2009/05/04
アクティブ・シニア・クラブ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ アクティブ・シニア・クラブ2(兼業起業家への第一歩) ――NO.24―――――――――――――――――――――――――――― 「リストラ、パワハラ、給与ダウンに負けるな! 中高年サラリーマンよ。 国からしっかりお金(年金、給付金、助成金)をもらう方法を 社会保険労務士&行政書士の國井 正が教えます。」 ――――――――――――――――――――――2009/ 5/ 4―― 社会保険労務士&行政書士の國井 正です。 このメールマガジンのコンセプトは「兼業起業家への第一歩」です。 定年を迎えてから自分の好きな仕事をしようと考えている方は、多いと思い ますが、それでは準備が遅れます。 また定年退職してから新しい仕事に取組みには、時間はあるかもしれません が、収入の目処がつくには時間がかかりますので、在職中から定年後の仕事 の準備を始めて、その仕事が順調になってから、サラリーマンをやめた方が うまく軟着陸できるはずです。 在職中であれば、将来の仕事に着手して赤字が出ても、給与所得と事業所得 の損益通算により現在の給与所得が減りますので、その分所得税が還付され ます。少しくらい失敗しても心強いですね。ぜひ今から新しい仕事にチャレ ンジしましょう。 今回も、兼業起業家への第一歩としてサラリーマン時代に準備することに ついてお話いたします。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「兼業起業家への第一歩」シリーズ創刊号 第24回 その1 サラリーマン時代に準備すること <その5 在職老齢年金と助成金活用 その1 公的年金の増やし方 NO.1> ここまでに、年金の給付について見てきましたが、老後の生活の柱は、老齢 給付であり、昭和16年4月2日以降に生まれた方は、60歳からは満額の 年金はもらうことができません。そこで少しでも年金を増やすことを考えま しょう。 平成19年に厚生労働省が発表している「厚生年金の標準的な年金額(夫婦 二人の基礎年金額を含む)の見通し」を見てみましょう。 (夫は昭和21年4月2日生まれで平均的な収入厚生年金に40年加入、妻 は専業主婦) 夫は、平成18年に60歳となり、平成23年に65歳になりますが、夫婦 二人の老齢基礎年金を含めた年金月額が23.5万円となります。 しかし生命保険文化センターの調査によると、老後の最低限な生活を夫婦二 人で送るために必要なお金は、月23.2万円、ゆとりのある生活費では、 月38.3万円ですので、夫婦二人の年金額は、最低の生活費しか賄えない ことになります。 1.ご主人の年金を増やす方法は 老齢厚生年金を増やすには、厚生年金の加入年数を長くすることと報酬を上 げることです。 ・厚生年金の加入期間をできるだけ長くしましょう。 平成37年までに年金の受給開始年齢が60歳から65歳に段階的に引き 上げられることに伴い、政府は平成18年度から段階的に65歳までの雇用 延長を義務化していきますので、何らかの形で65歳までの雇用の延長は進 んで来ると思われます。 一方厚生年金の加入年齢は70歳までに延長されていますので、会社が雇用 延長を実施したら、退職せずにできるだけ長く勤めて、老齢厚生年金の年金 額をアップさせましょう。また会社が雇用延長を実施しなくても、60歳で 退職して、すぐに別な会社に勤務できれば、厚生年金の加入期間の延長につ ながります。 ・平均標準報酬額を少しでもアップさせましょう。 また毎年の標準報酬月額は、4月から6月の給与総額を合算して平均額を算 出して9月からの標準報酬月額が決定します。つまり4月から6月の給与が 残業料を含めて金額が大きければ、標準報酬月額もアップし、結果的に平均 標準報酬額を押し上げます。 4月は定時昇給などもありますので、できるだけこの時期に給与が上がるよ うに努力しましょう。しかし、いずれにしても勤務している会社の雇用方針 や残業縮減などの方針によっては、個人の努力が及ばないこともあると思い ますが、できるだけの努力を心がけましょう。 次回も、公的年金の増やし方ついてお話します。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆編集後記 土曜日に、私が所属しているNPO「アクティブ・シニア・クラブ」のセ カンドライフ・アドバイザーの第1回目の集いが開催されました。 14名の方が参加されて、「自分自身のセカンドライフの設計をしよう!」 というテーマで、前半は自分の年金の計算方法などの話があり、それから 事前に依頼しておいたライフイベント表をもとに、キャッシュフロー表を 作成してもらいました。 