2006/10/02
こころのともしび(第40号)
■─────────────────────────────────┐ ☆ ☆ ☆ 心のともしび(第40号) ------仏教の教えより------- ☆ ☆ 2006.10.2 ☆ └─────────────────────────────────■ -------------------------------------------------------------------- ■靖国問題を考えるに当たって(3) ■鈍海のちょっとコラム1 自然医学に学ぶ(3) ■鈍海のちょっとコラム2 舎利 ■頭の体操 −やさしい数学− 第9回 解答 ■編集後記 -------------------------------------------------------------------- ■靖国問題を考えるに当たって(3) -------------------------------------------------------------------- 今年の終戦記念日に時の小泉内閣が靖国参拝を決行したことから、かつて 我が国から侵略を受けた中国・韓国を始めとする東南アジアの国々は元より、 国内外に大きな波紋を巻き起こしました。 時、あたかも自民党総裁選びの直前であったため、候補者は好むと好まざる とにかかわらず、この問題に対する態度を鮮明にするよう求められています。 しかし、先にも申してきた通り、大きなねじれ現象を持つ靖国問題ですから、 小泉首相の「心の問題であり自由である」とか、「国のために命を捧げた人 を追悼して何が悪い」と言ったような単純な表現に惑わされて、まともに反 論する事も出来ない人が多いのが現実のようです。 靖国問題の一番大事なところは憲法第20条の「国、又は公は特定の宗教に 利益を与えるような事をしてはならない」という規定に違反抵触する事で す。 先の国、公を政権というように置き換えて見ると分かりやすいと思います。 政治は民主的に行われないと、国民は幸せになれません。民主的に行う ために政治に直接関わる代議士を国民が選挙で選ぶのです。 Aと言う集団の代議士達は最近自分たちに都合の良い事ばかりして、国民 の事を考えない。今度の選挙にはBの集団の代議士を当選させて、政治の やり方を変えて行こう、と言うようなぐあいに皆の意志を選挙で反映させ て政治を変えて行く訳です。 これを是々非々主義といい、民主主義を支える大切な考え方です。是々非 々とは良い事は良い、悪い事は悪いとはっきりケジメをつけて示す事です。 自分が好きだから、仲が良い人だから、悪い事をしていても見て見ぬふり をしておこうと言うのは民主主義の発展を邪魔する事になります。皆さん の中にあの党の人は余り良い事していないけど、自分が世話になっている から…等という理由で選挙の時入れている人、ありませんか? この考え方を改めないと何回選挙しても国の政治は良くならないのです。 政治や公が特定の宗教に肩入れすると政治と宗教の癒着が起こります。 極端になりますと国民がいくら不満に思っていても「神の思し召しであ るぞよ」と神の名を使って国民の口を塞いで是々非々の芽を摘み、民主 主義を押しつぶしてしまうのです。 私達の子供の頃(今から60年前まで位)は、我が国でもそうしたことが 公然と行われていました。国民の意識を操作して、世界を相手に無謀な 戦争を起こしてしまうのです。 靖国神社にはその頃国民の口を塞いだ宗教のチャンピオンであったとい う前科があります。 世界の先進諸国はそうした轍(わだち)を踏まないように宗教と政治を 厳密に区分しております。小泉首相の靖国参拝はこの点に大きな疑問符 が付けられています。 次号に続く -------------------------------------------------------------------- ■鈍海のちょっとコラム1 自然医学に学ぶ(3) -------------------------------------------------------------------- 自然医学に接したのは今回が初めてではありません。次姉がその方面に 関心が深かったので、色んな本を借りて読んだ記憶があります。 又、前後3回行った断食療法(断食期間10日、7日、5日)の時にもそれ に類した詳しい講義を受けています。でも、その時は前回も申しました ように他人事でした。 今、自分の命と提げ比べながら読んでみますと応えます。考えてみると 本気で健康と病気を考えてみたのも、恥ずかしながら生まれて初めてで す。でも、悲しい哉 長年頭にしみ込んだ、誤った西洋医学の知識は容易 に払拭できるものではありませんでした。 でも、この道より外に助かる道は無しです。 勇気を鼓して読み続けました。そして、少しづつ変わりました。地球と いう星に住む我々人間という生物の何と素晴らしい自然の恩恵を受けて 生かされているかという事です。 例えば体内に入った僅かな塩分でも健康を維持するために必要以上であ れば脳に作用して「のどが渇く」という信号を出させ、水分を摂るよう に指示します。暑い、寒いの温度も必要に応じて着物を着たり脱いだり で調節します。 着物の着脱が出来ない時には汗が出て体温を下げます。更に出た汗は蒸 発作用によって気化熱を奪いその部分の熱を下げます。更に、夜も昼も 一分の休みもなく、寝ている間も起きている間も心臓から血液を送り出 し、呼吸作用を続けます。(これを書き出すときりがありません) …次号に続く 参照書籍 「論より証拠のガン克服術」 中山 武 「病気にならない生き方」 新谷 弘美 「健康と家族/ガン・難病の自然治癒」 大沼 四廊 -------------------------------------------------------------------- ■鈍海のちょっとコラム2 舎利 -------------------------------------------------------------------- 今日、我々が錦の小袋に分骨して、「故人は善い人だったから、お舎利 さんが綺麗にとれた」などと言う「お舎利」は、頭蓋骨を胴につなぐ部 分の特定の骨の事ですが、もともと舎利とは、梵語で人間の骨の事で、 全身どこの骨でも舎利なのです。 古い時代の印度では、特に聖者の骨を恭敬(くぎょう)する風習があり、 釈尊が涅槃に入られたあと、その御遺骨をどうまつるかが大問題であり ました。 ご入滅の地クシナガラはマツラ族の支配する土地で、マツラ族の人は、 最後のお世話は我々が奉仕した。御遺骨はこのクシナガラに置いて、末 長くおまつりしたいと主張し、生前親交を受けていた国々の王は、それ ぞれが理由をつけて、自分の国に仏舎利塔を建てると強く言い張 りました。 遂に、特に縁の深かった八ヶ国に分けることになり、ダビ所を開いてみ て驚きました。其処には一握りの灰もなく、一片の煤(スス)もなく、 赤黒乳白色の米粒大の宝石のようなものが数多くちらばっていたのです。 仏舎利とはこういうものかと、人々はあらためて恭敬の思いをして、八 個の宝石箱に分けました。 