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派遣社員の視点から見た、ビジネスマンのあるべき姿・本質について掲載します。今の自分を変えたいと思っている人の役に立てばと考えています。

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2009/01/20

poco a poco 『一流の派遣社員になるために』 No.261

                             2009年01月20日発行
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poco a poco 『一流の派遣社員になるために』               No.262
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                         http://www.pocoapoco.ecnet.jp/
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「浪費者であることとの決別」

一般的は派遣社員の給料は決して高いものではなく、そして年功序列でもないため、
何歳になっても給料が劇的に増えるということはありません。正社員の給料が年齢と
ともに増えていくのはその年功序列制度により初任給が抑えられていることと、役職
というものがあるためです。ほとんどの企業には役職者手当てというものがあります
。派遣社員には当然役職がないため、給料が増加していかないのです。もちろん時給
を上げていくためのスキルアップは可能ですが地道な作業ではあります。

しょっぱなから暗い話題になりましたが、派遣社員の生涯賃金は正社員の生涯賃金を
大きく下回ることから目を背けるわけにはいきません。なぜなら、その認識があって
はじめてライフスタイルを変える決意が出来るからです。大雑把に言えば正社員の生
涯賃金は2億円を少し越えるぐらいになります。派遣社員は1億円にも満たないぐら
いです。この賃金格差自体に問題があるのは事実です。ただ、それを嘆いても生活は
楽になりません。「その収入の中でいかに豊かに暮らすか」だけが重要なのです。

収入が半分ならば買える物は当然半分になります。だからできるだけ安いものを買う
というのではとても豊かになれそうにもありません。節約という意味では正しい選択
ではありますし、同じモノを買うならできるだけ安く買うという意識は必要です。そ
れよりも私たちに必要なのは「買わない」意識です。今の世の中には本当にモノが溢
れていて、購買意欲を掻き立てられます。そして、それらによって生活が魅力的にな
るという情報が蔓延しています。でも、それらは幻想に過ぎません。

例えば最近ブームになっているマラソンですが、それらに関する雑誌を見ると本当に
かわいいランニングシャツだったり、速く走れそうなシューズの記事が書かれていま
す。飲むだけで体調が良くなるというサプリメントなどについても書かれています。
ランニングにはまれははまるほどそのようなグッズが欲しくなるような文章で購買意
欲を煽っているかのようです。「ランニングを継続するには気に入ったおしゃれなラ
ンニングシャツの購入が大事」なんて書いてあったりもします。

確かにお気に入りの服装で走ることが出来ればモチベーションも上がるのかもしれま
せん。ただ、そこまでしなければ走れないのなら最初から走らなければいいのだと私
は思うわけです。体に良いサプリメントがなければ速くなれないなら、その人はその
レベルの選手なのですから、ありのままの自分を受け入れてその中で速くなるための
練習を行えばいいのです。ランナーの多くがそう考えるとモノが売れなくなります。
そうなると企業は雑誌に広告を出してくれなくなります。

これが消費者社会の現実です。雑誌は雑誌が売れて儲かるのではなく、そこに載せる
広告で成立しているのです。もちろん本当に素晴らしい商品も世の中にはあります。
そしてありとあらゆるものを買うなとは言いません。私が行った中国の東北部では気
温がマイナス20度にもなります。そんな環境で買い物をすべきではないからと厚手
の靴を我慢するのは愚かな行為です。生活に必要なものは買わなければいけません。
そうではなく、無駄な買い物をしないことが大事なのです。

無駄な買い物をしないために雑誌はコンビニや本屋で立ち読みをする。これはNGで
す。そもそも雑誌は購買意欲を掻き立てるためだけの媒体でしかありません。そして
何よりも「立ち読み」という行為が心の貧しさの現れです。そんな人はどれだけ努力
しても豊かにはなれません。欲しい本が2冊あって、どちらかを選ぶために内容を確
認するぐらいならまだいいでしょう。少し前に内容を携帯のカメラで撮る人がいたよ
うですが、それはもう救いようのない行為だと考えてください。

まずはモノを買わなければいけないという考え方を捨ててください。快適さの先に豊
かさがあったのは高度成長期までです。現代の日本、少なくともこのメルマガを読め
る環境にある人たちの生活水準では快適さの先にあるのは浪費だけです。ひとつの買
い物がさらに別のモノを呼び込みます。新しい携帯ミュージックプレイヤーを買えば
音の良いイヤホンが欲しくなり、時間が経てば新機種が出てまた欲しくなる。その連
鎖の中から抜け出した人だけが本当の豊かさを見つけられるのです。
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                       発行部252部(2009年01月13日現在)

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