年金については、昨年特別便が来ているので、その資料を持っている方も 多く、関心が高いのですが、年金額のことになると、自分ではとても計算 できない状況です。年金のシュミュレーションを持参したので、役に立ち ましたが、はやり日本の年金制度は複雑すぎて、理解することが難しい気 がします。 キャッシュフロー表についても、それぞれの家庭の事情があり、簡単に作 成できない感じでした。また税金や社会保険料のことを細かく聞いてくる 方もあり、作成した私の方も勉強になりました。 最後は、全員に今後の予定を話すとともに、取り上げて欲しいものを聞き ましたが、成年後見制度の話や相談会なども開催して欲しいとの要望があ り、取り上げて行こうと思います。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆メールマガジンに関するご意見、ご相談は、こちらへどうぞ! メールによるご相談は原則として初回は無料です。(2回目以降は相談内容 により決めさせていただきます。) 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス mail : kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◆NPO「アクティブ・シニア・クラブ」からのお知らせ ◇東京都地域中小企業応援ファンド第1号に認定◇ 小職が理事を務めるNPOアクティブ・シニア・クラブの「セカンドライフの達人講座」 の事業が、東京都中小企業振興公社の「東京都地域中小企業応援ファンド」の第 1号に選ばれました。 公社では、今年度より地域の魅力向上や課題解決に取り組む意欲とアイデアに溢 れた中小企業等の事業に対して「東京都地域中小企業応援ファンド」事業を開始 し、今回第1号として14事業を決定しました。 今回の事業テーマは「セカンドライフ達人講座の構築」で、内容は「中高年齢の 方々が定年退職し、充実したセカンドライフを過ごすために必要となる法律的な 知識、資産運用、健康・介護に関する情報等を、1冊の本、数時間の講座というコ ンパクトな形で広く浅く理解するためのツールを提供する」ものです。 またこの講座を体験していただくために「セカンドライフ検定」の本を出版し、その 本を購入していただければ、WEBによるセカンドライフ検定(3級、2級、1級)が受 験できるようになっています。 ぜひ下記ホームページから「セカンドライフ検定」の本を購入してください。 セカンドライフ検定 http://www.seclife-kentei.com/ ◇NPOシルバー会員(無料会員)◇ シルバー会員は、無料で登録することが可能であり、メールによる相談も 受け付けます。またNPOとしてもメールマガジンを発行していますので、 ぜひ下記のホームページからご登録下さい。 NPO「アクティブ・シニア・クラブ」 http://www.asc.vc ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 発行:総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士 行政書士 國井 正 HP:http://kuni-con.com/ Mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp このメールマガジン転送はOKですが 掲載された記事の内容を許可なく転載する ことを禁じます。 © Copyright –2008 Tadashi Kunii ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇構成◇ <サラリーマン時代に準備すること> 1.自分の得意分野発見 2.資格取得方法 3.再雇用制度の確認 4.雇用保険・健康保険制度 ●5.在職老齢年金と助成金活用 6.退職金・年金活用 7. 定年後のライフプラン作成 <いよいよ起業!会社員兼務の事業主> 1.起業家講座への参加 2.法人設立方法 3.法人設立のメリット・デメリット 4.個人事業主のメリット・デメリット <定年後も兼業起業家> 1.嘱託再雇用と個人事業主 2.契約社員再雇用と個人事業主 3.嘱託再雇用と会社社長 4.契約社員再雇用と会社員 <完全独立後も安定と成長> 1.資産運用ビジネス 2.様々な法人形態を活用 3.生涯のライフワーク 以上の順番で発行していきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 総合事務所クニ・コンサルティング・オフィス 社会保険労務士&行政書士 國井 正 HP::http://kuni-con.com/ E-mail:kuni-con@dg7.so-net.ne.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


