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2003年5月、スイスに移住してから色々な事があり、日本にいては経験できない事、人生初体験の連続。観光も含めて、移住経験、そして生活を通してのスイスや、私の旅行記を紹介します。

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2008/09/27

のり@ベルン、「私のスイス、ヨーロッパ」

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のり@ベルン、私のスイス、ヨーロッパ(91) 2008.9.26
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(91)
ロワール探訪-ロワールワインと古城と歴史を訪ねて2-

7月14日(月)
朝6時に起き、7時に出発。キャンプ場の入り口にはゲートがあって、ここ
が朝7時にならないと開かないので、それ以上早く出発することは出来なか
った。もっとも、夜が明けるのが6時頃なので、こちらでは午前7時はかな
り早朝なのかも知れない。(農民国家のスイスで7時は、もう出勤のお時間
だ)

まずはローヌ河口に向かう。ナントから約50キロ西。早朝のローヌ河口は
清々しかった。流石にフランス一長いローヌ川、河口も広々している。その
河口にでかい橋がかかっていて、横浜のベイブリッジを思い出した。その後
ナントに戻る途中、ミュスカデワインの地区を走ってみるも大したブドウ畑
を見ることが出来なかった。

ブドウ畑が現れたのはナントを過ぎて東に走ってからすぐだった。そこはミ
ュスカデ・セブル・エ・メーヌ地域になる。とても広々としたブドウ畑だっ
た。

かねてより目をつけていたワイナリー、ドメーヌ・ド・レキュに寄る。ここ
で言われたのが、「今日は革命記念日でどこもお休みだよ、僕がいてよかっ
たね。」知らなかった。確かにそうで、その後訪れたワイナリーはどこも閉
まっていた。とういか、お店もお昼過ぎからどこもかしこも閉まっていた。
午前中に買い出しを済ませておいたのはドメーヌ・ド・レキュで試飲させて
もらった事に次いでラッキーだった。ドメーヌ・ド・レキュのオーナーはビ
オワインの大家で、すごい日本通だった。何度も日本に行っていると話して
くれた。

ヴァレットという村はこの地区の首都と言われているのだが、首村という表
現が適切かも知れない。その後アンスニーを経てアンジュー地域でも力強い
白を作るサヴェニエールに着く。一面ブドウ畑だ。このブドウ畑の海をさら
に走らせ、レイヨン、古くからある有名な畑、カール・ド・ショーム、ボー
ヌゾーと抜けた。そしてアンジュー地区の中心地アンジェの南に位置するブ
リサックに着く。ここは上物の赤で知られている。ブリサックは丘の上の教
会を中心に町があって、その丘の麓に大変美しい城があった。

アンジェの町では、アンジェ城がなかなかの迫力だった。この地域は一時期
イギリスの領土になっていたりしている。イギリスの王が婚姻によってアン
ジュー地方の支配圏を得たことが理由なのだが、この様に婚姻による領土拡
大は、神聖ローマ皇帝の座を欲しいままにしたハプスブルグ家だけのお家芸
ではなかった様だ。王家どうしがあっちこっちで結婚しており、色んな所で
血がつながっている。フランスのブルターニュ併合も婚姻政策の結果だ。ヨ
ーロッパの貴族は昔から国際結婚だ。

余談だが、今のイギリス王朝はフランスのノルマンディ公の末裔で、ノルマ
ンディ公は一応フランスの臣下に当たる。このノルマンディ公・ギョーム2
世がイギリス王になる。これも婚姻政策によって王位継承権を得たことに端
を発している。ノルマン朝はイギリスでは王、フランスでは臣下というちょ
っとややこしい身分となった。さらにはフランス王女との婚姻によって王位
継承権保持者ともなり、もっとややこしい身分となる。イギリス王がそもそ
も今で言う2重国籍だ。(現代の国という概念はこの頃にはなかったのだが)
アンジェの後、ソーミュールに入った。ここもワイン地区。特にシャンポー
ル村とその周辺に広大なブドウ畑が広がっている。ソーミュールにも美しい
城が建っていて、ロワール川を見下ろしている。

ソーミュールからトゥールにかけてのロワール川沿いには、河岸に岩肌を露
出させた崖が続いている。この壁をくりぬいて家を作っているのがこの地域
の特徴となっている。家の大部分は洞窟なのだが、その表には家らしき装飾
が施されている。見た限り、岩に突っ込んだ家の様相を呈している。ワイナ
リーも沢山あって、ご自慢の洞窟カーヴが売り物になっている。

この地域のモンソローというところで、本日のキャンプとあいなった。キャ
ンプ場からはこの洞窟家屋が良く見学出来た。またロワール川の川面に映っ
た夕焼けがとても美しかった。夜、急に花火の音が鳴り響き、革命記念日だ
ったことを思い出す。その後ひとしきり車やバイクの音がした。きっと花火
帰りなのだろう。


このロワール探訪はHPで写真が楽しめます。
http://swiss.wonderful.to/index.html
よりどうぞ。
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発行者:のり@ベルン 発行番号:0000123820
Web:http://swiss.wonderful.to/
登録・解除はhttp://swiss.wonderful.to/mag.html

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