2009/09/24
[REALISER] スリランカの今 -タミルの人びとが抱える不安
2009/9/24 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ INDEPENDENT MEDIA [レアリゼ] < http://www.realiser.org/ > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ スリランカの今 - タミルの人びとが抱える不安 文/今成彩子 今年5月19日、「スリランカ終戦」という大見出しが、イギリスや フランスの新聞一面トップに踊った。その前日、反政府武装組織LTTE (タミル・イーラム解放の虎)の指導者プラバカランと上層部メンバー が、ついに政府軍によって殺されたとの報道も流れた。26年にも及ぶ 長い内戦の歴史に、どうやら終止符が打たれたようだ。国旗を振って 勝利を祝うシンハラの人びとの写真が掲載された新聞もあった。 しかし、タミルの人びとの顔はどこにも見えない。 26年以上の長い間、戦地となった土地に生き、政府とLTTEの間で 翻弄され続けたタミルの人びとは、今どんな状況で何を考えているの だろう。そして何よりも、「終戦」とは、タミルの人びとにとって 何を意味するのだろうか? 実際、この問いへの答えを探そうとインターネットで検索をかけて みたところで、ほとんど情報が得られない。理由のひとつに、戦況が 激化した昨年末頃から、ジャーナリストや国際NGOがスリランカ北部 から完全にシャットアウトされていた事情がある。政府による厳しい 入域禁止令が出され、「目撃者のいない戦争」と揶揄された。 終戦直後にも、スリランカ北部での取材許可を求めてたフォト・ ジャーナリストの友人が、ビザの不備を理由に入域を断られている。 戦争中、国防省は連日、LTTE兵士を多く殺傷し戦況は上々という ニュースを伝えていた。一方、LTTE側のニュースウェブサイトでは、 砲撃の犠牲となった子どもたちの死体や、傷ついた老母をかついで 病院に走る男性の姿など、生々しい戦地の映像が伝えられ、政府軍の 攻撃によって命を落した一般市民は数万人に登ると報道された。 これだけ報道が溢れていながら、そこから人びとの声は聞こえない。 <つづきはサイトで> http://www.realiser.org/report/lifestyle/article/index.php?id=239 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《編集後記》 内戦が“終わった”スリランカのニュースは、日本ではほとんど 報道されていません。今後も、できるだけ情報をお伝えしたいと 考えています。(三沢) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご感想をお待ちしております。 <mail@nett.co.jp>まで。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright 2009 NetTank Company All rights reserved.