遅れてこのことを知った国王は、武力に訴えてでもと騒ぐし、又、ある 国王は足疾鬼(そくしつき)という盗賊に命じて、一個の舎利函を盗ま せました。 このことを知った仏教の守護神 韋駄天(いだてん)が、電光のように 早く追い、取り戻したという挿話もあります。 その後、120年ほど後に、印度中央を征服して大王となった阿育王 (あしょかおう)は、熱烈な仏教信仰の人で、釈尊の教えは単に印度の みのものではなく、広く世界の人々に伝えるべきだとの考えから、八つ の舎利塔をこぼち、これを84,000にわけ、それぞれ小型の仏舎利塔にま つり、希望の国に分けられたと伝えられています。 一説には釈尊の遺骨はネパールと印度との国境ピブラフワー村にまつら れてあり、阿育王が「一切の大地、大海の所々」に塔を建ててまつれと 分けたのはダビ所の灰を、他のもので練り固めて、米粒大の宝石状にし たのだと言います。今日、我が国にも、あちこちの都市の郊外に、円形 屋根の印度風の建物の仏舎利塔が建っていますが、その多くは阿育王の 84,000に分けられたものを、更にその一部を分けて伝来したものです。 ピブラフワーの仏舎利の一部はタイ国王から、日本仏教徒に贈られ、名 古屋の覚王山日進寺に納められ、各宗交代でおまつりしております。 通ぶった人が寿司屋で「舎利は小さくしてくれ」などという舎利は米飯 の事で、これは寺家から出た隠語で、その形状が似ているところから言 った言葉でしょう。 小さい石の集まりを「砂利」と言うのも、舎利の形と似ているから出た のだと言う説もあります。 いたずらで手に負えぬ悪たれ小僧を「ジャリ」と言うのは、芸能の世界 の隠語で興行中騒いでご飯の中の砂のように始末に負えぬとの意で、舎 利には関係がありません。 ---生駄密蔵先生著「暮らしの中の仏教語」に依る--- -------------------------------------------------------------------- ■頭の体操 −やさしい数学− 第9回 解答 -------------------------------------------------------------------- 前回の問題と答えです。 ノートを80冊仕入れました。仕入れ値の20%の利益を含めて定価を付 けました。初め定価で売り、残りは大売り出しの日に定価の10%を引 いて1冊162円で全部売りました。ノート80冊の売上高は14,040円でし た。 1.ノート1冊の仕入れ値は何円でしたか? 2.大売り出しの日に売ったノートは何冊でしたか? **************************************************************** 答え **************************************************************** 162円÷(1-0.1)=180円……定価 180円÷(1-0.2)=150円……仕入値 (80冊×180円−14,040円)÷(180円−162円)=20冊……大売り出しで 売ったノートの数 ------------------------------------------------------------------- ■ 編集後記 -------------------------------------------------------------------- あの暑さがうそだったかのような、冷んやりした風が吹く季節となりま した。体調を崩されている方、おられませんか?こう問いかけている私 も実は不調になりまして、いつも行く鍼灸院へ行き、鍼とあんまをして もらい ただ今復活中です。 この先生に聞くところによりますと、患者さんが多くなるのは決まって 季節の変わり目だそうで、真冬・真夏の頃はかえって少ないそうです。 体も季節によって切り替えを行うそうですが、自律神経の不調などでう まく出来ない人が多いようです。 ちなみに私の不調の原因は過剰なストレスで体が固くなっているとの事。 そういえば思い当たる節が色々と。。。その時は何とも思っていないの ですが、知らず知らずの間に体のこわばりとなって出てきたようです。 目に見えないものだけに計りようがないのですが…。 皆様も夏のお疲れが出ませんように。(ぱせり記) -------------------------------------------------------------------- □□ 次号(第40号)発行予定日 2006年11月13日(月) -------------------------------------------------------------------- ◆バックナンバー<http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000124366> -------------------------------------------------------------------- □□ 著者:山野鈍海 <http://www.eonet.ne.jp/~panacee/> □□ 発行責任者:ぱせり <http://plaza.rakuten.co.jp/maywind/> □□ 叱咤・激励のお便りはこのメールマガジンに「返信」して下さい。 -------------------------------------------------------------------- □□ mag2ID:0000124366 『こころのともしび』月1回月曜日発行 -------------------------------------------------------------------- □□ 読者登録解除は下記のホームページからお願いします。 http://www.eonet.ne.jp/~panacee/ -------------------------------------------------------------------- □□ 『まぐまぐ』を利用して発行しています。 http://www.mag2.com/ -------------------------------------------------------------------- Copyright (C) 2005 Donkai Yamano All Rights Reserved. -------------------------------------------------------------------- ******************************************************************** ど素人の百合おばさんがネット商人のたまご?になるまでの苦労談や 耳寄りなお話が満載! 百合おばさんのネット奮戦記 <http://www.onlinenikki.com/> ********************************************************************


