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派遣社員の視点から見た、ビジネスマンのあるべき姿・本質について掲載します。今の自分を変えたいと思っている人の役に立てばと考えています。

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2008/12/23

poco a poco 『一流の派遣社員になるために』 No.258

                             2008年12月23日発行
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poco a poco 『一流の派遣社員になるために』               No.258
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                         http://www.pocoapoco.ecnet.jp/
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「ここが踏ん張りどころ」

先日、私がお世話になっている設計会社の忘年会がありました。どの会社でもそうで
すが社長の席近くというのは敬遠されやすく、遅れて参加した私は必然的に社長さん
に近い場所に座ることになりました。私はお酒の席というのはチャンスを作る場、種
を蒔く場であると考えていますので、与えられた環境で自分が出来ることをしながら
楽しむことにしています。なので今回は社長さんの考え方やこの厳しい状況をどう打
破していくつもりなのかをじっくり聞いてみました。

聞けば聞くほどいつ会社が傾いてもおかしくない、実際に中小企業の倒産が目に余る
ほどだという現状が伝わってきます。ただ、どんなことがあっても社員を守り抜くの
だという意思が伝わってきます。それは肩に力の入った無理な意思ではなく、経営者
が社員を守るのは当然だという自然体から生まれる意思でした。設計会社もお客さん
から仕事を請けられなければ仕事がなくなります。一般派遣ではなく特定派遣なので
仕事がないからといって人員を減らすことができません。

むしろこの状況下で人を減らすことになると景気回復時に仕事を請けるだけの技術力
がなくなっている可能性があるのです。技術力を向上もしくは維持させながらこの不
況の波を乗り切らなくてはならない。しかも仕事が少なくなっている。正直言って八
方塞がりに近い状況で経営することを放棄したくなるはずです。それでも社員を路頭
に迷わせないために知恵を絞るのが経営者だという姿勢は非常に気持ちよく、できる
範囲で協力したくなるものです。

このメルマガを読んでいる人の中で会社を経営されている人もいるかと思います。2
009年は派遣社員にとって厳しい1年になりますが、中小企業を経営する人にとっ
ても厳しい1年になるはずです。資金繰りがきつくなって身動きが取れなくなり、会
社をたたむことも考えるかもしれません。ただ、そうなったときにぎりぎりまでもが
いて、かっこ悪くても生き残って欲しいというのが私の願いです。私が言うまでもな
く企業にはそれを支える社員がいて、社員にはそれを支える家族がいるのですから。

私が新卒で入社したアルプス技研という会社で学んだことのひとつに、「逆境が人を
育てる」ということがあります。今でこそ上場企業のアルプス技研はもともとは個人
の設計事務所で、その時代から何度も何度も廃業のピンチがあったそうです。上場を
するときも簡単に出来たわけではなく、紆余曲折があり、なんとか綱渡りしながらの
上場だったようです。そこで経営者の松井利夫さんが学んだことが「逆境が人を育て
る」ということなのです。そして逆境はピンチではなくチャンスだとも言います。

今では本当に大きな会社になったので、すべての社員がその文化を受け継いでいるわ
けではありません。ただ私が入社した当時にはまだそういう気概を持った社員が多く
いました。私は数年前にアルプス技研から離れましたが、少なくとも逆境がチャンス
であるという文化はしっかりと引き継いでいるつもりです。ですので2009年は厳
しい年になると言いながら悲観的なわけではなく、むしろワクワクしているのです。
来年やってくるのは一生に一度の大きなチャンスの波だと思いませんか。

そんな気持ちにはなれない経営者もいるかと思います。ただ、逆境は何があっても乗
り越える気持ちを持っていて欲しいのです。私に出来ることがあるならどんなことで
も要請していただいてかまいません。微力ながら全力でこの逆境をチャンスに変える
ための方策を一緒に考えることぐらいは可能です。経営者が元気でなければ社員も元
気でなくなります。そうなると社会全体が暗くなります。そうならないためにここが
踏ん張りどころなのです。

もちろん経営者でなくても多くの人にとって踏ん張りどころです。もし厳しいと思う
ことがあれば、「これはチャンスなのだ」と自分自身に言い聞かせてください。自分
自身を変えるチャンスであり、自分自身を育てるチャンスでもあります。決して下を
向かず、自分の道を切り開いていきましょう。当然ですが経営者でなくてもそういう
気持ちを持っている人には私は協力していきます。行き詰ってどうしていいかわから
なくなったときにはいつでも相談してください。
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                       発行部247部(2008年12月23日現在)

【WEB】    http://www.pocoapoco.ecnet.jp/
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【発行】 poco a poco
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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000124083.htm
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