会員は100名近くになり、今回は40弱の出席でした。 前回の大会は、来賓もなく内輪の大会でしたが、今回は、慶応大学の塩澤経 済学部長に「福澤先生の教育論と現代」という講演をお願いしました。独立 自尊の精神を詳細に説明していただき、まさに我々社会保険労務士の精神に 合った話でした。 また社会保険労務士稲門会会長の藤原社会保険労務士も参加していただき、 盛大な会となりました。早稲田大学では、いろいろな士業の連携で、学生向 けの講座を担当するなど、進んでいるので、ぜひ三田会も取組みたいと思い ます。 しかし社会保険労務士などの士業では、会社組織のような先輩後輩という意 識は比較的希薄であり、同等に話ができる点がいいところであると思います。 今後もこのような会を積極的に進めていき、大学と連携できるようにしてい くたいと思います。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆メールマガジンに関するご意見、ご相談は、こちらへどうぞ! メールによるご相談は原則として初回は無料です。(2回目以降は相談内容 により決めさせていただきます。) 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス mail : kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆NPO「アクティブ・シニア・クラブ」からのお知らせ ◇東京都地域中小企業応援ファンド第1号に認定◇ 小職が理事を務めるNPOアクティブ・シニア・クラブの「セカンドライフの達人講座」 の事業が、東京都中小企業振興公社の「東京都地域中小企業応援ファンド」の第 1号に選ばれました。 公社では、今年度より地域の魅力向上や課題解決に取り組む意欲とアイデアに溢 れた中小企業等の事業に対して「東京都地域中小企業応援ファンド」事業を開始 し、今回第1号として14事業を決定しました。 今回の事業テーマは「セカンドライフ達人講座の構築」で、内容は「中高年齢の 方々が定年退職し、充実したセカンドライフを過ごすために必要となる法律的な 知識、資産運用、健康・介護に関する情報等を、1冊の本、数時間の講座というコ ンパクトな形で広く浅く理解するためのツールを提供する」ものです。 またこの講座を体験していただくために「セカンドライフ検定」の本を出版し、その 本を購入していただければ、WEBによるセカンドライフ検定(3級、2級、1級)が受 験できるようになっています。 ぜひ下記ホームページから「セカンドライフ検定」の本を購入してください。 セカンドライフ検定 http://www.seclife-kentei.com/ ◇NPOシルバー会員(無料会員)◇ シルバー会員は、無料で登録することが可能であり、メールによる相談も 受け付けます。またNPOとしてもメールマガジンを発行していますので、 ぜひ下記のホームページからご登録下さい。 NPO「アクティブ・シニア・クラブ」 http://www.asc.vc ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 発行:総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士 行政書士 國井 正 HP:http://kuni-con.com/ Mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp このメールマガジン転送はOKですが 掲載された記事の内容を許可なく転載する ことを禁じます。 © Copyright –2008 Tadashi Kunii ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇構成◇ <サラリーマン時代に準備すること> 1.自分の得意分野発見 2.資格取得方法 3.再雇用制度の確認 4.雇用保険・健康保険制度 ●5.在職老齢年金と助成金活用 6.退職金・年金活用 7. 定年後のライフプラン作成 <いよいよ起業!会社員兼務の事業主> 1.起業家講座への参加 2.法人設立方法 3.法人設立のメリット・デメリット 4.個人事業主のメリット・デメリット <定年後も兼業起業家> 1.嘱託再雇用と個人事業主 2.契約社員再雇用と個人事業主 3.嘱託再雇用と会社社長 4.契約社員再雇用と会社員 <完全独立後も安定と成長> 1.資産運用ビジネス 2.様々な法人形態を活用 3.生涯のライフワーク 以上の順番で発行していきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士&行政書士 國井 正 HP::http://kuni-con.com/ E-mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


