2009/06/01
アクティブ・シニア・クラブ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ アクティブ・シニア・クラブ2(兼業起業家への第一歩) ――NO.28―――――――――――――――――――――――――――― 「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな! 中高年サラリーマンよ。 国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を 社会保険労務士&行政書士の國井 正が教えます。」 ――――――――――――――――――――――2009/ 6/ 1―― 社会保険労務士&行政書士の國井 正です。 このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。 定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思い ますが、それでは準備が遅れます。 また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれません が、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事 の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方が うまく軟着陸できるはずです。 在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得 の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付され ます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレ ンジしましょう。 今回も、兼業起業家への第一歩としてサラリーマン時代に準備することに ついてお話いたします。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「兼業起業家への第一歩」シリーズ創刊号 第28回 その1 サラリーマン時代に準備すること <その5 在職老齢年金と助成金活用 その2 リストラへの対策 その2> 中高年がリストラにより会社を退職しなくてはならないときは、前回お話し したように、奥様が専業主婦の場合は、国民年金の第1号被保険者に夫婦と も加入する必要があります。 今回は国民年金を増やす工夫をしましょう。 ・国民年金を2階建にして年金額を増やしましょう。 サラリーマンの時代は、1階が国民年金、2階が厚生年金、場合によって は、厚生年金基金や適格退職年金のような3階の年金もありました。 ところが、会社を退職したとたんに、年金は国民年金のみの1階建になっ てしまいます。 国民年金の第1号被保険者(自営業者等)には、年金額を増やす二つの方 法があります。 一つは、国民年金の上乗せ年金として「付加年金」です。 月に400円の付加保険料を国民年金保険料と一緒に納めることにより、 「納付月数×200円」が老齢基礎年金に上乗せされる制度です。月40 0円の保険料が月200円の年金として戻ってくるために、2年で元を取 ってしまう制度です。ただし国民年金保険料を納めている方が対象なので、 免除利用者は加入できません。 年金額は「納付月数×200円」と少なく見えますが、終身年金ですので、 付加年金保険料を10年間支払うともらえる年金は1年間に 120カ月×200円=24000円 これを85歳まで20年間受給すると 24000円×20年=480000円 支払った保険料は、 120カ月×400円=48000円 であり、保険料の10倍の年金をもらえることになります。 二つ目は、国民年金の2階建として「国民年金基金」に加入する方法です。 やはり、国民年金の第1号被保険者が対象であり、国民年金の保険料を納 めている方が対象であり、免除利用者は加入できません。また付加年金と の併用はできないので、どちらかの加入となります。 国民年金基金は口数制で、年金額や給付の型は、将来受け取りたい年金に 合わせて設計できるようになっています。1口目は終身年金が2種類、2 口目は2種類の終身年金、3種類の確定年金が用意されており、加入時の 年齢と年金の型および口数で掛け金と年金額が決まります。掛け金の上限 は月68000円で、全額が所得控除の対象となります。 掛け金の負担が厳しい状況であれば付加年金、掛け金を十分負担すること が出来るのであれば、国民年金基金がお勧めです。 次回は、定年を迎えた場合の公的年金対策ついてお話します。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆編集後記 私が現在受講している就農準備校の講座で「有機農業」の授業があり、埼玉 県の小川町で有機農業を38年取り組んでいる霧里農場の小川美登さんの 話を聞きました。 有機農業を土や堆肥作りから実践し、種も自分で作り、自給自足を目指して、 ガソリンや灯油に代わる代替エネルギーであるSVO(ストレートベジタブ ルオイル)まで手がけるまさに農業の匠です。 小川町では、農業全体の5%である27軒の農家が有機農業に取り組んでお り、そのリーダー的存在です。また現在では30件の契約者に米から野菜を まで届け、米や大豆、小麦などを酒や豆腐、パンなどの業者に卸しているそ うです。 また研修生を世界40カ国から受け入れており、日本だけでなく世界に有機 農業を広げる構想です。特に韓国などアジアの研修生を積極的に受け入れて います。 また有機農業のことだけでなく、他の部分にたいしても学者のようなインテ リ農業者であり、金子さんの言うことすべてが、強い意志と理想を求める気 持ちが伝わってくる授業でした。 ぜひ一度見学に行きたいと思いますので、またその様子はお知らせします。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆メールマガジンに関するご意見、ご相談は、こちらへどうぞ! メールによるご相談は原則として初回は無料です。(2回目以降は相談内容 により決めさせていただきます。) 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス mail : kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆NPO「アクティブ・シニア・クラブ」からのお知らせ ◇東京都地域中小企業応援ファンド第1号に認定◇ 小職が理事を務めるNPOアクティブ・シニア・クラブの「セカンドライフの達人講座」 の事業が、東京都中小企業振興公社の「東京都地域中小企業応援ファンド」の第 1号に選ばれました。 公社では、今年度より地域の魅力向上や課題解決に取り組む意欲とアイデアに溢 れた中小企業等の事業に対して「東京都地域中小企業応援ファンド」事業を開始 し、今回第1号として14事業を決定しました。 今回の事業テーマは「セカンドライフ達人講座の構築」で、内容は「中高年齢の 方々が定年退職し、充実したセカンドライフを過ごすために必要となる法律的な 知識、資産運用、健康・介護に関する情報等を、1冊の本、数時間の講座というコ ンパクトな形で広く浅く理解するためのツールを提供する」ものです。 またこの講座を体験していただくために「セカンドライフ検定」の本を出版し、その 本を購入していただければ、WEBによるセカンドライフ検定(3級、2級、1級)が受 験できるようになっています。 ぜひ下記ホームページから「セカンドライフ検定」の本を購入してください。 セカンドライフ検定 http://www.seclife-kentei.com/ ◇NPOシルバー会員(無料会員)◇ シルバー会員は、無料で登録することが可能であり、メールによる相談も 受け付けます。またNPOとしてもメールマガジンを発行していますので、 ぜひ下記のホームページからご登録下さい。 NPO「アクティブ・シニア・クラブ」 http://www.asc.vc ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 発行:総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士 行政書士 國井 正 HP:http://kuni-con.com/ Mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp このメールマガジン転送はOKですが 掲載された記事の内容を許可なく転載する ことを禁じます。 © Copyright –2008 Tadashi Kunii ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇構成◇ <サラリーマン時代に準備すること> 1.自分の得意分野発見 2.資格取得方法 3.再雇用制度の確認 4.雇用保険・健康保険制度 ●5.在職老齢年金と助成金活用 6.退職金・年金活用 7. 定年後のライフプラン作成 <いよいよ起業!会社員兼務の事業主> 1.起業家講座への参加 2.法人設立方法 3.法人設立のメリット・デメリット 4.個人事業主のメリット・デメリット <定年後も兼業起業家> 1.嘱託再雇用と個人事業主 2.契約社員再雇用と個人事業主 3.嘱託再雇用と会社社長 4.契約社員再雇用と会社員 <完全独立後も安定と成長> 1.資産運用ビジネス 2.様々な法人形態を活用 3.生涯のライフワーク 以上の順番で発行していきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士&行政書士 國井 正 HP::http://kuni-con.com/ E-mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


