2008/12/02
poco a poco 『一流の派遣社員になるために』 No.255
2008年12月02日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ poco a poco 『一流の派遣社員になるために』 No.255 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.pocoapoco.ecnet.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「就職氷河期の再来」 契約社員や派遣社員の契約終了だけでなく、正社員に対するリストラも目に付くよう になってきました。人員整理という意味で最大のインパクトがあるのは来春の新入社 員に対する内定取り消しでしょう。内定式を行った後の内定取り消しということで、 法的な対処も行われる可能性があるようです。しかもマスコミなどで取り上げられる のは氷山の一角であり、かなりの数の学生が就職活動で苦しんでいるようです。現在 の4年生はまだいいとしてこれから就職活動を行う3年生はさらに厳しそうです。 私が就職活動を行っていた時期も就職氷河期と呼ばれ、現在の非正規雇用を作り出す 根源と言われていたようです。実際のところは自分の働き方を模索することで精一杯 だったので、内定が取れないことよりも働きたい職場を探すことしか頭になかったよ うに思えます。就職できないと感じなかったのは理系だったからかもしれません。む しろ就職氷河期にもかかわらず「ここで定年を迎えることはできない」という印象ば かりで、就職できないではなく就職したくない企業が多かったように感じます。 10年前のその当時はまだ終身雇用という考え方が色濃く残っていて、転職という選 択肢はあるものの、むやみに会社を変えることは一般的ではありませんでした。とこ ろが会社説明会を受けて感じたのは、ひとつを選びそこで働くことはいずれ閉塞感を 自分自身に与えることになるのではないだろうかということでした。会社という小さ な囲いの中で何十年も働き続けるという思想がそもそも私には無理があったのかもし れません。そしてそれが派遣を選んだ決定打でもあるのです。 私が選んだのは特定派遣の派遣会社でした。技術系の派遣会社は基本的に設計会社が 業務を請けるのに派遣という形態を利用しているタイプと、一般派遣のように派遣先 での業務を中心にして派遣会社との関わりが非常に薄いタイプに分かれます。前者は 地域密着型の中小企業で、後者は全国展開を行っている上場企業のような大企業によ くみられるタイプです。私が選んだのは後者ですが、正確には選んだというよりも前 者の存在を知らなかっただけなのです。 もっとも両者に明確な線引きがあるわけではなく、中小企業が成長して後者のような 派遣会社になることも少なくありません。結果的に私が選んだのは大手になりかけて いる派遣会社で、社内の一部に設計会社の色を残していました。ただそんな内部の状 態よりも、多くの職場を経験できるという魅力が私にとって非常に重要でした。そん な私は結局のところ約8年間で2社しか職場を知らないのですから面白いものです。 その間に一般社員も個人事業主も経験しているのも不思議な話です。 私は就職先を決めるときに会社に所属するのではなく、自分を磨く場だと考えてきま した。どんなときでも会社に依存するのではなく、会社と自分は同等の立場にあるの だとしてきました。ですので自分の考え方に反するようなことは上司の指示でも反発 することもあります、逆に指示されなくても自分の意思でよいと思ったことを率先し て行うようにしています。それは派遣会社内でも派遣先でも同じことで、ひいては日 常生活でもそれは適用されます。 多くの職場を経験したいという思いで選んだ派遣という働き方は、知らないうちに自 分自身のスタイルを貫ける働き方になっていたのです。もちろん正社員でも自分のス タイルを貫くことが出来るかもしれません。派遣社員だからこそ自分のスタイルを持 てないという人もいるでしょう。それでも私は派遣だからこそいきいきと働くことが できているのだと信じています。派遣に出会わなければ小さくまとまっていたことで しょう。こうやってメルマガを配信することすらなかったはずです。 これから就職活動を行う人に派遣を選んで欲しいとは言いません。人には適性という ものがあります。正社員向きの人や起業家タイプの人が派遣で働くのは容易なことで はありません。自分のスタイルを持ちながら、それでいて柔軟な姿勢を必要とされる のが派遣という働き方です。収入だって人に誇れるほどではありませんし、業種によ っては少なくなる人もいるはずです。ただ、働き方のひとつとして選択肢に入れてお けば氷河期の就職活動も少しは楽になるのではないかと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <相互紹介> ↓派遣先で理不尽な要求をされた経験のある人は少なくないと思います。提示され た条件がおかしいと思いながら派遣契約を結んだこともあると思います。おかし いと思っても根拠がなければ質問することもできません。そうならないためにも 労働法を学んでおくべきです。メルマガ『読めば身につく労働法ストーリー』は そんな労働法を分かりやすく理解することができるはずです。 ---------------------------------------------------------------------------- 『読めば身につく労働法ストーリー』 http://www.mag2/com/m/0000256256/html 労働法は、職場の必須ツールです。労働法の様々な考え方を、最近の判例を参考 にして、日常の出来事風にアレンジしました。労働法を、まさに『感じて』もら うためのメルマガです。使える労働法を身につけてください。是非読者登録を! 上記のURLをクリックすると、登録画面になります。 「まぐまぐ」から無料配信中 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行部242部(2008年12月02日現在) 【WEB】 http://www.pocoapoco.ecnet.jp/ 【MAIL】 info@pocoapoco.ecnet.jp ---------------------------------------------------------------------------- 【発行】 poco a poco ---------------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発行してい ます。 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000124083.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


