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派遣社員の視点から見た、ビジネスマンのあるべき姿・本質について掲載します。今の自分を変えたいと思っている人の役に立てばと考えています。

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2009/01/13

poco a poco 『一流の派遣社員になるために』 No.261

                             2009年01月13日発行
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poco a poco 『一流の派遣社員になるために』               No.261
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                         http://www.pocoapoco.ecnet.jp/
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「中国の今を感じる旅」

3連休に1日加えて中国に行ってきました。その1週間前には四国でテントを張りな
がら歩いていたと思うと不思議な感覚です。目的地は長春に住む友人の家だったので
すがちょうどよい直行便がなく、北京経由での旅行になりました。先週のメルマガで
新しいライフスタイルの提案と言っておきながらいきなり散財かと思うかもしれませ
ん。ただ私は「収入が少ないから海外に行かない」という発想も古いものだと考えて
います。低収入でも海外旅行に行けるにはどうすればよいか考えるべきです。

もっとも今回の旅行はその検証ではなく、新しいライフスタイルがひらめく前から決
まっていたもので、今さら取りやめることも難しかったので、前述は私なりの言い訳
です。それでも行ってみたら感じるもの、取り入れるべきものがたくさんありました
。北京はオリンピックが開催されたこともあり完全に近代化された街で、数年前に一
度訪れていたのですが、そのときとまったくイメージが異なりました。そういう意味
では北京で参考になるものはほとんど得られませんでした。

一方、長春は昔からある中国の地方都市で、自動車産業が発達しているので市民の自
動車所持率がかなり高いように感じました。大学もたくさんあり、日本語を学んでい
る人も少なくないようです。友人の勤めている会社は日本からの仕事を請けていて、
日本語を話せることが入社の必須条件だそうです。その長春の平均月収が4000元程度
だそうです。日本円で4万円といったところでしょうか。もちろんその収入で車を買
えるわけはないので、収入格差が相当あるのだと思います。

ただ4万円あればわりと豊かな暮らしが出来るのも事実です。物価が圧倒的に安く、
例えば友人と食べた朝食、お粥2人分と肉まん6個が5元なので60円になります。
そしてその肉まんの味は私が国内で食べたことのあるどの肉まんよりも圧倒的に美味
しいのです。肉まんだけでなく野菜が非常に美味しいというのが私の印象です。中国
野菜の安全性など多々問題はあるかと思いますが、そこで暮らす人たちは安くて美味
しいものを毎日食べているのです。

安くて美味しいものが手に入る反面、コーヒーや紅茶などの嗜好品は信じられないよ
うな値段になります。もちろん日本に比べれば安いのですが。1食が10元もあれば
十分食べられるのに、コーヒーや紅茶は30元とか50元とかするのです。そういう
お店は一部の限られた人たちのもので、一般市民はほとんど見向きもせずに、気温が
マイナス20度にもなろうかという路上で3元の麺類をすすっています。その表情に
悲壮感はなく、むしろその寒さを楽しむかのように暮らしているのです。

もちろん私が見たのは長春の一部分だけであり、その側面から見たことだけしか感じ
ることが出来ていません。彼らが何を望んで暮らしているかなんて想像もできません
。ただ、豊かさのベクトルが私たちと違うことだけは確かで、もしかしたら派遣社員
が求めるべき豊かさの参考になるものがそこにあるような気がしています。彼らはコ
ーヒーを飲めなくても豊かで、世界各国のカクテルがなくてもビールと白酒で楽しむ
ことが出来ています。品物の多さも豊かさとは関係ないのでしょう。

満たされた状態では人間は幸せを感じることが出来ない。それは私がこれまでずっと
考えてきたことです。そして楽しさは苦しさの中にしかないというのも私の持論です
。長春の街はそれがある程度正しいことを私に示してくれたような気がします。そし
て、もし日本で職に困ればここに来ればなんとかなるという感覚も得られました。少
なくともある程度スキルアップしてきた人ならば長春で引く手数多でしょう。日本よ
り収入は減りますが、貯蓄は増えることでしょう。

そういった安心感も旅に出て初めて分かることです。収入が低くても世界を見る必要
があると感じているのはそのためです。将来派遣で食べていけなくなっても収入を得
る手段として海外進出という案を持っていれば心に余裕が出てくるはずです。むしろ
気に入った場所があればすぐにでも行って暮らしてみればいいのです。派遣社員はボ
ーダーレスであるべきです。国というボーダー、そして自分の殻というボーダーを消
してしまいましょう。私たちの可能性は無限大なのですから。
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                       発行部250部(2009年01月13日現在)

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